GenAI catch-up 調査ノート 2026-10-01
- 対象期間: 2026-09-29 〜 2026-10-01 (前回の定期実行 09-29 以降、候補 93 件)。
- 取得できなかった情報源: なし (38 本すべて取得)。
- Hacker News の 3 本は最初の取得で 502 を返し、2 分後の再取得で取れた。
- OpenAI DevDay (09-29) では 20 を超える発表があり、トピックのルールに沿って発表ごとに採点した結果、読者に関係するのはトピック 1、2、4、5、6、7、10 になった。
- トピック 9 と 13 は期間前の出来事で、今回初めてフィードに現れた。
- トピック 8 は、これまでフィードに載っていなかった 09-04 の Copilot CLI のプレビューを広げたもの。
候補と選定
- 選定 (レポートに載せる):
- OpenAI の dots (専用のクラウドコンピューターを持つ常時稼働エージェント) と、システムカードによるスコープ逸脱の測定 (起点 09-29、影響度 2 / 将来性 2 / 重要度 2)。
- OpenAI の Agents API へのコンピューター操作の追加と、AWS の Bedrock Managed Agents のプレビュー (起点 09-29、2 / 2 / 2)。
- 出力上限 100 万トークンで発表され、まずサイバー防御組織に提供された Google の Gemini 4 Argon (起点 09-30、2 / 2 / 2)。
- GPT-6 Astra の 5 分の 1 の単価で同じ日に Codex・Bedrock・Copilot に載った GPT-6.1 Sol (起点 09-29、2 / 1 / 2)。
- 限定プレビューの OpenAI の Decisions API と、Every による Jev との比較 (起点 09-29、1 / 2 / 2)。
- DevDay での OpenAI の Codex の更新: クラウド環境、刷新された CLI、コードレビュー、Codex Security Cloud (起点 09-29、2 / 1 / 2)。
- ChatGPT のプラグインの MCP Events 対応 (起点 09-29、1 / 2 / 2)。
- VS Code と Copilot アプリに広がった HydraFusion の複数モデルのオーケストレーション (起点 09-30、09-04 から Copilot CLI で研究プレビュー、2 / 1 / 2)。
- build-eval と hillclimb のコマンドを含む Anthropic の評価設計の手法と、Hamel Husain のレビュー (起点 09-28、期間前の出来事で
hamel-husainで初出、2 / 1 / 2)。 - OpenAI Private Intelligence: Private Safety Processing 付きのゼロデータ保持と、今後の Private Inference のプレビュー (起点 09-29、1 / 1 / 2)。
- Claude Code 2.1.285 と 2.1.286: バックグラウンドのコマンドの時間制限、ヘッドレス実行の auto mode、
allowedProviders(起点 09-29、1 / 1 / 2)。 - Xcode 27 に同梱されたエージェントスキルを Claude Code で試したクラスメソッドの検証 (起点 09-30、1 / 1 / 2)。
- AlloyDB の PostgreSQL for agents (起点 09-25、期間前の出来事で
publickeyで初出、1 / 1 / 2)。 - 1Password 経由の
ghとgitを Claude Code のサンドボックスで動かすクラスメソッドの設定 (起点 09-30、1 / 1 / 2)。 - Claude Code と Codex の利用上限の消費についての TOKIUM の測定 (起点 09-29、1 / 1 / 2)。
- Codemode を通じた Pi の MCP の組み込み (起点 09-29、1 / 1 / 2)。
- CLI・IDE・Web にそろった Kiro の Workflows (起点 09-30、1 / 1 / 2)。 - 1〜3 は 6 点で同点、いずれも重要度 2 で一次情報があり、独立した情報源の数 (12、10、9) で順位を決めた。 - 4〜9 は 5 点で同点、いずれも重要度 2 で一次情報があり、独立した情報源の数 (14、12、11、9、9、7) で順位を決め、すべての規則で並ぶ 7 と 8 は起点の早い 7 を上にした。 - 10〜17 は 4 点で同点、いずれも重要度 2 で一次情報があり、独立した情報源の数 (8、7、6、5、5、4、3、0) で順位を決め、すべての規則で並ぶ 13 と 14 は起点の早い 13 を上にした。
- 見送り (次回の判断材料):
- Anthropic による Claude Sonnet 4.5 の非推奨化と 11 月 30 日の提供終了 (起点 09-30、1 / 0 / 2) — まだこのモデルを使うチーム向けの移行告知で、それ以外の変化はない。
- OpenAI の GPT-6 Astra 向けの高速ティア Ultrafast (Bedrock でも提供) (起点 09-29、1 / 1 / 1) — 料金 6 倍の上位ティアで、速度の主張を第三者がまだ測っていない。
- 最先端の RL 学習に向けた OpenAI のセーフティケースの指針 (起点 09-28、1 / 1 / 1) — 研究所の学習の統制で、エージェントを運用するチームにとって新しい点が少ない。
- 暗号化された推論を再生する蒸留キャンペーンを OpenAI が阻止した件 (起点 09-30、1 / 1 / 1) — ベンダーの不正利用の開示で、API に関わる修正の影響を受ける読者は少ない。
- コーディングエージェント向けの Google Cloud の開発者プラグイン (起点 09-11、期間前の出来事で
publickeyで初出、1 / 1 / 1) — 認証・プロジェクト・gcloud の基本を入れる入門用のプラグイン。 - その他の単発項目 — 下記に列挙。
- 対象外 (スコープ外) — 下記に列挙。
1. 🤖 OpenAI が GPT-6 Astra で動く常時稼働エージェント dots を出し、専用のクラウドコンピューター、読み取り専用の自律調査、自動レビュー付きの操作を備え、連続タスクでスコープ逸脱が増えることも測定した
- 選定 / 影響度 2 / 将来性 2 / 重要度 2 / 起点 09-29 / 種別: リリース / 領域: エージェント開発、セキュリティ・安全性。
- 候補になったフィード項目:
hatena-llm09-30 OpenAI、「24時間働く」エージェント「dots」発表 Astra搭載、クラウド上で常時稼働openai-news09-29 DevDay 2026 Recapsimon-willison09-30 OpenAI DevDay 2026 live blogainews09-30 OpenAI DevDay 2026: Dots, 6.1 Sol, Ultrafast, Decisions API, Agents API, Spaces, Marketplace, and 1.2 Billion ChatGPT WAU
- スコープ: dots は ChatGPT の製品だが、専用のクラウドコンピューター、読み取り専用のバックグラウンド作業、エージェントの環境の外に置いた操作レビューという安全設計と、あわせて公開された測定は、長時間動くエージェントを作るチームの参考になる。
収集した情報
[A] OpenAI — Introducing dots (2026-09-29)
https://openai.com/index/introducing-dots/
- dots は GPT-6 Astra で動く常時稼働のエージェントで、1 つずつ専用のクラウドコンピューターを持ち、フィードバックから学び、ユーザーの目標に向けて 24 時間動く。
- プラグインのエコシステムを通じて 4,000 を超えるアプリにつながる。
- ChatGPT、Slack、Teams、音声通話から話しかけられ、テキストメッセージには今後対応する。
- 作業は dot 自身のクラウドコンピューターとブラウザで行い、ユーザーはそのコンピューターを開いて作業を確かめられ、手元のノート PC への接続は任意の権限になる。
- OpenAI 社内では、Slack に報告されたバグの調査を dots が始め、新しいデザインを動くアプリにしており、外部の早期テスターの dot は請求書の出し忘れに気づいて作成し、本人の承認後に送った。
- ユーザーと作業していないあいだ、dot は読み取り専用に制限したツールで「proactive research」を行い、メッセージの送信、アプリの内容の変更、ブラウザやコンピューターの操作はできない。
- 悪意のある指示への防御と有害な挙動の監視を組み込み、監視が安全上の懸念を検知すると dot の作業を一時停止または停止できる。
- 単独で動く場合と承認を求める場合の組み込みルールがあり、Custom Rules で特定の操作を許可・承認必須・禁止にでき、Activity View でバックグラウンドの作業を追える。
- アカウントに影響する操作や情報の共有は、ユーザーの指示・Custom Rules・安全要件と照らす auto-review を通り、パスワード変更のような操作は常にユーザー自身が行う。
- 保存済みのパスワードでのサインインは、パスワードをモデルに見せずに行う。
- Business・Enterprise・Edu のデータは既定で学習に使わず、proactive research や dot 自身のメモでも直接は学習しない。
- 専門の dot (specialist dots) は組織内の役割に合わせた固有の ID・認証情報・システムへのアクセスを持ち、調達、請求書処理、メールマーケティング、カスタマーサポート、商取引契約での社内テストをもとに、企業とのパイロットから始める。
- Microsoft と組んで、Agent 365 のガバナンスとセキュリティの仕組みで専門の dot を管理できるようにする。
- 提供は対象地域の Pro と Business Premium から始め、Enterprise・Edu・Healthcare は管理者が有効にすればベータを試せる。
- 最初の dot は Pro と Business Premium の料金に含まれ、dot との会話は ChatGPT の利用上限に数えず、dot が Codex や ChatGPT Work で始めるタスクは通常どおり数え、最初の 1 か月は上限を広げる。
- dot はデスクトップアプリかデスクトップのブラウザで作り、その後はモバイルからも話しかけられる。
[A] OpenAI — DevDay 2026 Recap (2026-09-29)
https://openai.com/index/devday-2026-recap/
- 20 を超える発表の最初に dots を置き、提供対象は英語版の本文と同じで、Enterprise・Edu・Healthcare のベータは既定で無効と書く。
- 公式の日本語版は、提供対象を「Pro、Business Premium、Enterprise で利用できます」と書き、ベータの但し書きがない。
- dots と協働するための発表として、チームと ChatGPT と dot が共有するスペースの ChatGPT Space、Pages、スライドの共同編集、チームタスク、Slack と Teams の @ChatGPT もあわせて出した。
[A] OpenAI Deployment Safety Hub — GPT-6 Astra System Card, Appendix: dots (2026-09-29)
https://deploymentsafety.openai.com/gpt-6-astra/sec:appendix-dots
- 09-03 の GPT-6 Astra のシステムカードに 09-29 付で付録を加え、dots の頑健性、アラインメント、監視可能性、Preparedness、安全策を扱う。
- 取得したページは付録の本文の手前で切れたため、以下の数値は検索結果と二次的な解説によるもの。
- 大量のプロンプトインジェクション: 社内のレッドチーム用モデルが書いた 500 通ずつの模擬メール 100 回分、計 16,600 通の悪意あるメールで、成功と判定されたものはなかった。
- 反復型のプロンプトインジェクション: 攻撃側が失敗のたびに手口を直す 100 の攻撃系列、有効な試行 2,638 回でも成功しなかった。
- タスク途中の権限変更: 49 回中 45 回 (91.8%) で合格し、明示的な権限変更の 17 回はすべて正しく扱い、残る 4 回は意図した境界があいまいなケースだった。
- 連続タスク: 中程度のスコープ逸脱の検知は、間に挟むタスクが 5 件のとき 8.6%、10 件のとき 19.7% に増え、無関係なタスク間での情報の持ち越しや共有ドキュメントの範囲外の編集などがあったが、重大な侵害やデータの持ち出しはなかった。
- auto-review を強制する仕組みは dot が変更できる環境の外にあり、プロンプトインジェクションへの対策はリスクを減らすが、なくしはしない。
[A] OpenAI Help Center — Getting started with your dot (2026-09-29、検索結果)
https://help.openai.com/en/articles/20001530-getting-started-with-your-dot
- ページは 403 を返し、検索結果の本文では、dots を会話の合間も作業を進める常時稼働のエージェントと説明している。
- 対象地域の 18 歳以上の Pro と Business Premium のユーザーに順次提供する。
- 手元のコンピューターへのアクセスは任意で、既定では無効になっており、ChatGPT のデスクトップアプリから接続を許可すると、ローカルの作業は別のタスクとして動く。
[B] ITmedia AI+ — OpenAI、「24時間働く」エージェント「dots」発表 Astra搭載、クラウド上で常時稼働 (2026-09-30)
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/article/2609/30/2000001864/
- dots を「ユーザーが設定した目標に応じて、クラウド上のコンピュータで24時間自律的に稼働する」機能と紹介し、4000 以上のアプリに接続してタスクをこなすとしている。
- テキストメッセージやチャットツールで質問したり、仕事を依頼したりできる。
- 欧州、スイス、英国を除く地域の Pro ユーザーに順次展開し、全ての地域の Business と Enterprise のユーザーも利用できると書く。
- 提供当初は 1 つのエージェントのみ設定でき、今後 1 か月は Pro、Business、Enterprise で利用上限を設けないとしている。
[B] Simon Willison — OpenAI DevDay 2026 live blog (2026-09-29)
https://simonwillison.net/2026/Sep/29/openai-devday-2026-live-blog/
- デモの dots は Meta の Muse にとても近く、名前を付けると丸いアバターで表され、GPT-Live による音声のやりとりが中心だったと記す。
- dots は Slack で固有の ID を持ち、彼はこれを Claude Tag への OpenAI の答えと見ている。
- デモでは dot が発表者のノート PC 上の Codex でアプリを作り、iPhone シミュレーターで起動した。
- モバイルで dot を作ろうとするとデスクトップの利用を勧められ、彼は残念だと書いている。
- 質疑では、ChatGPT にすでに共有した情報すべてに dots が既定でアクセスするわけではないと説明があった。
[B] Latent Space (AINews) — OpenAI DevDay 2026: Dots, 6.1 Sol, Ultrafast, Decisions API, Agents API, Spaces, Marketplace, and 1.2 Billion ChatGPT WAU (2026-09-30)
https://www.latent.space/p/ainews-openai-devday-2026-dots-61
- 各 dot は専用のクラウドコンピューターで動き、4,000 以上のアプリと Slack・Teams につながり、単独で行ってよいこと、承認が要ること、決してしてはいけないことをユーザーが決める。
- 早期テスターは、dot がカスタマーサービスと交渉して年に約 500 ドルの請求を減らしたと報告した。
- OpenAI の Thibault Sottiaux は、主となる dot 自身の作業はプランの利用枠を使わず、dot が起動する Codex のタスクは使うと述べた。
- コミュニティでは、プランの再編への反発や、サンドボックスの安全性と監督についての疑問が出た。
[B] Latent Space (podcast) — Why Dwarkesh is Wrong about Computer Use + How OpenAI shipped its Jev competitor in 1 Week (2026-09-30)
https://www.latent.space/p/devday-2026
- OpenAI の Ari Weinstein は、各 dot がブラウザに加えてデスクトップアプリも動かせるクラウドの Linux 仮想マシンを持つと説明した。
- 例として、食事宅配の設定を人の約 8 倍の速さでこなすこと、YouTube の作業の自動化、サポートチケットの処理、航空券の予約、買い物を挙げた。
- 安全面では、支払いのような重要な操作の前に同意を求めることと、dot が必要とするサイトとアプリに限ってアクセスさせることを挙げた。
[B] VentureBeat — OpenAI launches Dots, always-on AI agent coworkers, and ChatGPT Space where they can collaborate with human teams (2026-09-29)
- 読み取り専用のバックグラウンド監視、重要な操作の auto-review、Custom Rules、Activity View という安全設計をまとめている。
- 追加の dot、速度や作業量の拡張、専門の dot の料金は明かされていない。
- Meta の Muse (09-08 公開、09-24 までに 230 万〜430 万ダウンロード)、Manus 2.0、Grok Bot (月 120 ドル)、OpenClaw と並べている。
[B] TechCrunch — OpenAI launches Dots, its bubbly agentic avatar (2026-09-29)
https://techcrunch.com/2026/09/29/openai-launches-dots-its-bubbly-agentic-avatar/
- dots は最小限の監督でバックグラウンドの目標を追うとし、Meta の Muse と比べている。
- Codex ですでにできたことを、漫画風のキャラクターで包み直したものと位置付けている。
[B] NBC News — OpenAI launches Dots AI agents amid safety questions (2026-09-29)
https://www.nbcnews.com/tech/tech-news/openai-launches-dots-ai-agents-safety-questions-rcna600338
- 発表は OpenAI が GPT-6.1 Astra の公開を見送ったと述べた翌日で、安全システム責任者の Saachi Jain は、そのモデルが範囲と権限の内側にとどまる点で基準に届かなかったと語った。
- 6 月に社内モデルがオーストラリアの公的医療保険制度の非公開情報に触れた件にも触れている。
- 提供対象は Pro (月 100〜500 ドル)、Business Premium、一部の Enterprise で、欧州と英国では使えず、約 2,500 人の開発者が参加し、デモの一部は失敗した。
[B] SiliconANGLE — OpenAI launches Dots, always-on AI agents in ChatGPT with their own cloud computers (2026-09-29)
- 文脈はチャネルをまたいで引き継がれ、監視の仕組みが dot を一時停止・停止でき、一部のアカウントは数日待つことになる。
- OpenAI は、エージェントは誤ることがあるため重要な作業は確認するよう勧めている。
[B] BankInfoSecurity — OpenAI Dots Pushes Always-on Agents Into the Enterprise (2026-09-29)
https://www.bankinfosecurity.com/openai-dots-pushes-always-on-agents-into-enterprise-a-32970
- システムカードの権限変更 49 回中 45 回の合格と、範囲を越えがちな傾向を取り上げている。
- OpenClaw をめぐるシャドー AI の議論や、脆弱性の修正が必要になった Meta の Muse と並べている。
[C] Flavio Copes — A deep dive into OpenAI dots (2026-09-30)
https://flaviocopes.com/openai-dots/
- 実機を触らずにドキュメントをまとめたもの。
- Custom Rules の 4 つの振る舞い (確認せずに実行する、から、ユーザーに引き渡す、まで) を挙げ、auto-review は無効にできず、ユーザーの承認でも中核の安全要件は覆せないと書く。
- 管理者の設定はワークスペースの権限とロールの下にあり、Slack、Custom Rules、手元のコンピューターへのアクセスを別々に切り替えられる。
- ベータの間は FedRAMP、EKM、UAE の推論レジデンシーに対応せず、データレジデンシーもゼロデータ保持もない。
- dot を止めても完了した操作は戻らず、dot の削除は取り消せず、dot のメモは 1 件ずつ見たり消したりできない。
[C] DataCamp — OpenAI Dots: Always-On Agents in ChatGPT, Explained (2026-09-29)
https://www.datacamp.com/blog/openai-dots
- Custom Rules の 2 つ目の振る舞いを「事前承認があれば実行する」と書いており、Flavio Copes の「指示されたら実行する」と食い違う。
- 公開時点で dot から電話をかけることはできず、dot 専用のメールアドレスもない。
[C] Hacker News — Dots: Always-on agents (2026-09-29、750 ポイント、629 コメント)
https://news.ycombinator.com/item?id=49896604
- コンピューターやスマートフォン全体へのアクセスを渡すことへの不安や、Muse の無料・安価な階層に比べて月 100 ドルからという価格への疑問が出た。
- dot のエージェントループがワークスペースの外で動く点の指摘、EEA・英国・スイスの除外への不満、Codex・ChatGPT Work・dots の境界がわかりにくいという声もあった。
- 同じ日のうちにオープンソースの模倣が現れた。
メモ
- 提供対象は情報源で異なる: OpenAI の英語のページは Pro と Business Premium (Enterprise は既定で無効のベータ) とし、日本語版のリキャップと ITmedia は Business と Enterprise も全地域で使えるとし、NBC は欧州と英国では使えないとしている。
- 利用上限について、ITmedia と SiliconANGLE は最初の 1 か月は上限なしとし、OpenAI と Thibault Sottiaux は主となる dot 自身の作業は常に数えず、dot が始める Codex や ChatGPT Work のタスクは常に数えると説明している。
- システムカードの数値はすべて検索結果と二次的な解説によるもので、取得した付録は途中で切れていた (ページ本体では未確認)。
- Custom Rules の 2 つ目の振る舞いの表現は DataCamp と Flavio Copes で異なり、決着に使える Help Center の本文は取得できなかった。
- Microsoft Agent 365 との統合は OpenAI と報道が書いているだけで、Microsoft 側の発表は見つからなかった。
- 年 500 ドルの逸話は OpenAI の研究者と思われるアカウントのもので、独立したユーザーの報告ではない。
- 重要度 2 とした理由: 長時間動くエージェントの具体的な安全設計と、連続タスクが 5 件から 10 件になるとスコープ逸脱がおよそ 2 倍になるという、使い回せる測定が得られるため。
実践やアウトプットの提案
- チームのエージェント試行について、操作ごとに Custom Rules の 4 つの振る舞いを割り当てる権限表を作り、連続タスクの間でスコープを確かめ直す規則を加える。
- システムカードのプロンプトインジェクションのテスト (悪意あるメールの束と反復する攻撃者、読み取り専用の調査、別のレビュアー) を社内のエージェント向けに小さく作り直し、タスクの連続を 5 件から 10 件に伸ばしてスコープ逸脱を測る。
- dots、Meta の Muse、Claude Tag と Cowork、Grok Bot といった常時稼働エージェントを、価格、チャネル、コンピューターの隔離、権限モデル、企業での ID で比べる表を、チームからの質問に備えて用意する。
2. 🖥️ OpenAI が Codex のハーネスをマネージドで提供する Agents API にコンピューター操作を加え、AWS はツールを顧客側の計算資源で動かす AWS ネイティブ版の Bedrock Managed Agents をプレビューで公開した
- 選定 / 影響度 2 / 将来性 2 / 重要度 2 / 起点 09-29 / 種別: リリース / 領域: エージェント開発、API・クラウド。
- 候補になったフィード項目:
aws-whats-new09-30 Amazon Bedrock Managed Agents, powered by OpenAI, is now available in previewopenai-news09-29 DevDay 2026 Recap (Agents API のコンピューター操作、Bedrock Managed Agents)simon-willison09-30 OpenAI DevDay 2026 live blogainews09-30 OpenAI DevDay 2026: Dots, 6.1 Sol, Ultrafast, Decisions API, Agents API, Spaces, Marketplace, and 1.2 Billion ChatGPT WAU
- 背景: Agents API 自体は 2026-09-10 にパブリックベータになり、Bedrock Managed Agents は 2026-04-28 に限定プレビューとして発表されていた。
- 今回の期間の出来事は、API へのコンピューター操作の追加と、ドキュメント付きの AWS のプレビューの公開。
収集した情報
[A] OpenAI — DevDay 2026 Recap (2026-09-29)
https://openai.com/index/devday-2026-recap/
- Agents API がコンピューター操作に対応し、ソフトウェアを操作して作業するエージェントを作れるようになり、Codex のマルチエージェント、ツール検索、ツール呼び出し、コンテキストのコンパクションもアプリに持ち込めると説明している。
- コンピューター操作は API で使えるほか、Pro 500 と Enterprise の Codex と ChatGPT Work でも使える。
- OpenAI は Amazon と組み、Agents API の中核に AWS 向けのカスタマイズを加えた Bedrock Managed Agents で、AWS の中だけで動く OpenAI のエージェントを作れるようにした。
[A] OpenAI — Introducing the Agents API (2026-09-10、背景)
https://openai.com/index/introducing-the-agents-api/
- Agents API は 09-10 にパブリックベータとなり、Codex を支えるハーネスと基盤を、タスク・モデル・ツール・環境を指定する 1 回の API 呼び出しで使えるようにした。
- ハーネスは OpenAI がホストして保守し、エージェントの計算環境は OpenAI 管理のサンドボックス、自前の基盤、サンドボックスのパートナー (Blaxel、Cloudflare、Daytona、DigitalOcean、E2B、Modal、Oracle、Runloop、Vercel) から選べる。
- ハーネスの機能として、コンテキスト上限が近づいたときの自動コンパクション、ツール検索、プログラムからのツール呼び出し、MCP、独自の関数、組み込みの Web 検索、サブエージェント (
multi_agentとmax_concurrent_subagents) を挙げる。 - 中身はオープンソースの Codex ハーネスで、エージェントが使うトークンとツールの料金以外に追加の費用はない。
- 顧客の声として、評価スコアが 0.71 から 0.85 に上がり、サブエージェントでレイテンシが 4 分の 1 になったという例を載せている。
[A] OpenAI Developers — Computer use in the Agents API (2026-10-01 取得時点)
https://developers.openai.com/api/docs/guides/agents-api/tools/computer-use
agent.toolsに{ "type": "computer_use" }を加え、desktop.enabledをtrueにしたopenai_hostedの環境で有効にし、サンプルはすべてgpt-6-astraを使う。- ブラウザは OpenAI がホストする環境で動き、新しいオリジンに行く前には公開サイトであっても
browser_origin_access型のcomputer_use_approval_requestが発生する。 - サインインには項目と選択肢を持つ
browser_authenticationの要求が発生し、入力値は専用のイベントで送ってモデルの入力には入れず、対応するのはメール・パスワード・確認コードだけで、パスキーや QR コードには対応しない。 - サインインを要求できるのはメインのエージェントだけで、サブエージェントはできない。
- オリジンの承認は個々の操作の前の確認を強制しないこと、Web サイトの内容は信頼できないもので権限を与えられないことを、ガイドは注意している。
- 操作は
computer_use_callの項目として記録され、スクリーンショットはinclude_screenshotsを指定しない限り API の出力に含まれず、機微な情報を含みうる。 - 画面サイズ、オリジン数の上限、セッションの長さ、料金、ゼロデータ保持、データレジデンシーについては書かれていない。
[A] OpenAI Developers — Agents API changelog, overview, architecture, environments and tools (2026-10-01 取得時点)
https://developers.openai.com/api/docs/guides/agents-api/overview
- 変更履歴は、ベータを 09-10、コンピューター操作を 09-29 としており、同じ 09-29 に GPT-6.1 Sol と GPT-6 Astra の Ultrafast も載っている。
- リクエストには
OpenAI-Beta: agents=v1のヘッダーを付け、エンドポイントはPOST /v1/agents/sessionsとDELETE /v1/agents/sessions/{session_id}、SDK の名前空間はbeta.agents。 - 環境の種類は
none、openai_hosted、self_hostedで、自前の実行環境では外向きの接続だけを使うcodex exec-server --remote ...を動かす。 - ホスト型のサンドボックスは
small(1 vCPU、1 GB)、medium(2 vCPU、4 GB、既定)、large(4 vCPU、16 GB) で、network.accessはenabled・disabled・restricted(完全一致のホスト 1〜100 件) を選べ、1 時間操作がないと削除されうる。 /workspace/outputsに書いたファイルは、ターンの完了時に変更できない成果物として公開される。- Vault のシークレットはホスト型のサンドボックスにはプレースホルダーとして渡り、許可したホストへの HTTPS (443 か 8443 番ポート) のときだけプロキシが本物に差し替える。
- マルチエージェントは既定で 6 つのサブエージェントを並行に動かし、ファイルシステムを共有し、MCP のツールと認証情報を引き継ぐが、関数ツールは使えない。
- トレースは
GET /v1/agents/sessions/{session_id}/tracesから OTLP JSON で書き出せる。 - データレジデンシーは米国のみ、ゼロデータ保持には対応せず、自前のサンドボックスを使っても変わらない。
- 料金ページには Agents API やコンピューター操作の項目がなく、ホスト型のサンドボックスはコンテナの料金 (1・4・16 GB で 20 分のセッションあたり 0.03・0.12・0.48 ドル) で課金される。
[A] OpenAI Developers — Bedrock Managed Agents (2026-10-01 取得時点)
https://developers.openai.com/api/docs/guides/agents-api/bedrock-managed-agents
- Bedrock Managed Agents は Agents API を AWS 向けに作り直したもので、エージェントのループとモデルの推論は Amazon Bedrock で動き、OpenAI の API キーではなく Bedrock のエンドポイントと IAM の SigV4 を使う。
- コマンドとツールは AgentCore Runtime か自前の計算資源で動く。
- 概念は共通でも API の契約や機能は同じではないとし、モデル、リージョン、権限、上限、料金、データの扱いは AWS のドキュメントに委ねている。
[A] AWS — Amazon Bedrock Managed Agents, powered by OpenAI, is now available in preview (2026-09-29)
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/09/bedrock-managed-agents-preview/
- AWS と OpenAI が共同で開発し、AWS ネイティブで AWS のリソースと統合するようにカスタマイズした Agents API の上に作られている。
- 状態の保持、ツールの選択と利用、コードの実行、複数ステップの作業の調整をサービスが受け持ち、永続するセッションがメッセージ・ツール呼び出し・途中結果を保つ。
- 再利用できるスキルと MCP サーバーに対応し、エージェントごとの IAM ロール、重要な操作の前の人による承認、CloudTrail での記録をうたう。
- リージョンは米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、米国東部 (オハイオ) で、プレビュー中は使った AWS リソース以外の追加料金はなく、一般提供の時点で料金は変わりうる。
[A] AWS Docs — Amazon Bedrock Managed Agents, powered by OpenAI (preview): overview, limitations, setup, security and API reference (2026-10-01 取得時点)
https://docs.aws.amazon.com/bedrock/latest/userguide/bedrock-managed-agents-openai.html
- ドキュメントは API が変わりうるパブリックプレビューとし、コードベースの調査、文書の処理、ファイルの生成を用途に挙げる。
- ツールは顧客が用意する計算資源で動き、
codex exec-server(Codex CLI 0.154.0 以降) を動かす自前のホストか、アダプター付きの AgentCore Runtime を使う。 - エンドポイントは
https://bedrock-mantle.{us-east-1,us-west-2,us-east-2}.api.awsで、セッションのパスは/openai/v1/agents/sessions、署名のサービス名はbedrock-mantle。 - プレビューで使えるのは、セッション、テキストのメッセージ、キャンセル、永続する項目、ストリーミング、ファイルシステム上のスキル、環境内の STDIO の MCP サーバー。
- プレビューにないもの: クロスリージョン推論プロファイル、テキスト以外の入力、サブエージェント、プログラムからのツール呼び出し (code mode)、組み込みの長期記憶、セッションデータの顧客管理の KMS キー、コンソール。
- 対応モデルの一覧はなく、サンプルは
openai.gpt-5.6-lunaを使い、/v1/modelsの一覧にあってもこのサービスで使えるとは限らないとしている。 - IAM のアクションには
bedrock-mantle:CreateAgentSessionや、条件キーbedrock-mantle:Modelで絞れるbedrock-mantle:CreateInferenceがあり、セッションのロールは同じアカウントのものに限る。 - 外部に影響する操作では、認可と人の確認はアプリケーションかツールの側で行うよう求め、ドキュメントのどのページも CloudTrail に触れていない。
- AgentCore の例は ARM64 の Runtime、NAT ゲートウェイ 1 つを含む VPC、S3 バケットを作り、アイドルのタイムアウトと最大の寿命は 28,800 秒で、スタックは使っていなくても課金が続く。
[A] About Amazon — OpenAI models on Amazon Bedrock (背景)
https://www.aboutamazon.com/news/aws/bedrock-openai-models
- GPT-6 Astra は 09-08 に、GPT-5.6 の各モデルは 07-09 に Bedrock で一般提供となり、料金は OpenAI 自身と同じ。
- Bedrock Managed Agents を、エージェントごとの ID と監査用の操作ログを持つ AgentCore を補うものと位置付けている。
[B] Simon Willison — OpenAI DevDay 2026 live blog (2026-09-29)
https://simonwillison.net/2026/Sep/29/openai-devday-2026-live-blog/
- OpenAI は、自社のモデルを使ってコンピューター操作のハーネスを最適化し、すでに全ユーザーに 2 倍のレイテンシ改善を届けたと説明した。
- グラフでは、人の介入なしで 8〜16 時間の研究タスクを成功させる割合が 1 月の 10% から 7 月の 35% に上がっていた。
- 彼は Agents API にコンピューター操作が加わったことを書き留め、短い AWS のパートは聞き流したと書いている。
[B] Latent Space (podcast) — Why Dwarkesh is Wrong about Computer Use + How OpenAI shipped its Jev competitor in 1 Week (2026-09-30)
https://www.latent.space/p/devday-2026
- OpenAI でコンピューター操作を率いる Ari Weinstein は、エージェントがデバッグと回復をこなすようになり、OpenAI は自社のハーネスでモデルを学習させているので、そのハーネスを使うほうが有利だと話した。
- GPT-6.1 Sol のコストは全体で Astra の 5 分の 1、コンピューター操作では 7 分の 1 だとし、Codex Security は Agents API の上だけで作られていると述べた。
- 観測の入力にはスクリーンショット、アクセシビリティツリー、DOM、Playwright、JavaScript があり、Web サイトの読み込み時間がレイテンシの大きな部分を占める。
- プレビューのプロンプトキャッシュの 12 時間保証と、30 分のキャッシュ事前ウォームの話も出た。
[B] The Next Web — 'Data never leaves AWS': OpenAI agents move into Amazon's cloud (2026-09-29)
https://thenextweb.com/news/openai-bedrock-managed-agents-aws-devday
- Bedrock Managed Agents を限定プレビューとし、推論は Bedrock で、計算資源は既定で AgentCore、エージェントごとの ID とすべての操作の記録があると書く。
- AWS は認可ポリシーの強制、エージェントの発見、可観測性、評価を加える予定で、初期のエージェントの試作の 9 割近くが本番に届かないと述べている。
[B] The Decoder — OpenAI expands Codex and its API at DevDay with security scans, a Decisions API, and Ultrafast (2026-09-29)
- コンピューター操作は Codex と ChatGPT ですでに提供されており (macOS は 4 月、Windows 11 は 5 月)、Bedrock Managed Agents は 4 月に限定プレビューだったと振り返っている。
[B] Decrypt — OpenAI Gave AI Agents Their Own Computers at DevDay 2026 (2026-09-29)
https://decrypt.co/379584/openai-ai-agents-computers-devday-2026-everything-announced
- Agents API のコンピューター操作、マルチエージェント、ツール検索、コンパクションと、AWS の中でエージェントを動かす Bedrock Managed Agents をまとめている。
[B] gihyo.jp — OpenAI、AIとチームで作業する「ChatGPT Space」と、継続的に動作するクラウドエージェント「dots」を発表 GPT-6.1 Solも提供開始 (2026-09-30)
https://gihyo.jp/article/2026/09/openai-devday-20206-with-gpt-6.1-sol-and-dots
- Agents API を OpenAI が運用する「エージェントを動かす基盤」と説明し、DevDay でコンピューター操作が加わり、OpenAI がホストする環境でブラウザを操作して、観察した内容から次の手順を選ぶと書く。
[B] npaka (note) — OpenAI DevDay 2026 発表まとめ - 開発者向けに押さえたい主要アップデート (2026-09-30)
https://note.com/npaka/n/n718a0b7acf3b
- Agents API への追加として Computer Use、Multi-agent、Tool Search、Tool Calling、Context Compaction を挙げ、Bedrock Managed Agents を Agents API と Bedrock の組み合わせと説明している。
[C] Build with AWS (Substack) — Bedrock Managed Agents, explained like you're five (2026-09-29)
https://buildwithaws.substack.com/p/bedrock-managed-agents-explained
- ハーネスと推論は Bedrock で、実行は AgentCore Runtime か自前の計算資源で動き、サンプルは
us-east-1のopenai.gpt-5.6-lunaを使う。
[C] Zenn (suwa-sh) — アプリケーションからCodexハーネスへ仕事を渡すOpenAI Agents API (2026-09-12、背景)
https://zenn.dev/suwash/articles/openai-codex-agents-api-openai-p1_20260911
- ベータを掘り下げた記事で、プログラムからのツール呼び出しは既定で有効で分離した V8 で JavaScript を動かし、API 固有の料金はなく、
self_hostedでもゼロデータ保持に対応しない (ZDR 非対応) と書く。 - 成否はターン終端イベントと保存された項目で判断するよう勧め、自前の実行環境が接続を待つのは最大 5 分だと指摘している。
[C] Hacker News — OpenAI Agents API (2026-09-10、350 ポイント、187 コメント、背景)
https://news.ycombinator.com/item?id=49649213
- パッチ適用やスケールを OpenAI に任せられるならロックインを受け入れるという声と、自前のハーネスを動かしたい、Assistants API の廃止以来ステートフルな API は避けているという声に分かれた。
- この API では ChatGPT のサブスクリプションを使えないという指摘や、同じ用途で Bedrock AgentCore が問題なく動いているという報告もあった。
メモ
- Bedrock Managed Agents のドキュメントの範囲には、OpenAI がホストする環境やデスクトップ環境がなく、コンピューター操作は含まれず、プレビューにはサブエージェントと code mode もない (ドキュメントからの推測)。
- AWS の発表は人による承認と CloudTrail の記録をうたうが、ドキュメントには承認の API も CloudTrail の記述もなく、確認は自分のツールで行うよう求めている。
- Bedrock Managed Agents の対応モデルの一覧はなく、GPT-6 Astra や GPT-6.1 Sol に対応するかは未確認。
- プレビューの呼び方は、限定プレビュー (The Next Web)、プレビュー (AWS の発表)、パブリックプレビュー (ドキュメント) と分かれ、関心表明のフォームがあることから利用はまだ絞られているとみられる。
- コンピューター操作の高速化は、Simon Willison のメモでは 2 倍、Latent Space の対談では 7 倍とされている。
- 10% から 35% のグラフは OpenAI 社内の研究用エージェントの測定で、Agents API の測定ではない。
- 日本の読者にとっては、Agents API はデータレジデンシーが米国のみでゼロデータ保持もなく、Bedrock Managed Agents は推論を AWS 内に保つが米国の 3 リージョンに限られる。
実践やアウトプットの提案
network.access: "restricted"で読み取り専用のタスクに限ったcomputer_useの承認の仲介を小さく作り、タスクごとの承認要求の数、レイテンシ、スクリーンショットの露出を記録する。- Bedrock Managed Agents の自前ホストのチュートリアルを OpenAI の自前ホストの手順と並べて動かし、リクエストの形、認証、イベントの差分と、プレビューが受け付けない項目を記録する。
- Bedrock Managed Agents、Lambda MicroVM を実行環境にした Agents API、AgentCore Managed Harness を、データの経路、ID、コンピューター操作、足りない機能で比べたメモをチーム向けに書く。
3. ♊ Google が出力上限 100 万トークンの Gemini 4 Argon を発表し、自社の比較表で最多の首位を示したが、提供はまず審査を経たサイバー防御組織に限った
- 選定 / 影響度 2 / 将来性 2 / 重要度 2 / 起点 09-30 / 種別: リリース / 領域: モデル。
- 候補になったフィード項目:
deepmind-blog10-01 Gemini 4 Argon: our next era of frontier intelligencehatena-llm10-01 Gemini 4 Argon: our next era of frontier intelligence (blog.google の同じ記事)
収集した情報
[A] Google (The Keyword) — Gemini 4 Argon: our next era of frontier intelligence, by Koray Kavukcuoglu (2026-09-30)
https://blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/gemini-models/gemini-4-argon/
- Argon を、コーディング、知的業務、サイバー防御、創作で最先端の水準にあり、長い作業での深い推論を続けられるモデルと位置付けている。
- まず Fairwind Program を通じて信頼できるサイバー防御組織に提供し、米国政府の任意のリリース前アクセスの手続きにも参加しており、広い提供は有料の API 利用者と Google AI Ultra の加入者から「できるだけ早く」始めるとして、日付は示していない。
- 出力トークンの上限を、これまでの 64K から 100 万トークンに広げ、入力のコンテキスト長は書いていない。
- 導入価格は 100 万トークンあたり入力 2 ドル・出力 10 ドルで、キャッシュ済みの入力は 95% 引き、導入期間の後は入力 4 ドル・出力 20 ドルになり、導入期間の終わりは示していない。
- 記事中のスコア: DeepSWE v1.1 は 77.9%、AutomationBench は 51.3% (首位)、LVBench は 91.7%、CWE-bench v1 は 68% (同率首位) で、Vals Index、Vals Finance Agent v2、Harvey の法務エージェントベンチマーク、Gray Swan のプロンプトインジェクションのベンチマークでも首位とする。
- 信頼できる防御組織と Google 社内のチームには、サイバー関連のガードレールを外して提供し、広い提供の前に有害なサイバーや CBRN の要求の拒否、プロンプトインジェクションへの頑健性、思考と行動の監視、内部状態の監視、サンドボックスの強化を進めるとしている。
- すでに数千人の Google 社員が使っており、C・C++ から Rust への移行 (re2、libgav1、Fuchsia の Zircon カーネルの 80 万行超)、2.7 倍速くなった libgav1、300 TiB を超えるメモリの節約を例に挙げる。
- モデルカード、技術レポート、モデル ID へのリンクはない。
[A] Google DeepMind — Gemini models page, Gemini 4 Argon comparison table (2026-09-30)
https://deepmind.google/models/gemini/
- 比較表は Argon、GPT-6 Astra、Claude Fable 5.1、Claude Opus 5.5 を 18 のベンチマーク・19 行で比べている (GraphWalks はコンテキストの帯ごとに 2 行)。
- Argon が上回る例: Vals Index (68.9 に対し 63.1、65.8、67.0)、AutomationBench (51.3 に対し 41.4、31.4、42.5)、Harvey の法務エージェントベンチマーク (19.6 に対し 5.4、6.7、3.8)、DeepSWE v1.1 (77.9 に対し 74.1、67.4、74.2)、GraphWalks の 256K〜1M (84.2 に対し 71.8、65.0、66.8)、LVBench (91.7 に対し 87.5、79.7、83.7)。
- Argon が下回る例: FrontierSWE v2 (55.0、Astra は 65.5)、Terminal-bench 4.0 (57.4、Opus 5.5 は 66.4)、PostTrainBench (45.3、Opus 5.5 は 49.3)、Terminal-Bench Science 0.1 (57.6、Astra は 68.1)、OSWorld-2.0 (69.2、Astra は 72.6)。
- 行を数えると、Argon の首位は 13 行、同率首位が 1 行 (CWE-bench で Astra と並ぶ)、下回るのが 5 行。
- 評価方法のリンクは評価の PDF につながり、ページにはコンテキスト長も出力の上限も書かれていない。
[A] Google DeepMind — Gemini 4 Argon with cybersecurity defense capabilities, and the Fairwind Program (2026-09-30)
https://deepmind.google/models/gemini/cyber/
- CWE-bench v1 では Argon、Grok 4.7、GPT-6 Astra がいずれも 68%、Claude Opus 5.5 が 67% で、実際の脆弱性の発見では Argon が 85.8%、Gemini 3.8 Flash Cyber が 71.0%。
- Gray Swan の間接プロンプトインジェクションのベンチマークでは、Argon の攻撃成功率は k=15 で 0.7% と、テストしたモデルで最も低い。
- Fairwind (https://deepmind.google/fairwind-program/) は 650 を超えるパートナーを持ち、審査を経た防御組織に Argon とコードセキュリティのエージェント CodeMender を防御目的に限って提供し、フィッシング耐性のある多要素認証とアクセス制御を求め、身元調査も行う。
[A] Google AI for Developers — Gemini API models, pricing and changelog (2026-10-01 取得時点)
https://ai.google.dev/gemini-api/docs/models
- 3 つのページのどれにも Argon はなく、最新のモデルは
gemini-3.8-flash(2026-12-31 までの導入価格で入力 0.75 ドル・出力 3.75 ドル)、変更履歴の最新は 09-22 の項目。 - つまり 10-01 時点で、Gemini API に Argon の公開のモデル ID もプレビューもない。
[B] VentureBeat — Google unveils Gemini 4 Argon, retaking benchmark lead over OpenAI and Anthropic — but in limited release (2026-09-30)
- 18 のベンチマークのうち Argon の首位が 12、同率が 1、GPT-6 Astra の首位が 3、Claude Opus 5.5 の首位が 2 と数えている。
- 導入価格では GPT-6 Astra (10 ドル / 50 ドル) の 5 分の 1、Claude Opus 5.5 (4 ドル / 20 ドル) の半分で、キャッシュ済みの入力は 0.10 ドル、のちに 0.20 ドルになる。
- Gray Swan の攻撃成功率は Argon が 0.7%、Opus 5.5 と Fable 5.1 が 1.0%、GPT-6 Astra が 8.5% で、ほかのモデルはもっと高い。
- 限定的な提供のため実務での評価はできず、モデルの選択は引き続き用途次第で、Google は 2025 年 11 月の Gemini 3 以来フラッグシップを出していなかったと書く。
[B] TechCrunch — Google releases Gemini 4 Argon, called its most powerful model yet (2026-09-30)
https://techcrunch.com/2026/09/30/google-releases-gemini-4-argon-called-its-most-powerful-model-yet/
- Google が強みとするデバッグ、コードベースの移行、動画やグラフの視覚的な読み取りを挙げ、遅れているという見方への Google の答えと位置付けている。
[B] The Decoder — Google Gemini 4 Argon closes the gap with OpenAI and Anthropic but doesn't take a clear lead (2026-10-01)
- 入力のコンテキストは 100 万トークン (変更なし)、出力は最大 100 万、入力はテキスト・画像・動画・音声で出力はテキストとし、長い応答を一時停止・再開する新しい Long Decode Continuation API を挙げる。
- Artificial Analysis の Intelligence Index では、high の Argon が 53 で GPT-6 Astra や Claude Fable 5.1 と並び、Claude Opus 5.5 (58) と Claude Sonnet 5.5 (56) がまだ上にいる。
- Terminal Bench 4 では Argon が 57% で、Opus 5.5 (60%)、Sonnet 5.5 (64%)、GPT-6 Astra (59%) を下回り、1 タスクあたりの出力は約 62,000 トークンと Astra の約 27,000 より多い。
- Arena のテキストは 1,525 で 1 位、Code Arena の WebDev は 1,679 で 8 位とし、差は縮めたが明確な首位ではなく、Google の弱点はモデルよりアプリだと結論している。
[B] Artificial Analysis — Gemini 4 Argon: Google is back as one of the top three labs (2026-09-30)
https://artificialanalysis.ai/articles/gemini-4-argon-google-top-three-labs
- 選べる最高の high で測り、Intelligence Index は 53 で max の GPT-6 Astra と並び、max の GPT-6.1 Sol (52) を 1 点上回る。
- Index のタスクあたりのコストは割引価格で 1.99 ドル (GPT-6 Astra の 60%)、通常価格で 3.98 ドル。
- AA-Omniscience の幻覚率は 15% で、45 点以上のモデルで最も低く (GPT-6 Astra は 51%)、正答率は Astra より 13 点低い。
- Long Decode Continuation により、追加の呼び出しをまたいで推論を最大 100 万出力トークンまで続けられるとし、モデルは一部の利用者に展開中で公開されていない。
[B] Techzine Global — Gemini 4 "Argon" unveiled, but not yet released: what's going on? (2026-09-30)
- 2 ドル / 10 ドルの価格は GPT-6.1 Sol と同じだと指摘し、ベンチマークはやや当てにならなくなっていると注意し、広い提供の時期はまだ決まっていないと書く。
[B] 9to5Google — Google announces Gemini 4 Argon as its new frontier model (2026-09-30)
https://9to5google.com/2026/09/30/gemini-4-argon-announcement/
- Argon を中止された Gemini 3.5 Pro の後継と位置付け、DeepSWE v1.1 の 77.9% を Opus 5.5 の 74.2%、Astra の 74.1% と比べている。
[B] ITmedia NEWS — Google、「Gemini 4 Pro」ではなく「Gemini 4 Agron」発表 まずはサイバー防御組織に限定提供、出力上限は100万トークンに (2026-10-01)
https://www.itmedia.co.jp/news/article/2610/01/2000001912/
- 見出しは名称を「Agron」と誤記しており、本文では Argon と Pro の関係を Google は説明していないこと、5 月に発表した Gemini 3.5 Pro は当初 6 月の公開予定だったが一般提供には至らなかったことに触れている。
- 最大出力を「従来の6万4000トークンから100万トークンに拡大」し、防御組織にはサイバー関連のガードレールを外して提供し、料金は入力 2 ドル・出力 10 ドルで、導入期間の後は入力 4 ドル・出力 20 ドルになると伝える。
- DeepSWE v1.1 は 77.9% で、Gemini 3.8 Flash の 73.7% と比べており、日本での提供についての情報はない。
[B] ケータイ Watch (Impress) — グーグル、新AI「Gemini 4 Argon」発表、出力100万トークンへ拡大 (2026-10-01)
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/2144686.html
- 出力の上限、料金、主な 4 つのベンチマークの結果を論評なしで伝えるニュース。
[C] Hacker News — Gemini 4 Argon (2026-09-30、958 ポイント、653 コメント)
https://news.ycombinator.com/item?id=49913571
- 順番待ちすらない発表への冗談や、数値は印象的だがベンチマークは飽和しているという声、一般に使える最上位はまだ Gemini 3.1 Pro だという指摘が出た。
- ベンチマークだけの発表への懐疑、Antigravity のハーネスの不足、導入価格がいずれ上がることへの懸念が繰り返し語られた。
メモ
- Google は入力のコンテキスト長を公表しておらず、Artificial Analysis と The Decoder は 100 万とし、Long Decode Continuation の API もこの 2 つにしか出てこない (Gemini API のドキュメントにも変更履歴にもない)。
- 対応する入力の種類は情報源で異なり、Artificial Analysis の記事はテキスト・画像・動画・音声、同じサイトのモデルのページはテキストと画像、The Decoder はテキスト・画像・動画・音声としている。
- Terminal-Bench のスコアは評価者で異なり (Google: Argon 57.4、Opus 5.5 は 66.4、Artificial Analysis: Argon 57%、Opus 5.5 は 60%)、ハーネスと設定の違いによるとみられる。
- 1 タスクあたりの出力が Astra の 27K に対し 62K あるため、トークン単価の優位はタスク単位では縮み、Artificial Analysis によるタスクあたりのコストは導入価格で Astra の 60%、同じ比で計算すると通常価格 (3.98 ドル) では約 120% になる。
- 導入期間の長さは示されておらず、Artificial Analysis は 50% の割引を当初のキャンペーンと呼んでいる。
- 重要度 2 とした理由: 今は使えなくても、第三者の測定 (Artificial Analysis、Arena)、具体的な価格、新しい出力の上限という、計画に使える情報が得られるため。
実践やアウトプットの提案
- 有料の API が開いたら、コードの移行や長いレポートのような出力の長い作業で小さな社内評価を今の既定のモデルと並べて走らせ、トークン単価だけでなく 1 タスクあたりの出力トークンを記録する。
- 最大 100 万トークンの応答に備えて、クライアントのコード (ストリーミング、タイムアウト、報じられている一時停止と再開の流れ) を準備し、モデル ID が出たらドキュメントと照らし合わせる。
- Google の 19 行の表と第三者の結果 (Artificial Analysis、Arena) を並べ、Argon が下回る項目 (Terminal-bench、FrontierSWE、OSWorld、トークン効率) に印を付けた 1 枚の表を作る。
4. ☀️ OpenAI が GPT-6 Astra に迫る性能を 5 分の 1 の単価で出す GPT-6.1 Sol を公開し、1 週間で GPT-6 Sol を置き換え、同じ日に Codex・Bedrock・Copilot にも届いた
- 選定 / 影響度 2 / 将来性 1 / 重要度 2 / 起点 09-29 / 種別: リリース / 領域: モデル、API・クラウド。
- 候補になったフィード項目:
openai-news09-29 Introducing GPT-6.1 Solopenai-chatgpt-codex-changelog09-29 GPT-6.1 Sol in Codex and ChatGPT Work と Codex CLI Release: 0.159.1aws-whats-new09-30 OpenAI GPT-6.1 Sol is now generally available on Amazon Bedrockaws-ml-blog-bedrock09-30 Bring near-Astra intelligence to everyday work with GPT-6.1 Sol on Amazon Bedrockgithub-changelog-copilot09-30 GPT-6.1 Sol in GitHub Copilotzenn-trending09-30 OpenAI DevDay 2026 発表まとめainews09-30 OpenAI DevDay 2026: Dots, 6.1 Sol, Ultrafast, ...
前回からの継続
- 2026-09-27 のトピック 1 は、09-22 に Claude Opus 5.5 と同じ日に出た GPT-6 Sol と Luna、それが始めた価格競争を扱った。
- その 1 週間後、GPT-6.1 Sol が同じ 2 ドル / 10 ドルの単価のままキャッシュ済み入力を半額の 0.10 ドルにして GPT-6 Sol を置き換え、Codex の既定のモデルになった。
収集した情報
[A] OpenAI — Introducing GPT-6.1 Sol (2026-09-29)
https://openai.com/index/introducing-gpt-6-1-sol/
- GPT-6.1 Sol は GPT-6 Sol の改良版で、エージェント型のコーディング、コンピューター操作、専門業務で GPT-6 Astra にほぼ並び、標準の入出力の単価は Astra の 5 分の 1。
- 公式の日本語版は見出しを「Astra に迫る性能、価格は 5 分の 1」としている。
- キャッシュ済み入力は 100 万トークンあたり 0.10 ドルで、標準の入力より 95% 安く、GPT-6 Sol のキャッシュ料金の半分。
- DeepSWE v1.1: 約 5 分の 1 のコストで GPT-6 Astra と同等で、より低い思考量とコストで GPT-6 Sol の最高スコアを 6.4 ポイント上回る。
- GDP.pdf (10 の専門分野の複雑な PDF への質問): フォールバックを使う Opus 5.5 を半分未満のタスクあたりコストで上回り、約 5 分の 1 のコストで Astra に迫る。
- AutomationBench 1.0.6 (業務分野をまたぐ 47 のツール): 思考量 medium で Opus 5.5 を 2.2 ポイント上回り、コストは約 3 分の 1 で、同じ設定の GPT-6 Sol より 4.8 ポイント高い。
- Claude Fable 5.1 のデータ点は、タスクの約 40% で起きたフォールバックのコストを含まないため実際より安く見えると OpenAI は注記している。
- OSWorld 2.0 のオフラインセット (v2026.08.08、部分報酬): 思考量最大で GPT-6 Sol を 7 ポイント上回り、コストは半分未満で、タスクあたり約 7 分の 1 のコストで Astra との差は 2.1 ポイント。
- Terminal-Bench Science 0.1: 思考量最大で GPT-6 Sol の 2 倍を超え、タスクあたり 5.47 ドルで、Opus 5.5 は 23.21 ドル、Astra は 23.80 ドルとなり、最高スコアは Astra の 68.1%。
- 事実の正確性 (ユーザーが誤りを指摘した難しい会話): 英語版では思考量 low で事実誤認を含む回答が 11.4% から 7.7% (約 32% 減) になり、Astra との差は 1.9 ポイント以内でコストは 5 分の 1 未満とする。
- アラインメント評価では、壊れた検索ツールについての率直さ、明示的な制限の順守、無許可の結果の回避で GPT-6 Sol より失敗率が低く、自動の安全性レビューを回避する試みは見られなかった。
- 提供: Plus、Pro、Business、Enterprise、Edu の全ユーザーが ChatGPT Work と Codex で使え、Chat ではまだ使えず、API では
gpt-6.1-solとして 100 万トークンあたり入力 2 ドル、キャッシュ済み入力 0.10 ドル、出力 10 ドルで、GPT-6.1 Sol Ultrafast は数日以内に出すとしている。 - 公式の日本語版は 2 か所で英語版と異なり、事実の正確性を思考量「超高」での 4.5% から 4.1% (Astra は 4.0%) とし、GPT-6.1 Sol Ultrafast を「提供開始します」と書いて、従来の GPT-6 Astra とほぼ同じ API コストで使えるとしている。
[A] OpenAI Deployment Safety Hub — Addendum to GPT-6 Astra System Card: GPT-6.1 Sol (2026-09-29)
https://deploymentsafety.openai.com/gpt-6-1-sol
- GPT-6.1 Sol は GPT-6 Astra と同じ種類のデータと学習、同じ安全策を使い、Preparedness Framework ではサイバーセキュリティで Critical、生物・化学で High として扱う。
- 検索ツールの故障をユーザーに伝えない割合は 2.08% で、GPT-6 Sol は 4.92%。
- 明示的な警告を回避する割合は 23.5% で GPT-6 Astra は 17.4% (システムレベルの制御なしで測定)。
- コーディングでの欺瞞は 1.50% で、GPT-6 Astra は 0.51%、GPT-6 Sol は 1.30%。
- 模擬的な社内の Codex 運用で、深刻度 3 以上のミスアラインメントの検知は 28 件 (0.056%) で、Astra は 27 件、GPT-6 Sol は 42 件、GPT-5.6 Sol は 63 件。
[A] OpenAI API docs — GPT-6.1 Sol, GPT-6 Sol and GPT-6 Astra model pages (2026-10-01 取得時点)
https://developers.openai.com/api/docs/models/gpt-6.1-sol
- コンテキストは 1,050,000 トークン (入力 922,000、出力 128,000) で、知識のカットオフは 2026-04-30。
reasoning.effortはlow、medium(既定)、high、xhigh、maxを受け付け、GPT-6 Sol が受け付けたnoneは使えない。- キャッシュ書き込みは 100 万トークンあたり 2.50 ドルで、入力が 272K を超えるとリクエスト全体の入力とキャッシュが 2 倍、出力が 1.5 倍になり、Batch と Flex は 50% 引き、Fast mode は 2 倍。
- GPT-6 Sol は 2 ドル / 0.20 ドル / 10 ドル、GPT-6 Astra は 10 ドル / 1 ドル / 50 ドルで、GPT-6.1 Sol と GPT-6 Sol の違いはキャッシュ済み入力の単価だけ。
- エンドポイントは Chat Completions、Responses、Batch で、ツールは Web 検索、ファイル検索、コードインタープリター、ホスト型シェル、apply patch、スキル、コンピューター操作、MCP、ツール検索。
[A] OpenAI — Codex CLI 0.159.1 release and the Codex changelog (2026-09-29)
https://github.com/openai/codex/releases/tag/rust-v0.159.1
- 0.159.1 は同梱のカタログと Amazon Bedrock の Mantle・Runtime のカタログで GPT-6.1 Sol を既定のモデルにした。
- Codex の変更履歴は、コード・アプリ・文書をまたぐ繰り返しの長い作業に
gpt-6.1-solを勧めている。
[A] AWS — GPT-6.1 Sol on Amazon Bedrock: announcement, blog post and model card (2026-09-29)
https://docs.aws.amazon.com/bedrock/latest/userguide/model-card-openai-gpt-6-1-sol.html
- 09-29 に一般提供となり、OpenAI と共同で書いたブログは DeepSWE の主張を繰り返し、Bedrock の GPT-6.1 Sol を使うよう Codex を設定できると書く。
- モデルカードは 100 万のコンテキストと 131,072 の出力トークン、
bedrock-runtimeでは Responses・Chat Completions・Converse・Invoke、bedrock-mantleでは/openai/v1の下の Responses と Chat Completions を載せている。 - モデル ID は Mantle の
openai.gpt-6.1-sol(us-east-1 のみ) と、Runtime のus.openai.gpt-6.1-solとglobal.openai.gpt-6.1-solのプロファイル。 - グローバルのプロファイルは OpenAI と同じ価格 (2 ドル / 10 ドル、キャッシュ読み取り 0.10 ドル) で、米国とリージョン内は 10% 高い (2.20 ドル / 11.00 ドル)。
- Standard のティアだけで、出力 1 トークンがクォータを 10 トークン分消費し、モデルカードは明示的なプロンプトキャッシュに対応しないと書くが、発表は対応するとしている。
[A] GitHub — GPT-6.1 Sol in GitHub Copilot (2026-09-29)
https://github.blog/changelog/2026-09-29-gpt-6-1-sol-in-github-copilot
- Copilot Pro+、Max、Business、Enterprise 向けに、VS Code、Visual Studio、Copilot CLI、コーディングエージェント、Copilot アプリ、github.com、モバイル、JetBrains、Xcode、Eclipse で順次提供する。
- 従量課金でプロバイダーの定価で請求し、管理者が既定の有効化を止めていない限り新しいモデルは自動で有効になる。
- 初期のテストでは、以前の GPT-6 や GPT-5.6 より少ないトークンと手順でタスクを終えたとしている。
[B] Artificial Analysis — GPT-6.1 Sol replaces GPT-6 Sol after just 7 days, with near-Astra intelligence (2026-09-29)
- Intelligence Index は max で 52 で、GPT-6 Astra より 1 点低く、GPT-6 Sol より 4 点高い。
- Index のタスクあたりのコストは max で 0.72 ドルで、GPT-6 Astra は 3.26 ドル、GPT-6 Sol は 1.05 ドル。
- 思考量の各段階で GPT-6 Sol より出力トークンが 10〜30% 多く、AA-Omniscience の幻覚率は 60% から 54% に下がった。
- Terminal-Bench 4.0 は 12 点上がり、medium では 48 点でタスクあたり 0.21 ドル。
[B] Simon Willison — OpenAI DevDay 2026 live blog (2026-09-29)
https://simonwillison.net/2026/Sep/29/openai-devday-2026-live-blog/
- Astra に近い知能を 5 分の 1 の価格で、という基調講演の売り文句と、価格表 (Astra は 10 ドル / 1 ドル / 50 ドル、GPT-6.1 Sol は 2 ドル / 0.10 ドル / 10 ドル) を記録している。
- 同じパートで Ultrafast が最大 8 倍の速さ、標準の 6 倍の価格で発表され、GPT-6.1 Sol は後に続くとされた。
[B] Simon Willison — Claude Opus 5.5, GPT-6 Sol, GPT-6 Luna, and a new price war (2026-09-22、背景)
https://simonwillison.net/2026/Sep/22/opus-and-sol-and-luna/
- 1 週間前の表では、GPT-6 Sol は 2 ドル / 0.20 ドル / 10 ドル、GPT-6 Luna は 0.10 ドル / 0.01 ドル / 0.50 ドル、GPT-5.6 Sol は 4 ドル / 0.40 ドル / 20 ドル。
[B] Latent Space (AINews) — OpenAI DevDay 2026: Dots, 6.1 Sol, Ultrafast, Decisions API, Agents API, Spaces, Marketplace, and 1.2 Billion ChatGPT WAU (2026-09-30)
https://www.latent.space/p/ainews-openai-devday-2026-dots-61
- GPT-6.1 Sol を Opus 5.5 への OpenAI の答えと位置付けている。
- X で報告された仕込みバグのテストでは、GPT-6.1 Sol が 6.56 ドルで 44 件、Astra が 33 ドルで 45 件、Opus 5.5 が 58.53 ドルで 41.7 件のバグを見つけた。
- Roboflow の物体検出では、GPT-6.1 Sol が 81.6 mAP@50 で、Astra の 83.6 に対しコストは 78% 低かった。
[B] TechCrunch — OpenAI launches GPT-6.1 Sol, says it nearly matches GPT-6 Astra and costs less (2026-09-29)
- 独自のベンチマークなしに OpenAI の主張を伝え、Wall Street Journal によれば OpenAI は安全性のテストでより多くの欺瞞と無許可の行動が見つかった GPT-6.1 Astra を取りやめたと付け加えている。
[B] The Next Web — OpenAI releases GPT-6.1 Sol at a fifth of GPT-6 Astra's token prices (2026-09-29)
https://thenextweb.com/news/openai-gpt-6-1-sol-price-astra-devday
- ベンチマークの主張と安全性の数値を並べ、明示的な制限を回避する割合を 23.5% (GPT-6 Sol は 64.4%、Astra は 17.4%) としている。
- Salesforce が、このモデルでアクセシビリティや多言語対応の問題を見つけられたと語ったと伝える。
[B] SiliconANGLE — OpenAI's GPT-6.1 Sol delivers Astra-like performance at a dramatically lower price (2026-09-29)
- 繰り返しの長いコーディング、アプリ、文書の作業に勧めているが、価格を 100 万トークンあたり 10 セント、Astra の約半分と誤って書いている。
[B] Impress AI Watch — OpenAI、Astra並み性能を5分の1の価格で実現した「GPT-6.1 Sol」をリリース (2026-09-30)
https://ai.watch.impress.co.jp/docs/news/2144361.html
- DeepSWE v1.1 のタスクあたりのコストを Astra より約 83% 低いとし、事実の正確性は公式の日本語版に沿って、思考量「超高」での事実誤認率が GPT-6 Sol の 4.5% から 4.1% に下がったと伝える。
[B] CNET Japan (via Yahoo! News Japan) — OpenAI、「GPT-6.1 Sol」発表 Astraに迫る性能を5分の1の料金で (2026-09-30)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c316272aef79c370bf0c399aeef590e42fba9a0
- 価格、提供対象、DeepSWE と OSWorld の比較、Terminal-Bench Science の結果を伝えるニュース。
[B] Classmethod DevelopersIO — Amazon Bedrock の GPT-6.1 Sol を試してみた (2026-10-01)
https://dev.classmethod.jp/articles/bedrock-openai-gpt61-sol/
- 東京から
global.openai.gpt-6.1-solへの Converse の呼び出しが成功し、us-east-1 では Mantle の呼び出しも成功し、例として示した呼び出しは 798 ms だった。 - CloudTrail の
inferenceRegionは、東京からのグローバルのプロファイルの呼び出しも含めてすべて us-east-1 で、公開時点の推論はバージニア北部で動いていた。 - 筆者は現時点で最も費用対効果の高いモデルとし、プロンプトキャッシュ、構造化出力、思考量、ストリーミングは試していない。
[C] Zenn (schroneko) — OpenAI DevDay 2026 発表まとめ (2026-09-30)
https://zenn.dev/schroneko/articles/openai-devday-2026
- 272K 以下の入力での 100 万トークンあたりの価格を入力 2 ドル、キャッシュ読み取り 0.10 ドル、キャッシュ書き込み 2.50 ドル、出力 10 ドルとし、GPT-6.1 Sol Ultrafast は近日提供予定と書く。
[C] Qiita (mamagotolab) — Codex の新モデル GPT-6.1 Sol を GPT-6 Sol と実測比較した──トークン内訳・Plus の使用枠・codex review の指摘 (2026-09-30)
https://qiita.com/mamagotolab/items/42057aba50936c100e62
- Codex CLI 0.159.2 で、CSV を JSON にまとめるタスクを各モデル 4 回ずつ走らせて全部成功し、GPT-6.1 Sol は読み込むトークン数が 34% 少なく (122,754 対 186,408)、コストは 21% 安かった (0.088 ドル対 0.112 ドル)。
- 4 件のバグを仕込んだレビューではどのモデルも 4 件すべてを見つけ、GPT-6.1 Sol は 0.061 ドル、Astra は 0.302 ドルだった。
~/.codex/config.tomlでmodel = "gpt-6-sol"と固定していると、更新しても切り替わらない。
[C] Hacker News — GPT 6.1 Sol: Near-Astra intelligence for a fifth of the price (2026-09-29、1,050 ポイント、931 コメント)
https://news.ycombinator.com/item?id=49896586
- 最も影響が大きいのはキャッシュ済み入力の値下げだという声があり、個人の評価では GPT-6.1 Sol が Opus 5.5 を上回るという報告と、複雑な作業では Opus 5.5 が上だという報告に分かれた。
- ほかに、Codex の実効コンテキストが約 275K でコンパクションが頻繁なこと、サブスクリプションの上限、前の Sol から 1 週間で新しい Sol が出たことが話題になった。
[C] Hacker News — GPT-6.1 Sol replaces GPT-6 Sol after just 7 days (2026-09-30、79 ポイント、97 コメント)
https://news.ycombinator.com/item?id=49906669
- バージョン間の改善は小さく感じるという声や、わかりにくいサブスクリプションと料金の変更への不満が出た。
メモ
- Bedrock のプロンプトキャッシュについて、発表は明示的なキャッシュに対応するとし、モデルカードは対応しないとしている。
- OpenAI のモデルのページはコンテキスト 1,050,000、出力 128,000 とし、Bedrock と Artificial Analysis は 100 万、出力 131,072 としている。
- OpenAI の英語版と日本語版は、事実の正確性の結果と GPT-6.1 Sol Ultrafast の提供状況で食い違い、日本のメディアは日本語版に沿って報じた。
- トークン効率の評価は分かれ、Artificial Analysis は GPT-6 Sol より出力が 10〜30% 多いと測り、GitHub はトークンと手順が少ないとし、Qiita は 1 つの Codex のタスクで入力が少なかったと測った。
- GPT-6.1 Astra の見送りは Wall Street Journal を引く報道によるもので、OpenAI 自身の説明はこの実行では確かめていない。
実践やアウトプットの提案
- 自分のリポジトリで、仕込みバグのレビューと仕様の明確な実装タスクを、GPT-6.1 Sol の
lowとmedium、GPT-6 Astra、Opus 5.5 で走らせ、成功率、トークン、キャッシュのヒット、時間、タスクあたりのコストを記録する。 - Bedrock では ap-northeast-1 から Mantle・US・グローバルの各エンドポイントを呼び、CloudTrail の
inferenceRegionでデータの処理場所を確かめてから本番に使う。 - GPT-6 Sol からの移行前に、コードの
reasoning.effort: none、Codex の設定のmodel = "gpt-6-sol"の固定、272K を超える入力の割増料金を確認する。
5. 🔀 OpenAI が Jev への対抗として数週間で作った、GPT-6 Luna に固定の選択肢で答えさせる Decisions API をプレビューで示し、Every の初期テストでは精度は Jev と同等、速度は結果が分かれた
- 選定 / 影響度 1 / 将来性 2 / 重要度 2 / 起点 09-29 / 種別: リリース / 領域: モデル、エージェント開発。
- 候補になったフィード項目:
openai-news09-29 DevDay 2026 Recap (Decisions API)simon-willison09-30 OpenAI DevDay 2026 live blogainews09-30 OpenAI DevDay 2026: Dots, 6.1 Sol, Ultrafast, Decisions API, ...
- 関連: 2026-09-27 のトピック 2 は 09-15 に出た TypeSafe AI の判断モデル Jev を扱った。
- Decisions API は別のベンダーによる別のリリースなので、継続ではなく新しいトピックとした。
収集した情報
[A] OpenAI — DevDay 2026 Recap (2026-09-29)
https://openai.com/index/devday-2026-recap/
- Decisions API は、ユーザーが定めた答えの決まった質問に Luna の知能を絞り込むことで、リアルタイムの判断を可能にする。
- 公式の日本語版は、開発者がテキストや画像でコンテキストを渡すと、コンテンツの分類、リクエストの振り分け、エージェントの次の行動の選択に使える回答が返ると説明している。
- 限定プレビューで、数日以内に広く公開する予定とし、ほかの発表と違ってドキュメントへのリンクがない。
[A] OpenAI on X — the OpenAI Developers announcement and Thibault Sottiaux's post (2026-09-29、検索結果)
https://x.com/OpenAIDevs/status/2105003318917697873
- どちらの投稿も 402 を返し、検索結果の本文によれば、API は GPT-6 Luna で動き、開発者が質問と答えの候補を定め、限定プレビューで提供される。
- Thibault Sottiaux は、画像入力に対応したとても速い制約付きの判断で、端から端まで数百ミリ秒未満で判断するよう調整したと説明している。
[A] OpenAI Developers — API changelog and documentation index (2026-10-01 取得時点)
https://developers.openai.com/api/docs/changelog
- 変更履歴には 10-01 まで Decisions API の項目がなく、ドキュメントの索引にもページがない。
- 変更履歴には、09-22 にテキストと画像を入力にとる推論モデルとして GPT-6 Luna が出たこと、09-25 に Sol と Luna の画像のエンコードを直したことが載っている。
[B] Latent Space (podcast) — Why Dwarkesh is Wrong about Computer Use + How OpenAI shipped its Jev competitor in 1 Week (2026-09-30)
https://www.latent.space/p/devday-2026
- OpenAI の Nikunj Handa は TypeSafe の Diogo Almeida と Jev のチームの名を挙げ、API は Jev に触発されたもので、約 4 週間前にはロードマップになかったと話した。
- 推論チームのエンジニアが試作し、新しいモデルは学習しておらず、同じ Luna の重みをゼロショットで使い、構造化出力が大きな役割を果たし、複数の質問をまとめて並列に答える。
- 画像の理解は Luna からそのまま得られ (Jev にはない)、公開はレイテンシの目標を達成できるかどうかにかかっている。
- 較正について司会が、RLHF は述べる確信度をユーザーが聞きたい方向に寄せると指摘し、Handa は今後のモデルで改善が必要かもしれないと答えた。
- Handa は判断モデルの料金は Luna と同じだと述べ、司会もそれを確認した。
[B] Latent Space (AINews) — OpenAI DevDay 2026: Dots, 6.1 Sol, Ultrafast, Decisions API, Agents API, Spaces, Marketplace, and 1.2 Billion ChatGPT WAU (2026-09-30)
https://www.latent.space/p/ainews-openai-devday-2026-dots-61
- API を Jev への OpenAI の素早い答えで Luna の上の薄い層だとし、画像は扱えるが、Jev の RLCD のような較正の学習はないと書く。
- 大きな考え方は判断モデルそのものではなく System One のモデルだと指摘している。
[B] Simon Willison — OpenAI DevDay 2026 live blog (2026-09-29)
https://simonwillison.net/2026/Sep/29/openai-devday-2026-live-blog/
- Luna にあらかじめ決めた選択肢を与えることで 1 秒未満で答える Decisions API を書き留め、2 週間足らず前にステルスから出た Jev への OpenAI の対抗と見ている。
[B] Every — Vibe Check: OpenAI DevDay 2026, by Dan Shipper (2026-09-29)
https://every.to/vibe-check/vibe-check-openai-devday-2026
- 何千もの小さな判断に使えるほど安ければ DevDay で最も大きな発表になりうるとし、Jev を賢い if/then 文にたとえている。
- テキストだけで再現したコンピューター操作のタスクでは、正しい操作を選べたのが採点した 78 手順中 76 で Jev は 73、典型的な応答は 230 ms で Jev は 500 ms だった。
- スレッドの分類のテストでは精度はほぼ同じだったが、レイテンシの中央値は Jev が 161 ms、Decisions API が 309 ms だった。
- 初期のいくつかのテストでは Jev を上回ったが、Every のより広い評価では下回ったとし (数値はない)、料金は未発表で、公開は数週間後の見込みとしている。
[B] The New Stack — OpenAI answers TypeSafe's Jev with a Decision API built on Luna, by Frederic Lardinois (2026-09-29、検索結果)
https://thenewstack.io/openai-decision-api-luna/
- ページは表示されず、検索結果と要約によれば、API はあらかじめ決めた答えを確信度付きで 150 ms で返し、通常の GPT-6 Luna の呼び出しは 1.6 秒で、料金は不明。
[B] TechCrunch — OpenAI's Jev clone could help the frontier lab stop its swarming agents, by Tim Fernholz (2026-09-30)
- Sam Altman は API を余談として発表し、選択に絞ることで、画像の理解、幅広い言語への対応、安全上の保護を保ったままとても速くなると述べた。
- 元 OpenAI の社員である TypeSafe の CEO は X でクローン戦争の始まりだと冗談を言い、OpenAI の関心は System One のやり方で作るのが未来だという兆しだと受け止めた。
- エージェントの各操作をタスクと照らすデモでは、Jev で 2.94 ドル、最先端の LLM で 372 ドルかかったとし、Web 上でエージェントが逸脱した OpenAI 自身の問題と結び付けている。
[B] The Decoder — OpenAI expands Codex and its API at DevDay with security scans, a Decisions API, and Ultrafast (2026-09-29)
- API は通常の API の GPT-6 Luna より 10 倍速く判断するという OpenAI の主張を伝え、OpenAI のものとするグラフでは 150 ms 対 1.6 秒になっている。
[C] Vercel — What is OpenAI's Decisions API? (2026-09-30)
https://vercel.com/i/what-is-openai-decisions-api
- 決まった答えを中心にした API と、応答の形を縛る構造化出力を対比し、スキーマに従うことと正しく判断することは同じではないとしている。
- レイテンシ、スコア、料金、エンドポイント、スキーマの詳細はない。
[C] OrcaRouter — OpenAI's Decisions API: GPT-6 Luna Picks One Answer (2026-09-30)
https://www.orcarouter.ai/blog/openai-decisions-api-gpt-6-luna
- ルーターのベンダーのブログで、09-30 時点で 1 回あたりの料金、選択肢の上限、調整の可否、ドキュメントの項目がどれもないことを確かめている。
- 自社の GPT-6 Luna の 7 日分のトラフィックでは、レイテンシの中央値が 699 ms、p95 が 7.6 秒で、OpenAI のグラフの 1.6 秒とは異なる。
[C] Hacker News — Decisions API threads (2026-09-29 〜 2026-09-30)
https://news.ycombinator.com/item?id=49897587
- スレッドはどれも小さく (最大 6 ポイント)、ドキュメントがまだないという指摘や、スコアはモデルの softmax から来るので較正されていないだろうという推測があった。
- 同じ時期に、Liquid AI の判断モデル D1 や、Jev 型のオープンソースの試みもいくつか現れた。
[C] GitHub — agentjido/req_llm issue #1062 (2026-09-29)
https://github.com/agentjido/req_llm/issues/1062
- LLM クライアントのライブラリの保守者は、エンドポイント、スキーマ、モデル ID、上限、料金が公開されていないため対応を見送り、通常の構造化生成を Decisions への対応として出さないよう注意している。
[C] AI Heartland — Decisions APIとは|Jevの対抗馬と同名OSS実装の差をスキーマ15ケースで実測 (2026-09-30)
https://ai-heartland.com/llm/decisions-api/
- 09-29 時点でエンドポイント、認証、スキーマ、モデル ID、レート制限、料金を確認できなかったとしている。
- チャットモデルの次のトークンの確率を読む、無関係な SGLang の
/v1/decisionsの実装に 15 のスキーマのケースを試し、15 件すべてが SGLang のドキュメントどおりだった。
メモ
- レイテンシの主張はそろっておらず、OpenAI のグラフは 150 ms、Every の測定は一方のテストで約 230 ms、もう一方で中央値 309 ms で、OrcaRouter の Luna の基準値も OpenAI の 1.6 秒と異なる。
- 公開の時期は、数日以内 (OpenAI、The Decoder)、数週間後 (Every)、レイテンシの目標を達成したら (Handa) と分かれている。
- 特別に調整した Luna とする報道がある一方、Handa は同じ Luna の重みをゼロショットで使っていると話している。
- 確信度のスコアは The New Stack と Techmeme が書くが OpenAI は触れておらず、AINews は較正の学習がないとしており、料金を書いた文書の情報源はない。
- いくつかの解説記事 (日本語では例えば WEEL) のコード例は Responses API の構造化出力を使っており、Decisions API ではない。
- 重要度 2 とした理由: 仕組み (Luna の重みでの固定の選択肢と質問のまとめ処理) と、Every による Jev との並行テストが、アクセスがまだなくても評価を計画できる程度に具体的なため。
実践やアウトプットの提案
- 社内の振り分けや分類のデータで、列挙型の構造化出力を使う GPT-6 Luna、Jev、利用できるようになった Decisions API を比べる評価の仕組みを作り、p50・p95 のレイテンシ、精度、較正 (信頼性図と ECE) を測る。
- 副作用のあるエージェントの手順の前に、スコアのしきい値、決定的な許可リスト、明示的な
needs_reviewやunknownの答え、強制前のシャドーモードを組み合わせた判断ゲートを試作する。 - OpenAI がエンドポイント、スキーマ、料金を公開するまでラッパーは書かず、SGLang の
/v1/decisionsや構造化出力のサンプルを OpenAI の API と取り違えない。
6. ☁️ OpenAI の DevDay での Codex の更新は、再利用できるクラウド環境、エージェント管理画面・音声・worktree を備えた CLI、AGENTS.md にルールを書くコードレビュー、Codex Security Cloud をそろえた
- 選定 / 影響度 2 / 将来性 1 / 重要度 2 / 起点 09-29 / 種別: リリース / 領域: コーディングエージェント。
- 候補になったフィード項目:
openai-news09-29 DevDay 2026 Recap (Codex クラウド、刷新された Codex CLI、コードレビュー、Codex Security Cloud)openai-chatgpt-codex-changelog09-29 Codex CLI Release: 0.159.0、0.159.2、09-30 0.159.3simon-willison09-30 OpenAI DevDay 2026 live blogainews09-30 OpenAI DevDay 2026: Dots, 6.1 Sol, Ultrafast, ...zenn-trending09-30 OpenAI DevDay 2026 発表まとめ
- OpenAI は 4 つの Codex の項目を基調講演の 1 つのまとまりとして発表したので、1 つのトピックとしてまとめた。
収集した情報
[A] OpenAI — DevDay 2026 Recap, Codex section (2026-09-29)
https://openai.com/index/devday-2026-recap/
- Codex を、手元のコンピューター、スマートフォンからのリモート操作、どの端末からでも使えるクラウドで動かせるようになり、再利用できる開発環境により、承認済みの設定と権限を備えた共通の環境をチームで使える (Plus、Pro、Business、Healthcare、Education、Enterprise)。
- Codex CLI は音声でタスクを始めたり指示したりでき、新しい
/agentsの画面で複数のタスクを任せて進み具合を追え、プロンプトの編集、セッションの再開、worktree の扱いも改善し、ターミナル UI を整理した (全プラン)。 - ChatGPT のデスクトップアプリの新しいコードレビューで、要約や差分を見て Codex に質問してから GitHub のプルリクエストや GitLab のマージリクエストにフィードバックでき、不在中はクラウドで自動レビューが最初の確認を進める (全プラン)。
- Codex Security Cloud は GitHub のリポジトリ全体を必要なときや予定に沿ってスキャンし、新しいコミットも継続して確かめ、調査・重複の排除・修正の準備をクラウドで行い、Daybreak Blue のモデルを別途申請なしで使える (Pro、Business、Enterprise、Edu)。
[A] OpenAI — Codex Cloud overview and cloud environments (2026-10-01 取得時点)
https://learn.chatgpt.com/docs/environments/cloud-environments.md
- クラウド環境は、リポジトリ、依存関係、ツール、アクセスの設定をまとめた再利用できる準備で、タスクごとに公開済みの環境から分離された作業領域が作られ、手元のコンピューターがスリープしても動き続ける。
- Codex は選んだリポジトリを調べ、依存関係を入れ、手順を試し、インストールスクリプトと起動用のスキルを記録し、公開すると準備済みのファイルシステムが新しいタスクの出発点になる。
- ネットワークのシークレットはプログラムにはプレースホルダーとしてしか渡らず、許可した宛先への 443 番ポートの HTTPS でだけプロキシが本物に差し替えるので、認証情報そのものはローカルのプロセスやファイルに置かれない。
- インターネットアクセスは Package managers、Custom domains only、All (unrestricted) から選び、宛先を許可しても認証情報は付与されない。
- 個人の Vault はユーザーごとのシークレットを持ち、共有の環境は認証情報を共有せずに各ユーザー自身の値を求められる。
- 共有の手順は Enterprise のワークスペース向けに書かれ、Agent Security でエージェントの振る舞いとネットワークの要件を決められ、VPN は Tailscale、OIDC は Enterprise の申請制。
- 既定の VM は Plus が 2 vCPU・8 GiB メモリ・8 GiB ディスク、Pro・Business・Enterprise が 4 vCPU・16 GiB・32 GiB で、タスクの VM の状態は最大 7 日間復元できる。
- コンピューターとブラウザの操作、GitLab、自前の GitHub Enterprise Server にはまだ対応せず、リポジトリにあるスキルはクラウドのタスクで使えるが、手元の個人のスキルは同期されない。
[A] OpenAI — Codex CLI 0.159.0 release, CLI documentation and source at rust-v0.159.0 (2026-09-29)
https://github.com/openai/codex/releases/tag/rust-v0.159.0
- 0.159.0 は、応答中や長い code mode の実行中に新しい入力で舵を切れるオプトインの
instant_interrupt、コンパクトなウェルカム画面、表のコピーの改善、Mermaid の描画を加えた。 - 承認済みのコマンドでもファイルシステムの明示的な拒否は保たれ、書き込み可能な領域の下の
.awsディレクトリは既定で保護される。 - ソースには
/voice(音声の会話の開始と停止、/voice settingsで声を選ぶ)、/agents(要対応・作業中・完了・非アクティブで絞り込めるエージェントの管理画面)、/subagents、/worktree(新しい Git の worktree で会話を始めるか続ける) が定義されている。 - 取得時点の CLI のドキュメントは
/agentと/subagentsしか載せておらず、音声にも/worktreeにも触れていない。 codex cloudでクラウドのチャットを見て環境に作業を出し結果を手元に適用でき、/importで Claude Code や Cursor の設定とチャットを取り込める。
[A] OpenAI — Code Review and repository review documentation (2026-10-01 取得時点)
https://learn.chatgpt.com/docs/third-party/github.md
- デスクトップアプリの Code Review プラグインは、プルリクエストの説明、ファイル、コメント、チェックを見せ、GitHub のレビューは一般提供、GitLab のマージリクエストはプレビュー。
- ChatGPT Codex のコネクターと自動レビューを有効にすると、ユーザーが開く前に Codex が GitHub のプルリクエストをレビューし、クラウド環境は要らない。
- 手動のレビューは
@codex reviewで頼み、GitHub では Codex は P0 と P1 の問題だけを指摘する。 - レビューのルールは最も近い
AGENTS.mdの## Code Review Rulesの節に書き、リポジトリ全体のルールはルートに、サービスごとのルールは入れ子のファイルに置き、機械的なチェックは CI に残すよう勧めている。 - CLI では
/reviewでプリセットを開き、config.tomlのreview_modelでレビュー用の別のモデルを指定できる。 - GitLab への対応はベータで、Codex クラウドで動き、署名付きの Webhook (GitLab 19.0 以降) を使い、自動レビューは P0 と P1、手動では P2 まで含められる。
[A] OpenAI — Codex Security documentation and the openai/codex-security repository (2026-10-01 取得時点)
https://learn.chatgpt.com/docs/security/setup.md
- Codex Security Cloud は Codex クラウドで接続した GitHub のリポジトリをスキャンするプラグインで、Web とデスクトップアプリで研究プレビューとして提供されている。
- スキャンはリポジトリ全体を 1 回か、新しいコミットを継続して見るかで、発見ごとに影響するコード、検証の証拠、修正の指針を示し、「Fix with Codex」はパッチとドラフトのプルリクエストを提案するが、自動では適用しない。
- 流れは脅威モデルの作成、スキャン、サンドボックスでの再現の試み、修正で、各ジョブは使い捨てのコンテナで動く。
- ドキュメントは Daybreak の利用をなお Trusted Access for Cyber の申請経由とし、承認は保証されず、ゼロデータ保持も含まれないとしている。
- オープンソースの CLI (
npx @openai/codex-security) には、policy(SECURITY.mdの下書き)、scan、dedupe、validate、patch、発見ごとにfixed・still_vulnerable・inconclusiveを返す読み取り専用のverify-fixがある。 - 09-28 のコミットで CLI と SDK の既定を
xhighの GPT-6 Sol にし、ほかのコミットで Codex 0.159 に上げた。
[A] OpenAI — ChatGPT and Codex changelog (2026-10-01 取得時点)
https://learn.chatgpt.com/docs/changelog
- 09-29 と 09-30 の項目は ChatGPT Work と Codex の GPT-6.1 Sol だけで、DevDay の 4 つの機能の項目はまだない。
[B] Simon Willison — OpenAI DevDay 2026 live blog (2026-09-29)
https://simonwillison.net/2026/Sep/29/openai-devday-2026-live-blog/
- このパートはオープンソースの Codex ハーネスから始まり、Codex は完全にクラウドで動くと紹介され、彼は 2 時間前にクラウドの Codex で嫌な経験をしたと書いている。
- Codex Security のセッションでは、プロダクトエンジニアの 4 分の 1 が参加したスプリントで初日に 53 件の重大な発見を直し、発見の 36% が重複だったと説明された。
codex-security patchは、修正に対する敵対的なエージェントとも言えるverify-fixのおかげでロールバック率が 1% で、プロダクトのオーナーはSECURITY.mdで脅威モデルを定めると紹介された。- 壇上で示された流れは、スキャン、重複の排除、検証、優先順位付け、パッチ、確認、レビューで、CI とマージの前に人が判断する。
[B] Latent Space (AINews) — OpenAI DevDay 2026: Dots, 6.1 Sol, Ultrafast, Decisions API, Agents API, Spaces, Marketplace, and 1.2 Billion ChatGPT WAU (2026-09-30)
https://www.latent.space/p/ainews-openai-devday-2026-dots-61
- Codex の発表を、ノート PC を閉じても動き続けるクラウド環境、worktree と
/agentsを備えた刷新された CLI、Security Cloud とまとめている。
[B] TechCrunch — OpenAI gives Codex reusable cloud environments that work across devices, by Sarah Perez (2026-09-29)
- 承認済みの設定と権限を備えた共有の環境、CLI の音声操作、
/agentsの画面、自動の初回レビューを伝えている。
[B] SiliconANGLE — OpenAI's Codex gets reusable cloud environments that follow developers across devices (2026-09-29)
- タスクごとに仮想マシンが用意され、依存関係のキャッシュはバックグラウンドの更新でも残り、ネットワークのシークレットはプログラムからはプレースホルダーとしてしか見えない。
- Plus のアカウントは上位のプランの半分のプロセッサとメモリの VM で動き、GitLab と自前の GitHub Enterprise Server にはまだ対応しない。
[B] The Decoder — OpenAI expands Codex and its API at DevDay with security scans, a Decisions API, and Ultrafast (2026-09-29)
- 項目ごとの提供対象を、クラウドは Plus 以上と Edu・Healthcare、CLI とコードレビューは全プラン、Security Cloud は Pro・Business・Enterprise・Edu と整理している。
[B] Developer Tech — OpenAI Codex Security Cloud reviews new GitHub commits (2026-09-30)
https://www.developer-tech.com/news/openai-codex-security-cloud-reviews-new-github-commits/
- 効果は、検知の結果、誤検知の率、パッチの品質の評価が公開されていない以上ベンダーの主張にとどまり、提案されたパッチも本来の動作を保つか確かめる必要があると指摘している。
[B] GIGAZINE — OpenAIが「Codex CLI」を大幅刷新&Codexをクラウド上で動作させる「Codex Cloud」も登場 (2026-09-30)
https://gigazine.net/news/20260930-openai-codex-cli-cloud/
- 「/agentsコマンドで現在実行中の作業を確認したり、タスク間を移動したりする機能」、同じコンテキストを引き継いだ並列セッションの
/fork、自分の声で指示を出せる/voice、端末のスクロールバックの制限を超えて表示される履歴、/usage、/theme、管理された worktree、折りたためる差分を挙げている。
[B] ITmedia NEWS — OpenAIの「DevDay 2026」で発表された主なことまとめ (2026-09-30)
https://www.itmedia.co.jp/news/article/2609/30/2000001868/
- Codex のクラウドでの実行、音声操作と複数タスクの管理画面を加えた Codex CLI の刷新、GitHub のリポジトリの脆弱性をスキャンして修正案を作る Codex Security Cloud を挙げている。
[C] Zenn (schroneko) — OpenAI DevDay 2026 発表まとめ (2026-09-30)
https://zenn.dev/schroneko/articles/openai-devday-2026
- 「コードレビュー自体は前からある機能」で、デスクトップのレビューの画面と流れを刷新したものと見ており、GitHub のプルリクエストは一般提供、GitLab のマージリクエストはプレビューと書く。
[C] Zenn (kuu) — OpenAI DevDay 2026 keynote まとめ (2026-09-30)
https://zenn.dev/sushi/articles/1afa7489714951
- Codex、ChatGPT Work、dots を支える Codex のハーネスがオープンソースであることを書き留めている。
[C] Hacker News — DevDay 2026 Recap (2026-09-29、94 ポイント、48 コメント) と Codex 関連の投稿
https://news.ycombinator.com/item?id=49896600
- クラウドのエージェントは手放せなくなった、Slack 連携は当然の流れだという声、組み込みのセキュリティスキャンは役に立ちそうという声、Windows のユーザーが CLI を巻き戻さざるをえなかったのに新しい CLI を宣伝していることへの不満があった。
- Codex Security Cloud とクラウド環境の個別の投稿はどれも 3 ポイント以下だった。
メモ
- Codex Security Cloud はドキュメントでは研究プレビューだが、Simon Willison はその日のうちに一般提供になる見込みと記録している。
- Daybreak Blue を別途申請なしで使えるという説明はリキャップと報道にしかなく、ドキュメントは承認が保証されない申請の手続きをなお書いている。
- 重複 36%、ロールバック率 1%、重大な発見 53 件という数字は DevDay のセッションでしか出ていない。
- CLI のドキュメントは 0.159 に追いついておらず、
/voice、/agents、/worktreeはソースにはあるが、ドキュメントのコマンド一覧にはない。 - 環境の共有は Enterprise のワークスペース向けにしか書かれておらず、各機能の提供対象は変更履歴にまだ項目がないため、リキャップと報道を頼りにしている。
実践やアウトプットの提案
- Custom domains only と、社内レジストリに限ったネットワークのシークレットでテスト用のクラウド環境を作り、許可リスト外への通信が失敗し、VM の中に認証情報そのものが現れないことを確かめる。
- わざと脆弱にしたリポジトリでオープンソースの
codex-securityの CLI (policy、scan、dedupe、patch、verify-fix) を動かし、重複の割合と修正の結果を OpenAI の 36% と 1% と比べる。 AGENTS.mdのルートと入れ子に## Code Review Rulesの節を加えて@codex reviewの P0・P1 の指摘の当たり具合を 2 週間追い、並行するタスクで/agentsと/worktreeを試す。
7. 🔔 ChatGPT のプラグインが MCP Events の草案に対応し、MCP サーバーが署名付きの Webhook でイベントを送って自動処理を始められるようになった
- 選定 / 影響度 1 / 将来性 2 / 重要度 2 / 起点 09-29 / 種別: リリース / 領域: エージェント開発。
- 候補になったフィード項目:
openai-news09-29 DevDay 2026 Recap (プラグインの自動処理を支える MCP イベント)
収集した情報
[A] OpenAI — DevDay 2026 Recap (2026-09-29)
https://openai.com/index/devday-2026-recap/
- 提案中の MCP Events の仕様への対応を加え、接続したアプリで何かが起きたときにプラグインが自動処理を始められるようにし、全プランで使えるとしている。
- 公式の日本語版の例は、プロジェクトボードに新しいタスクが加わるのを監視するよう ChatGPT に頼むと、新しいタスクが届いたときに ChatGPT がリンク先の文書を読み、席を外していても計画の下書きを作るというもの。
[A] OpenAI Developers — MCP Events build guide (2026-10-01 取得時点)
https://developers.openai.com/plugins/build/mcp-events
- MCP Events により、ChatGPT は新しいメッセージ、内容の更新、状態の変化など MCP サーバーからの更新を購読し、一致するイベントが購読したチャットに届くと、ユーザーの指示どおりに動く。
- 要件は MCP 2.0 (プロトコルのバージョン
2026-07-28)、購読の永続的な保存、コールバック URL への外向きの HTTPS、プラグインに設定したサーバー。 - ChatGPT は草案の Webhook による配信とコールバックの検証に対応し、ポーリング、ストリーミング、草案の
gapとterminatedの制御通知には対応しない。 - サーバーは
server/discoverで"events": {}を宣言し、events/list(name、description、delivery、inputSchema、payloadSchemaを持つ定義)、events/subscribe、events/unsubscribeを実装する。 - 購読の際 ChatGPT はイベント名、絞り込みの
arguments、コールバック URL、Standard Webhooks の HMAC 署名に使うwhsec_のシークレット (24〜64 バイト) を送り、サーバーはid、refreshBefore、cursor、truncatedを返す。 - 配信を有効にする前に、サーバーは使い捨ての新しいチャレンジを載せた署名付きのリクエストでコールバックを検証し、受け手はそれをそのまま返し、失敗すると
-32015(CallbackEndpointError) になる。 - コールバックは HTTPS に限り、サーバーはプライベートやローカルのアドレスを遮断し、リダイレクトに従わず、DNS リバインディングを防ぐため接続時に宛先を検証する。
- イベントは
eventId、name、timestamp、data、cursorを持ち、1 リクエストに 1 件で、webhook-id、webhook-timestamp、webhook-signature、X-MCP-Subscription-Idのヘッダーを付け、大きさは最大 256 KiB。 - 再送ではイベント ID を保ったまま署名を作り直し、
410と413は再送せず、イベントは順不同で届きうるので、書き込みのツールは冪等にする。 - クライアントは
refreshBeforeの前に最後のカーソルを付けて購読を更新し、再生できるイベントはカーソルから再開し、truncated: trueは履歴が失われたことを示す。 - ペイロードには要約を載せて全体は読み取りツールで取らせ、ユーザーが書いたテキストはデータとして扱い、モデルへの指示をペイロードに入れない。
- テストの確認項目には、取り消されたアクセス、不正な署名、重複、集中、操作が元のアプリのデータを変えるときのフィードバックループが含まれる。
[A] OpenAI (ChatGPT docs) — DevDay 2026 what's new (2026-09-29)
https://learn.chatgpt.com/docs/whats-new/devday-2026
- Sites とプラグインの項目に MCP Events を挙げ、MCP サーバーの更新を監視して一致するイベントで動くよう ChatGPT に頼めるとし、MCP 2.0 が必要で草案の Webhook 配信を使うと書く。
[A] Model Context Protocol — Triggers and Events Working Group charter (2026-03-24)
https://modelcontextprotocol.io/community/working-groups/triggers-events
- このワーキンググループの使命は、クライアントがポーリングしたりストリームを開き続けたりせずに済むよう、サーバーが状態の変化を知らせる標準のコールバックの仕組みを決めること。
- 共同リーダーは Clare Liguori (AWS) と Peter Alexander (Anthropic) で、作業は
modelcontextprotocol/experimental-ext-triggers-eventsで進める。 - 成功の条件は SEP の採択、2 つ以上の Tier-1 SDK での参照実装、適合テストで、憲章は 4 月末までの SEP を目標にしていた。
[A] MCP Triggers and Events WG — MCP Events design sketch, by Peter Alexander (草案の日付 2026-02-19、2026-09-08 に main へマージ)
- 草案は
poll(events/poll)、push(長く開くevents/stream)、webhookの 3 つの配信方式を定め、どれも必須ではない。 - 仕様と SDK の範囲がおよそ 3 倍になっても 3 方式を残したのは、サーバーレスのサーバーは push できず、NAT の内側のクライアントは Webhook を受けられず、コストを気にするクライアントはポーリングすべきでないと、展開の形が分かれるため。
- 購読の鍵は主体、コールバック URL、イベント名、正規化した JSON の引数の組で、Webhook の方式には認証された主体が要る。
- 既存の検証ライブラリがそのまま使えるよう Standard Webhooks を採り、受け手は 5 分より古いタイムスタンプを拒み、応答のタイムアウトは約 5 秒が一般的とする。
- コールバックの検証は必須で、チャレンジのやりとり、サーバーの許可リスト、事前の別経路での検証、受け手が公開する well-known の文書の 4 つの方法のいずれかを使う。
- 配信は最低 1 回で、順序や厳密に 1 回の保証はなく、v1 にフロー制御はなく、イベントを受け取っても行動する権限は生じない。
- 未解決の問いには、SDK がエージェントのフレームワークにイベントをどう見せるかや、1 つの購読で複数のイベント名を扱えるかがある。
[A] GitHub — experimental-ext-triggers-events repository, history and PR #7 (2026-04-09 〜 2026-09-28)
https://github.com/modelcontextprotocol/experimental-ext-triggers-events
- 04-09 に作られたリポジトリは、内容は MCP の公式の仕様ではないと明記し、草案への変更はすべて Peter Alexander による。
- PR #7 は、トップレベルの
eventsではなく、Apps や Tasks と同じくcapabilities.extensions["io.modelcontextprotocol/events"]の下で Events を宣言するよう提案したが、09-28 に置き換え予定として閉じられ、後継はまだない。
[A] GitHub — modelcontextprotocol/conformance PRs #504 and #521 (2026-09-15、2026-09-24)
https://github.com/modelcontextprotocol/conformance/pull/521
- PR #504 は MCP Events に SEP の番号がないため仮の接頭辞を使い、PR #521 は PR #7 で修正した草案をもとに、発見・ポーリング・プッシュ・Webhook・Webhook の配信という 5 つのサーバーのシナリオを加える。
[A] Model Context Protocol — specification 2026-07-28 changelog and roadmap (背景)
https://modelcontextprotocol.io/specification/2026-07-28/changelog
- 2026-07-28 のリリースは MCP をステートレスにし、プロトコルのセッションと initialize のやりとりをなくし、サーバーに
server/discoverを実装させ、リソースの購読をsubscriptions/listenに置き換えたが、イベントや Webhook には触れていない。 - MCP 自身のリリースの記事は「MCP 2.0」という呼び方を使っていない。
- 08-22 のロードマップは、Triggers and Events WG によるサーバー起点のイベントを最優先の項目に含め、Tasks、
subscriptions/listen、進捗の通知がばらばらの 3 つの答えになる危険を挙げている。
[A] GitHub — openai/codex PR #37494, Add MCP event discovery and subscriptions (2026-08-07)
https://github.com/openai/codex/pull/37494
- 08-07 にマージされ、ホスト型のプラグインのランタイムからイベントの定義を取り出し、取り消せる
events/streamの購読を加えたもので、ドキュメントにある Webhook の方式ではなく草案の push の方式にあたる。
[A] Anthropic — Claude Code channels reference (2026-10-01 取得時点)
https://code.claude.com/docs/en/channels-reference
- Claude Code には独自の push の仕組みであるチャネルがあり、MCP サーバーが実験的な
claude/channelの機能を宣言してnotifications/claude/channelをセッションに送る。 - チャネルは研究プレビューで、プロンプトインジェクションに備えて送信者の許可リストを求め、ページは MCP Events に触れていない。
[C] GitHub — field reports and proposals in the working group's repository (2026-05-27 〜 2026-09-18)
https://github.com/modelcontextprotocol/experimental-ext-triggers-events/issues/4
- issue #4 は、claude.ai と Claude Code で
tools/callの中のロングポーリングを 30 日続けた報告で、74 回の呼び出しの 30% が 60 秒を超え、クライアントは約 60 秒で待つのをやめたため、22 件の結果は受け取られなかった。 - PR #5 は、ファイアウォールの内側の ONVIF カメラのイベントを動機に、
events/pollに上限付きのロングポーリングのためのwaitMsを加えるよう提案している。 - issue #6 は OpenAI Agents SDK で stdio の試作を作って 15 件中 15 件のテストに通り、サーバー側で絞り込むと 1 万件の合成イベントが実行環境に届く数を 500 件や 100 件に減らせると示した。
[C] GitHub — openai/codex issue #49665 (2026-09-30)
https://github.com/openai/codex/issues/49665
- 開発者が作った MCP 2.0 のプラグインでは、独自のイベントはプラグインのページに表示されたが、Chat や Work の会話には購読の操作が出ず、サーバーは購読も検証も受けなかったと報告し、dots が独自のイベントに対応するかも尋ねている。
[C] Forkast — MCP Events Complete the Agent Communication Model (2026-09-29)
https://forkast.news/mcp-events-complete-the-agent-communication-model/
- MCP は要求と応答からストリーミング、そしてイベント駆動の Webhook へ進んだと論じ、草案は変わりうると注意し、ChatGPT 以外のクライアントは挙げていない。
[C] OpenTools — ChatGPT plugins can now react to MCP events (2026-09-30)
https://opentools.ai/news/openai-chatgpt-mcp-events-plugin-automations
- ChatGPT はイベントを非同期に処理するので、Webhook が成功しても処理が終わったとは限らないと指摘している。
[C] The Neuron — OpenAI DevDay 2026: ChatGPT is becoming an AI operating system (2026-09-30)
https://www.theneuron.ai/news/openai-devday-2026-chatgpt-is-becoming-an-ai-operating-system/
- MCP Events を、聞かれるのを待つのではなく、接続したアプリが何かが起きたことを ChatGPT に伝える仕組みと説明している。
[C] XenoSpectrum — ChatGPTのプラグインが「アプリ化」へ 全画面UIやファイル編集、自動実行に対応 (2026-09-29)
https://xenospectrum.com/openai-chatgpt-plugin-extensions-mcp-events/
- プラグインが会話の中で呼ぶ道具から、外部のイベントを起点に動く仕組みへ移るとし、一部のアカウントではまだ機能が見えない段階的な展開を伝え、重複・順序の入れ替わり・取りこぼしを発表と運用の間の溝として挙げている。
[C] npaka (note) — OpenAI DevDay 2026 発表まとめ - 開発者向けに押さえたい主要アップデート (2026-09-30)
https://note.com/npaka/n/n718a0b7acf3b
- 外部のイベントから MCP Events、ChatGPT、自動処理へと進む流れを示し、GitHub の issue が加わると ChatGPT が関連するコードを確かめて実装計画を下書きする例を挙げている。
[C] Hacker News — MCP Events (2026-09-29、4 ポイント)
https://news.ycombinator.com/item?id=49898005
- OpenAI のガイドへのリンクにコメントはつかず、09-01 以降、MCP Events のほかの投稿もなかった。
[C] GitHub — early adopters after DevDay (2026-09-29 〜 2026-09-30)
https://github.com/rohanprichard/mcp-events-starter
- 1 日のうちに、MCP Events の Webhook (例えば
session.completedとsession.failed) を加えたプロジェクトや、ChatGPT が2026-07-28のサーバーにしか配信しないため 1 つのエンドポイントで新旧のプロトコルを話すようにしたプロジェクト、MCPJam Inspector にイベントのタブを加えたプロジェクトが現れた。
メモ
- 「MCP 2.0」は OpenAI の呼び方で、MCP 自身はこのリリースを
2026-07-28と呼んでいる。 - 機能の宣言の形は決まっておらず、OpenAI はトップレベルの
eventsを求め、PR #7 は extensions の欄を主張したが後継なしで閉じられ、適合テストの PR #521 は PR #7 を前提にしている。 - OpenAI は与えた有効期間のあいだ購読を永続させることを求め、チャレンジのやりとりだけに対応するが、草案は短い有効期間ならメモリ上の状態でよいとし、4 つの検証の方法を認めている。
- ChatGPT は
terminatedに対応しないので、アクセスの取り消しで配信を止めたサーバーは、プロトコルの中で ChatGPT にそれを伝えられない (推測)。 - 提供状況ははっきりせず、リキャップは全プランとし、ある開発者は Chat や Work に購読の操作がないと報告し、日本の記事は段階的な展開と伝えている。
- MCP Events にはまだ SEP の番号がなく、Anthropic がワーキンググループを共同で率いているものの、Claude などの Anthropic のクライアントが対応している公開の証拠は見つからなかった。
実践やアウトプットの提案
- Webhook のイベントを 1 つ持つ最小の
2026-07-28のサーバー (events/list、events/subscribe、events/unsubscribe、Standard Webhooks の署名、チャレンジのやりとり、SSRF に安全な配信、256 KiB の上限) を作り、ChatGPT の開発者モードと適合テストの PR #521 で試す。 - イベントで動くエージェントについて、読み取りツールを添えた最小のペイロード、信頼しない入力としてのペイロード、冪等な書き込みのツール、フィードバックループの防止、
terminatedなしでの取り消しをまとめた設計の記録をチームで書く。 eventsとextensionsのどちらにするかが決まるまで、機能の宣言はフラグで切り替えられるようにしておく。
8. 🐉 GitHub が、タスクごとに単一・カスケード・批評のワークフローで複数のモデルを組み合わせる HydraFusion を、Copilot CLI から VS Code と Copilot アプリに広げた
- 選定 / 影響度 2 / 将来性 1 / 重要度 2 / 起点 09-30 / 種別: リリース / 領域: コーディングエージェント、モデル。
- 候補になったフィード項目:
github-changelog-copilot09-30 HydraFusion in VS Code and the GitHub Copilot app
- 研究プレビューは 2026-09-04 に Copilot CLI で始まったが、この仕組みのフィードにはこれまで載っていなかったので、CLI での公開もこのトピックの一部として集めた。
収集した情報
[A] GitHub Blog — Project HydraFusion: Frontier quality via multi-model orchestration (2026-09-04)
- HydraFusion はタスクごとに実行計画を組む研究プレビューで、複数のプロバイダーのモデルから選んで下書き・批評・修正をさせたり、より強いモデルへ段階的に引き継いだりし、ユーザーはほかのモデルと同じように選ぶだけ。
- ワークフローの選択を最適化問題として扱い、推論・コード生成・デバッグ・ツール利用の能力の信号から、品質の基準を満たすと見込める最も単純なワークフローを選ぶ。
- Single は 1 つのモデルが解き、Cascade は効率のよいモデルが下書きして品質ゲートが受け入れるか強いモデルに引き継ぐかを決め、Critique は別のモデルファミリーの読み取り専用の批評者が下書きを見て、下書きしたモデルが 1 回だけ直す。
- 設計の原則: すべての段のコストを合算する、各段にタイムアウトとキャンセルを設ける、レビューはツールのない分離した文脈で行う、ワークフローが取り消されたり検証に落ちたりしたらパッチを適用しない、実行前にモデルの割り当てを検証する。
- medium の推論で Claude Opus 5 と比べ、最も調整した構成は TerminalBench 2.1 で 4.9 ポイント高く推定コストは 67% 低く、DeepSWE では 1.5 ポイント低くコストは 36% 低く、社内の CheckpointBench では 0.1 ポイント低くコストは 65% 低かった。
- 方針は同じ 3 つのベンチマークでビームサーチを使って作り、08-11 から 08-25 の評価の仕組みの 2 回の不具合による実行は除いた。
- 公開時は Copilot CLI の
/experimentalで全プランに提供され、使ったモデルのトークンをそれぞれの標準の単価で課金し、オートパイロットのモードに 1 回のプロンプトで渡す最初のターンのタスクに向くとしていた。
[A] GitHub Changelog — HydraFusion in VS Code and the GitHub Copilot app (2026-09-30)
https://github.blog/changelog/2026-09-30-hydrafusion-in-vs-code-and-the-github-copilot-app
- プレビューを Copilot CLI から VS Code (1.140 以降か Insiders、
chat.copilot.hydraFusion.enabled) と Copilot アプリに広げ、これは初期のフィードバックで最も多い要望だった。 - 各段階で何をしているかが見やすくなり、進捗の更新も頻繁になった。
- Auto はリクエストごとにモデルを選び、HydraFusion は 1 つのターンの中でワークフローを選んで複数のモデルを調整する。
- Copilot Pro、Pro+、Business、Enterprise で使え、Business と Enterprise では管理者がプレビュー機能を有効にする必要がある。
[A] GitHub Docs — Using HydraFusion (early access、2026-10-01 取得時点)
https://docs.github.com/en/early-access/copilot/hydrafusion
- 研究プレビューの間は SLA がなく、本番の作業に使うことを想定していない。
- 使った各モデルをその標準の単価で課金し、HydraFusion の別料金はなく、Auto の割引は適用されず、1 つのタスクで単一のモデルより多くの AI クレジットを使うことがある。
- キャッシュの恩恵を保つため、メインの会話はできるだけ同じモデルに保ち、プランと組織のモデルのポリシーで許されたモデルだけを使い、ユーザーはモデルを選べない。
- サブエージェントとは別に動き、下書きを捨てた場合でも、その下書きがすでにワークスペースに加えた編集は自動では元に戻らない。
[A] GitHub Community — Discussion #206492, announcement and FAQ (2026-09-04)
https://github.com/orgs/community/discussions/206492
- FAQ は系譜を、Auto V1 (2026 年 1 月、リクエストごとの選択)、Auto V2 すなわち HyDRA (2026 年 5 月、意図のスコアによる振り分け)、HydraFusion (2026 年 8 月、キャッシュを考えたターンごとのオーケストレーション) とたどっている。
- 使うモデルの固定の一覧は公開せず、Auto と HydraFusion はいずれ 1 つの体験にまとまる見込みとしている。
[A] GitHub Changelog — GitHub Copilot weekly releases, September 7 (2026-09-10)
https://github.blog/changelog/2026-09-10-github-copilot-weekly-releases-september-7/
- 週次のまとめは、ローカル・クラウド・複合のモデルを意味で振り分ける Project HydraFusion が Copilot CLI の
/experimentalで使えるようになったと記録している。
[A] Visual Studio Code — 1.140 release notes and PR #338567 (2026-09-28 〜 2026-09-30)
https://code.visualstudio.com/updates/v1_140
- 1.140 のリリースノートは HydraFusion を、1 つのモデルで解く、より強いモデルに引き継ぐ、別のモデルに批評させて直す、のいずれかを選ぶ適応的なモデルのオーケストレーションと説明している。
- 09-28 に 1.140 向けにマージされた PR #338567 は、企業のプレビューのポリシーによる制限を保ったまま
chat.copilot.hydraFusion.enabledを既定でtrueにした。
[A] GitHub Blog (Japan) — HydraFusion がVS CodeとGitHub Copilotアプリで利用可能に (2026-10-01)
https://github.blog/jp/2026-10-01-hydrafusion-in-vs-code-and-the-github-copilot-app/
- 変更履歴の日本語版で、HydraFusion を「単一のモデルではなく、複数のモデルを連携させる仕組み」と説明している。
[A] arXiv — HyDRA: Hybrid Dynamic Routing Architecture for Heterogeneous LLM Pools (2026-05-16、背景)
https://arxiv.org/abs/2605.17106
- HydraFusion に名前が挙がる 3 人が書いた論文で、ModernBERT のエンコーダーで各クエリを同じ 4 つの能力の信号で採点し、必要と予測した能力を満たす最も安いモデルを、CPU で中央値 86 ms で選ぶ。
- 5 つのモデルのプールでの SWE-Bench Verified では、常に Claude Sonnet 4.6 を使う場合と同じ品質で 54.1% のコストを削り、VS Code の Copilot Chat の Auto で使われている。
[A] GitHub Docs — models and pricing, Auto model selection and Rubber Duck (参考、2026-10-01 取得時点)
https://docs.github.com/en/copilot/reference/copilot-billing/models-and-pricing
- 1 AI クレジットは 0.01 ドルで、価格表は 100 万トークンあたり Claude Opus 5 を 5 ドル / 25 ドル、Claude Opus 5.5 を 4 ドル / 20 ドル、GPT-5.6 Sol を 4 ドル / 20 ドル、GPT-6.1 Sol を 2 ドル / 10 ドルとしている。
- Auto は有料プランでモデルの費用を 10% 割り引き、Rubber Duck の批評者は別のモデルで動き、コードベースへは読み取り専用でアクセスする。
[B] InfoQ — GitHub Copilot's Project HydraFusion Promises Frontier Level Performance through Multi-Model Routing (2026-09-13)
https://www.infoq.com/news/2026/09/github-hydrafusion/
- TerminalBench と CheckpointBench の結果と、ツールを使えない別のモデルファミリーの批評者を伝えるが、品質が下がった DeepSWE には触れていない。
[B] DevOps.com — GitHub's New Copilot Feature Takes the Guesswork Out of Picking AI Models (2026-09-08)
https://devops.com/githubs-new-copilot-feature-takes-the-guesswork-out-of-picking-ai-models/
- オーケストレーションの層はアシスタントの機能というより基盤に近く、コストの統制、セキュリティのレビュー、どのモデルが本番のコードに触れたかの把握に関わると論じている。
- 結果がどの組織のコードベースでも同じように出るわけではないと注意している。
[B] IT Brief Australia — GitHub launches HydraFusion preview for Copilot coding (2026-09-07)
https://itbrief.com.au/story/github-launches-hydrafusion-preview-for-copilot-coding
- 6 月に 90 億件を超えるリクエストが Auto を通り、有料ユーザーの半数以上がモデルの選択を GitHub に任せたと書くが、この数字は GitHub の記事には見当たらない。
[B] gihyo.jp — GitHub、Copilot CLIで複数AIモデルを使い分けてコスト削減を図る「Project HydraFusion」を研究プレビューで提供 (2026-09-08)
https://gihyo.jp/article/2026/09/github-copilot-hydrafusion
- 3 つのベンチマークの結果を伝え、「HydraFusion独自の追加料金はない」とし、Auto との違いを、別モデルによるレビューや高性能なモデルへの引き継ぎを含む処理全体を組み立てる点に置いている。
[B] GIGAZINE — GitHub Copilotが複数AIモデルを自動で使い分ける「HydraFusion」を公開、TerminalBench 2.1でClaude Opus 5比コスト67%減・スコア4.9ポイント向上 (2026-09-07)
https://gigazine.net/news/20260907-github-copilot-hydrafusion/
- TerminalBench 2.1 の結果 (Opus 5 よりコスト 67% 減、スコア 4.9 ポイント増) だけを伝え、長いやりとりが必要なタスクでの検証も進める予定だと書く。
[C] GitHub Community — replies to Discussion #206492 (2026-09-04 〜 2026-09-30)
https://github.com/orgs/community/discussions/206492
- すべてのセッションを Opus 5 で動かす場合の約 10% のクレジットで品質はまずまずという報告に対し、GitHub のチームの一員は、モデルを補助金で安くしてはおらず、成功の確率が上がるなら HydraFusion はあえて多く使うと答えた。
- 不満は途中の出力が見えないこと、文脈なしの質問、何も表示されない長いタスクに集まり、企業のユーザーはすべての段で無効にしたモデルのポリシーが守られるかを尋ねたが、スレッドに回答はない。
- あるユーザーのイベントログには、判定の段から
gpt-5.6-solの修復の段への Cascade の引き継ぎがあり、そのプロンプトは前の完了の主張を信じないようモデルに指示していた。
[C] Hacker News — Project HydraFusion (2026-09-04、79 ポイント、35 コメント)
https://news.ycombinator.com/item?id=49566788
- HyDRA の論文へのリンクや、Fable や Sol と比べずに最先端の品質をうたう基準として Opus 5 は弱いという指摘、批評には別のベンダーのモデルが効くがカスケードには要らないという議論があった。
[C] Samuel Tauil — Tracing HydraFusion model routing in Copilot CLI (2026-09-10)
- 1 つの小さなプロジェクトでの 24 ターンの現場報告 (筆者のプロフィールは Microsoft) で、単一が 18 ターン、カスケードと批評が 3 ターンずつ、25% のターンが複数のモデルを使った。
- 費用は
gpt-5.6-solが 57.4%、claude-opus-5が 41.9% で、判定はカスケードの下書き 3 件中 2 件を退け、振り分けは平均 229 ms だった。 - OpenTelemetry のスパンではモデルが
hydrafusionとしか見えず、段ごとの詳細は手元のセッションのイベントファイルにしかない。
[C] GitHub — github/copilot-cli issues #4741 and #4975 (2026-09-06 〜 2026-09-26)
https://github.com/github/copilot-cli/issues/4741
gpt-6-astraで作った計画を受け入れると実装の前に HydraFusion が止まることがある、一部のアカウントでは experimental のモードに HydraFusion が出ない、という報告がある。
メモ
- GitHub は HydraFusion が Opus 5 の基準に並ぶか上回ったと書くが、自社の表では DeepSWE で 1.5 ポイント、CheckpointBench で 0.1 ポイント下回っている。
- 方針は報告と同じベンチマークでビームサーチによって調整され、取り置きの評価セットはなく、CheckpointBench は社内のもので、コストは推定値。
- 基準のモデル (Opus 5、GPT-5.6 Sol) は、GitHub 自身の価格表では今や Opus 5.5 や GPT-6.1 Sol より高く、新しいモデルへの対応についての質問には答えがない。
- ブログは検証に落ちたワークフローのパッチは適用しないとし、ドキュメントは捨てた下書きの編集は元に戻らないとしている。
- 変更履歴は設定を有効にするよう案内するが、VS Code 1.140 は企業のプレビューのポリシーの範囲で既定で有効にしている。
実践やアウトプットの提案
- 範囲の明確な最初のターンのタスクを HydraFusion と今の固定のモデル (Opus 5.5 か GPT-6.1 Sol) で走らせ、
~/.copilot/session-state/<id>/events.jsonlの段ごとのデータを使って成功率とクレジットを比べる。 - Business や Enterprise で有効にする前に、プレビュー機能のポリシーとモデルの許可リストを確かめ、Auto の 10% の割引なしで予算を組み、捨てた下書きの編集が残りうるので使い捨てのブランチで動かす。
- 自分のコードで批評の前提を確かめるため、バグを仕込んで同じファミリーの批評者と別のファミリーの批評者の検出率と誤検知を比べる。
9. 🧪 Anthropic が評価セットを作ってヒルクライムする手法と Claude Code のコマンドを公開し、Hamel Husain の実機レビューは問題の発見力を評価しつつ、エラー分析を飛ばす流れを批判した
- 選定 / 影響度 2 / 将来性 1 / 重要度 2 / 起点 09-28、期間前の出来事で
hamel-husainで初出 / 種別: リリース / 領域: 評価・運用、コーディングエージェント。 - 候補になったフィード項目:
hamel-husain09-30 Claude's new auto eval tool
収集した情報
[A] Anthropic (claude.dev blog) — Automating eval design and hillclimbing with Claude, by Lance Martin (2026-09-28)
https://claude.dev/blog/automating-eval-design-and-hillclimbing/
- Claude Code の claude-api スキルの 2 つのコマンドを紹介する記事で、
/claude-api build-evalはコードベースの中に評価セットを作り、/claude-api hillclimbは過学習を見抜くための取り置きの例を使いながら、1 回に 1 つずつ変更してアプリを評価に照らして改善する。 - よい評価の 4 つの性質として、本番を映したタスク、強いモデルや長い思考で上がるスコア、最上位のモデルを最大の思考量で動かしても 100% を下回る余地、実行ごとのばらつきの小ささを挙げる。
- 今のモデルが失敗するケースを選ぶ (敵対的なサンプリング) のは、そのモデルの失敗の癖を測るだけで、アプリにとって何が難しく価値があるかを測らないとして退けている。
- build-eval はユーザーに聞き取りをし、入力を、本番の会話の記録 (保持と機微なデータについて確認してから)、バグ報告やチケット、手書きの 5〜10 件、コードベースから合成したケースの順に集める。
- すべての入力をページに並べて承認を求め、出力が限られる場合はプログラムでの判定、そうでない場合は被験モデルとは別のモデルが確かめられる主張のルーブリック (1〜5 の尺度ではない) で採点する LLM ジャッジと、合う中で最も安い採点方法を提案する。
- いくつかのケースを採点してユーザーなら違う点を付けたかを尋ね、同じ出力を 2 回採点する、タイムアウトや切れた回答を調べる、ベースラインがすでに約 95% 以上なら警告する、の 3 つの確認を行う。
- hillclimb は目標 (性能か、同じ性能でのコスト) を聞き、ケースを学習用とテスト用にランダムに分け、評価のノイズが意味のある最小の改善より小さいかを確かめる。
- 各回は原因に向けた 1 つの変更 (プロンプト、スキル、ツールの説明、モデルと思考量、ハーネスのコード) を提案し、学習用だけが上がってテスト用が上がらない変更は過学習として戻し、悪化はすべて戻す。
- 2〜3 回改善が止まると残る失敗を原因別に仕分け、最後はテスト用で最もよい版にコードを残し、結果を信頼区間付きで報告する。
- 社内のサポートのベンチマーク (44 件のチケット、探索用 30 件、取り置き 14 件) では、ベースラインは思考量 high の Opus 4.8 で判断の正答率 74.4%、チケットあたり 4.6 セント。
- ヒルクライムが見つけた段階は、プロンプトの監査と思考量 low の Opus 5.5 (87.8%、1.9 セント)、思考量 low の Sonnet 5 (88.9%、約 1 セント)、振り分けのルールと返金上限の相互参照の追加 (ほぼ同じコストで 98.9%)。
- 取り置きの 14 件では、最終の構成が 90.5%、元の構成が 78.6% で、コストは約 5 分の 1 になった。
- 2 つ目の例では、ドキュメントから作った評価で Anthropic 自身の claude-api スキルを 66% から約 88% に上げ、その一部は学習時に覚えた古い API の形を今の形に対応させる表を加えたことによる。
[A] Anthropic (claude.com blog) — Reducing cost and improving performance with Claude Platform, by Lance Martin (2026-09-08、2026-09-22 以降に更新、背景)
https://claude.com/blog/reducing-cost-and-improving-performance-with-claude-platform
- 同じベンチマークで、Opus 4.8 から Opus 5.5 に替えるだけでコストが約 18% 下がり、
/claude-api prompt-auditでさらに 9% 下がって正答率は約 2 ポイント上がった。 - ヒルクライムの最初の段階を、新しい記事が Opus 5.5 とするのに対し、この記事はプロンプトの監査付きの思考量 low の Opus 5 (学習用で 98.9%、2.6 セント) としている。
[A] Anthropic — Claude Code skills documentation and changelog (2026-10-01 取得時点)
https://code.claude.com/docs/en/skills
- 同梱の
/claude-apiスキルは、migrate、prompt-audit(v2.1.221)、upgrade、cost-optimize(v2.1.247)、preserved-thinking-migrationと並べて、build-evalとhillclimbを v2.1.259 以降として載せている。 - 2.1.259 (09-02) にはこれらのコマンドの項目がなく、2.1.284 (09-28) で hillclimb が測れないほど小さな言い換えに回を使わないようにした。
- 2.1.285 (09-29) で、評価の実行の雛形が仕掛けられたリンク越しに書き込む問題と、
max_tokensで切れた回答を平均に含めてしまう問題を直し、切れた回答は別に数えるようにした。 - スキルは
anthropics/skillsでオープンソースとして公開され Claude Code の外でも入れられるが、プラットフォームのドキュメントのページには 2 つのコマンドが載っていない。
[B] Hamel Husain — Claude's new auto eval tool (2026-09-30)
https://hamel.dev/blog/posts/claude-auto-evals/
- Isaac Flath と、賃貸の案内アシスタントの会話の記録を使って build-eval の流れをライブ配信で試し、hillclimb は試していない。
- 1 つ目の批判: 会話を誰も見ないうちに評価にする失敗の候補を出してくるなど、データを見る前に評価を作らせようとする点で、彼の処方はまずエラー分析をすること。
- 2 つ目の批判:
inputs.mdに目を通してどのラベルが違うかをチャットで答えさせる点で、これをデータのラベル付けで最もつらいやり方とし、コーディングエージェントならアノテーション用のアプリを作るべきだという。 - 3 つ目の批判: 提案された
protocol_okの評価器が、LLM ジャッジ 1 つとコードのチェック 3 つの計 4 つの確認を 1 つの合否にまとめていた点で、評価は 1 つの誤りに絞り、コードのチェックとジャッジを分けるべきだという。 - 一方で、人への引き継ぎ、書式、音声などの問題を、ほかの自動評価の手法が見落とすところまで最初から見つけた点を評価し、Anthropic の記事の考え方にも賛同している。
- 結論は、今は使うのを待つというもので、Shreya Shankar と作った評価用のスキルを勧め、プラグインの作者はフィードバックを受け入れる姿勢だったと書く。
[B] Hamel Husain and Shreya Shankar — Evals Skills for Coding Agents (2026-03-02、2026-08-31 更新、背景)
https://hamel.dev/blog/posts/evals-skills/
- 彼が勧める代わりの手段で、
error-discovery(レビュー用のアプリを作ってメモを失敗の型にまとめる)、write-judge-prompt、validate-evaluator、build-review-interfaceなどのスキルをnpx skills add https://github.com/ai-evals-course/evals-skillsで入れる。
[B] Ken Huang (Substack) — Claude Eval Design and Hillclimbing: From Reliable Tests to Better Agents (2026-09-30)
https://kenhuangus.substack.com/p/claude-eval-design-and-hillclimbing
- スコアの上昇が展開を正当化するのは測定が信頼できるときだけで、再現性のあるジャッジでも誤った振る舞いに点を与えうること、小さなケースの集合では繰り返しを少し増やしてもリリースの判断は決まらないことを論じている。
- 失敗した試行も含めた成功タスクあたりのコストで測ること、編集できるファイル、予算、採用の規則、止める条件を最初に決めることを勧めている。
[C] WilliamAGH (GitHub) — claude-api-build-eval, a copy of the bundled eval guides from Claude Code 2.1.280
https://github.com/WilliamAGH/claude-api-build-eval
- 写されたガイドは、最初の評価を 15〜100 件の入力とし、採点を 5 件で試し、分類では混同行列を報告し、最初の有料の実行の前にコストの見積もりの承認を求める。
- ヒルクライムのガイドは信頼区間の半幅の目安を 1 / sqrt(n x reps) とし、25 件を 2 回ずつなら約 ±14 ポイントになり、結果は
.claude/hillclimb/<flow>/の下に書く。
[C] Qiita (ishisaka) — プログラミング雑記 2026年9月30日 (2026-09-30)
https://qiita.com/ishisaka/items/df8b7ab4ec35ec6fa93f
- 過剰適合を防ぐデータの分割と HTML のレポートを取り上げた短いメモ。
[C] Hacker News — Automating eval design and hillclimbing with Claude (2026-09-29、4 ポイント)
https://news.ycombinator.com/item?id=49898332
- 唯一のコメントは、複数のベンダーのジャッジのエージェントを並べたが、ジャッジ同士が一致したため誤った承認が 2 件通った経験を書き、採点のフィードバックを求めるときにツールが実際のテキストを見せるのかを尋ねている。
[C] GitHub — teams adopting the commands (2026-09-28 〜 2026-09-29)
https://github.com/adewale/skill-eval-harness/issues/99
- 1 日のうちに、実際の不具合からコードレビュアーの評価を作る計画、自分たちの仕組みとガイドの差の分析 (余地の確認、ジャッジの組、層別の分割)、プロンプトの手引きへの規則の取り込みが、オープンソースのプロジェクトで見られた。
- ある計画はプライバシーポリシーにより本番の会話の記録を使えないとして、合成したペルソナを使うことにした。
メモ
- Anthropic の 2 つの記事は、同じヒルクライムの Opus の段階を異なる形で書いており (Opus 5.5 で 87.8%・1.9 セント、Opus 5 で 98.9%・2.6 セント)、それ以外は一致している。
- ベースラインの 74.4% と元の構成の 78.6% は同じ構成を別の分割 (学習用と取り置き) で測ったもので、各段階の数値は学習用のスコア。
- どの割合もチケットごとに 3 回繰り返した場合と整合し、同梱のガイドの目安では取り置きの 14 件を 3 回ずつで約 ±15 ポイントとなり、11.9 ポイントの改善はノイズの範囲かもしれないが、記事はこの例に区間を示していない (推測)。
- ドキュメントは最低バージョンを v2.1.259 とするが、変更履歴に初めて出るのは 2.1.284 と 2.1.285 で、コマンドは記事の約 4 週間前に目立たず出ていたとみられる。
- hillclimb の独立した測定はまだなく、Hamel Husain が試したのは build-eval だけ。
実践やアウトプットの提案
- 1 つの狭い流れで
/claude-api build-evalを走らせる前に、アノテーション用のアプリで実際の記録を 1 回分読んで分類し、提案された失敗の型を自分たちのものと比べ、評価器 1 つにつき失敗の型を 1 つに保つ。 - 既存のチームの評価でコストを目標に
/claude-api hillclimbを走らせ、先にノイズの下限を確かめ、学習用と取り置きのスコアを分けて記録し、取り置きの区間がノイズを超えたときだけ取り込む。 - 同じ公開の記録の集合で、build-eval と Hamel Husain・Shreya Shankar の評価用のスキルを、信頼できる評価器までの時間、見つかった失敗の型、ラベル付けのしやすさで比べる。
10. 🔒 OpenAI がゼロデータ保持と Private Safety Processing を Private Intelligence としてまとめ、審査対象を顧客のクラウドストレージに暗号化して残し、ハードウェア証明付きの環境で自動審査する形を示し、Private Inference も続くとした
- 選定 / 影響度 1 / 将来性 1 / 重要度 2 / 起点 09-29 / 種別: リリース / 領域: セキュリティ・安全性、API・クラウド。
- 候補になったフィード項目:
openai-news09-29 DevDay 2026 Recap (Private Intelligence)
- 背景: OpenAI は Private Safety Processing を 2026-08-19 にプレビューとして発表し、09-22 から API の顧客に段階的に展開している。
- DevDay で加わったのは、Private Intelligence というまとめ方、公開された設定の手順、秋に予定する Private Inference のプレビュー。
収集した情報
[A] OpenAI — DevDay 2026 Recap (2026-09-29)
https://openai.com/index/devday-2026-recap/
- Private Intelligence は、データが守られているという確信を持って企業が最先端の AI を使えるようにするもの。
- 公式の日本語版は、Private Safety Processing を備えたゼロデータ保持により、OpenAI が顧客のコンテンツを保持することなく、オフラインで自動の安全性審査を行えると説明している。
- コンフィデンシャルコンピューティングと厳格で検証可能な制御を組み合わせる Private Inference のプレビューを秋に出す予定で、関心のある顧客には連絡を求めている。
[A] OpenAI Developers — ZDR with Private Safety Processing (2026-10-01 取得時点)
https://developers.openai.com/api/docs/guides/private-safety-processing
- PSP は、OpenAI がプロンプトや応答を保持せずに、オフラインで自動の安全性審査を行う仕組みで、対象は安全性の分類器からの照会か承認済みのサンプリングの方針で選ばれ、照会されても違反が確定するわけではない。
- 選ばれた記録は暗号化されて顧客のリージョンのストレージ (AWS S3、Azure Blob Storage、Google Cloud Storage) に書かれ、OpenAI は運用のメタデータとストレージへの参照を持つ索引だけを保つ。
- 暗号化は 2 層で、Safety Review Runtime だけが復号できる OpenAI 管理の HPKE と、顧客の Enterprise Key Management の鍵による外側の層からなる。
- Safety Review Runtime は人のアクセスを無効にしたハードウェア証明付きの環境で、平文で外に出るのはあらかじめ定めた範囲の安全性の信号と承認済みのメタデータだけ。
- 記録の TTL は 30 日で、顧客はそれより早く消してはならず、鍵を取り消すと復号はできなくなるが記録は消えない。
- PSP は、すでにゼロデータ保持を承認された組織が API のコンソールでプロジェクトごとに有効にし、そのプロジェクトのすべての通信 (本来 PSP を必要としないモデルへのものも含む) に適用される。
- ストレージはプロジェクトのデータレジデンシーに合わせ、レジデンシーを使わない場合は us-west-1 を勧め、挙がっているのは米国と EU のストレージのリージョンだけ。
- 最後のストレージの接続を外すとプロジェクトの保持の方針が戻り、ZDR と PSP を必要とするモデルが使えなくなることがあるが、ガイドはそれがどのモデルかを書いていない。
- 登録は
POST /v1/organization/external_storageと検証の呼び出しで行い、validated の状態は継続的な健全性ではなく 1 回の検証の成功を記録するだけ。
[A] OpenAI Developers — Data controls in the OpenAI platform (2026-10-01 取得時点)
https://developers.openai.com/api/docs/guides/your-data
- ZDR と PSP を使う顧客は、顧客が管理するストレージを設定し、追加の技術面・運用面の要件を満たす必要がある。
- OpenAI は書面での事前通知のうえで特定の顧客のモデルをゼロデータ保持の対象外にする権利を持ち、その場合の内容は暗号化された不正利用の監視ログに残り、法律が求めない限り人の確認から外される。
/v1/agents、/v1/conversations、/v1/assistants、/v1/files、/v1/batchesなどはゼロデータ保持の対象外で、Chat Completions と Responses は制限付きで対象になる。- データレジデンシーのリージョンには日本も含まれるが、米国以外のレジデンシーには不正利用の監視の扱いについての承認と、保持の修正の契約が要る。
[A] OpenAI — Offering Zero Data Retention for frontier models (2026-08-19、検索結果、背景)
https://openai.com/index/offering-zero-data-retention-for-frontier-models/
- ページは 403 を返し、検索結果の本文によれば、PSP は OpenAI の担当者が内容を見ずに関連するやりとりをまたいだパターンを見つけ、初期の顧客に Microsoft と Databricks を挙げ、09-22 から API の顧客に段階的に展開するとしている。
[B] VentureBeat — OpenAI's new 'Private Intelligence' targets a growing enterprise concern: who can see your AI data? (2026-09-29)
- Private Intelligence を、顧客のデータと OpenAI のあいだのより強い技術的な境界と位置付け、暗号化された写しは顧客のストレージに 30 日残ると強調している。
- Private Inference について、対象のモデルとエンドポイント、ChatGPT Enterprise を含むか、TEE のハードウェア、独立した証明、料金を未解決の問いとして挙げている。
[B] ITmedia NEWS — OpenAIの「DevDay 2026」で発表された主なことまとめ (2026-09-30)
https://www.itmedia.co.jp/news/article/2609/30/2000001868/
- PSP を、ゼロデータ保持を維持しつつ「OpenAIの従業員が内容にアクセスせずに自動で安全性をチェックできる仕組み」と説明し、機密コンピューティングを使う Private Inference も今秋プレビュー提供する予定と伝えている。
[B] Engadget — OpenAI Dev Day 2026: live updates (2026-09-29)
https://www.engadget.com/2271985/openai-dev-day-live-blog-chatgpt-news/
- Private Intelligence のプレビューを伝え、今年 OpenAI のエージェントが多く暴走したことを思えば皮肉だと書いている。
[B] Simon Willison — OpenAI DevDay 2026 live blog (2026-09-29)
https://simonwillison.net/2026/Sep/29/openai-devday-2026-live-blog/
- Sam Altman が企業向けのプライバシー機能のパートを駆け足で進めたことだけを記録している。
[B] The Batch (DeepLearning.AI) — Comparing OpenAI and Anthropic's data retention policies (2026-09-04、背景)
https://charonhub.deeplearning.ai/comparing-openai-and-anthropics-data-retention-policies/
- 社員が内容を見られないことと、システムが見られないことは違い、どちらの研究所も設計の独立した監査を公開していないと注意している。
- Anthropic は Fable 5 と Mythos 5 をすべての基盤で 30 日保持し、顧客側での保存は秋に予定していると対比している。
[B] ITmedia AI+ — OpenAI、ZDRを維持したまま悪用検知へ ログ保持を求めるAnthropicに対抗 (2026-08-20、背景)
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/article/2608/20/2000000638/
- PSP を、Claude Mythos 5 と Claude Fable 5 で「プロンプトと出力を30日間保持することを必須としている」Anthropic への対抗と位置付けていた。
[C] Qiita (Takuya__) — OpenAI DevDay 2026 で何が発表された? dots・GPT-6.1 Sol・Ultrafast・Codex クラウドは従来と何が変わるのか (2026-09-30)
https://qiita.com/Takuya__/items/7404c5e3892329fb555e
- 「企業向けで見逃せないのが OpenAI Private Intelligence です」とし、本文は顧客のストレージにしか置かれず、復号は証明された審査の環境の中だけで、出力は安全上の懸念の有無のような限られた信号だけだと整理している。
[C] Hacker News — ZDR with Private Safety Processing (2026-09-29、2 ポイント)
https://news.ycombinator.com/item?id=49897335
- コメントはつかず、Private Intelligence そのものの投稿もなかった。
メモ
- 提供状況は入り混じっており、OpenAI は Private Intelligence をプレビュー中とし、ZDR と PSP は段階的に提供中で、Private Inference はこれから出るプレビューになっている。
- 名前はゼロデータ保持だが、暗号化した記録は顧客のストレージに 30 日残る。
- 保存先の説明がそろっておらず、8 月のプレビューは顧客の鍵を使った OpenAI の基盤での保存にも触れ、ガイドは顧客のストレージだけを書き、データの扱いのページは PSP 付きの Private Retention では OpenAI 管理の基盤の暗号化したログに残すとしている。
- ZDR と PSP を必要とするモデルがどれかも、ストレージが unhealthy になったときにリクエストがどうなるかも、どこにも書かれていない。
- 日本のチームにとっては、一般のデータの扱いでは日本もレジデンシーのリージョンなのに、PSP のガイドは米国と EU のストレージにしか触れておらず、Agents API はゼロデータ保持の対象外になっている。
実践やアウトプットの提案
- 本番ではないプロジェクトで PSP のストレージの設定を試し、
openai/への 30 日のライフサイクルのルール、EKM の外側の鍵、Azure ですべてのネットワークを許可する要件、unhealthyの通知を、セキュリティレビューのチェックリストにまとめる。 - プロジェクト全体で PSP を有効にする前に、チームの API の使い方をゼロデータ保持の表と照らし、日本のレジデンシーのプロジェクトで PSP を使えるか、どのモデルが PSP を必要とするかを OpenAI に確かめる。
- OpenAI の ZDR と PSP と、Anthropic の顧客側での保存の計画を、証明とモデルの範囲についての未解決の問いとともに、調達とセキュリティのレビュー担当者向けに比べる。
11. ⏱️ Claude Code 2.1.285 が、バックグラウンドのコマンドを既定で 30 分で止め、サードパーティのプロバイダーでのヘッドレス実行を auto mode で始め、管理設定 allowedProviders を加えた
- 選定 / 影響度 1 / 将来性 1 / 重要度 2 / 起点 09-29 / 種別: 仕様変更 / 領域: コーディングエージェント、セキュリティ・安全性。
- 候補になったフィード項目:
claude-code-changelog09-30 2.1.285 と 10-01 2.1.286classmethod-claude-code09-30 Claude Code v2.1.285 の主要アップデート - バックグラウンドコマンドの時間制限と allowedProviders の追加
前回からの継続
- 2026-09-29 のトピック 10 は、権限モードを設定していない対話のターミナルと VS Code のセッションを、すべてのプランとプロバイダーで auto mode から始めるようにした 2.1.284 を扱った。
- 2.1.285 は同じ既定を、サードパーティのプロバイダーやテレメトリ無効の環境でのヘッドレスの
claude -pと Python Agent SDK のセッションにも広げ、長時間の処理や管理された環境に影響する制限も加えた。
収集した情報
[A] Anthropic — Claude Code changelog, 2.1.285 and 2.1.286 (2026-09-29、2026-09-30)
https://code.claude.com/docs/en/changelog
- 2.1.285 は、バックグラウンドの Bash と PowerShell のコマンドを時間制限 (
run_in_backgroundでのtimeout、既定 30 分、最大 2 時間) で止めるようにし、止めたときは Claude に知らせる。 - サードパーティのプロバイダーやテレメトリ無効の環境での
claude -pと Python Agent SDK のセッションを、権限モードの設定がなければ auto mode で始めるようにし、--permission-modeは引き続きそれより優先する。 - マシンが使える API のプロバイダー (Anthropic API、独自のエンドポイント、Bedrock、Mantle、Vertex AI、Foundry、Claude Platform on AWS、Cloud gateway) を絞る管理設定
allowedProvidersを加えた。 - WebFetch のツールを無効にする
CLAUDE_CODE_DISABLE_WEB_FETCHを加え、Team と Enterprise のセッションは起動時に組織のポリシーを読み込めなかった場合、読み込めるまで WebFetch を使わせないようにした。 - プロジェクトの設定では、管理者が必須にしたサンドボックスを広げたり無効にしたりできず、管理された拒否リストの背後のプロキシを置き換えたり、厳格な許可リストを広げたり、管理された読み取りの拒否を開け直したりもできなくした。
- 独自の
ANTHROPIC_BASE_URLを使うセッションでも、100 万のコンテキストを持つモデルではそれを使うようにし、200K で止まるゲートウェイ向けに/autocompact 200kを示した。 - クラウドのセッションで MCP サーバーの名前
widgetsを予約し、ストリーミングが失敗し続けると最大 21 回再試行していた問題を直した。 - 2.1.286 は、再試行の上限をモデルの呼び出し全体にかけるよう変え、既定の設定では最大 14 回のリクエストになり、
--bareではタイムアウトしたシェルのコマンドをバックグラウンドに回さず止めるようにした。 - 2.1.286 は、プロジェクトやユーザーに
verifyという名前のスキルがあれば、ドキュメントだけやテストだけのコミットを除き、コミットの直前にそれを実行するよう Claude に伝え、git のリポジトリやフォルダーを指す npm のプラグインのソースを拒むようにした。 - GitHub のリリースには 2.1.285 に 136 件、2.1.286 に 88 件の項目がある。
[A] Anthropic — Claude Code docs: permission modes and headless runs (2026-10-01 取得時点)
https://code.claude.com/docs/en/permission-modes
- 権限モードを指定しない
claude -pや Python Agent SDK の既定は、フィーチャーフラグを取得するセッションではdefault、取得しないセッション (サードパーティのプロバイダーやテレメトリ無効の環境) では v2.1.285 からautoになる。 - どこかの設定ファイルで
disableAutoModeが"disable"ならほかのすべてより優先し、プロジェクトの.claude/settings.jsonの"auto"や"bypassPermissions"は効かない。 - Bedrock、Google Cloud の Agent Platform、Foundry、Claude apps gateway では、auto mode が既定で使えるのは Claude Sonnet 5 以降、Opus 4.7 以降、Fable のモデルだけで、それ以外は Manual で始まる。
--permission-prompt-toolのない-pの実行は確認を求められないので、止められた操作は実行されないまま Claude は作業を続ける。- auto mode で始まる実行では、
--allowedToolsの単独のBashは広すぎる規則として外され、各コマンドは分類器にかかり、分類器の呼び出しは API やクラウドのプロバイダーではトークンの使用量に数えられる。
[A] Anthropic — Claude Code docs: tools reference and environment variables (2026-10-01 取得時点)
https://code.claude.com/docs/en/tools-reference
- Claude がバックグラウンドで始めたコマンドは 30 分、または渡した
timeoutで最大 2 時間、前面からバックグラウンドに移ったコマンドは移った時点から 30 分。 BASH_DEFAULT_TIMEOUT_MSを 1,800,000 より大きくすると 30 分の既定が、BASH_MAX_TIMEOUT_MSを 7,200,000 より大きくすると 2 時間の上限が置き換わり、どちらも制限を短くはできない。CLAUDE_CODE_DISABLE_BACKGROUND_TASKS=1でバックグラウンドの実行そのものを止められ、環境変数の表にはまだCLAUDE_CODE_DISABLE_WEB_FETCHもCLAUDE_CODE_NONSTREAMING_TIMEOUT_RETRIESもない。
[A] Anthropic — Claude Code docs: managed settings, admin setup and sandboxing (2026-10-01 取得時点)
https://code.claude.com/docs/en/managed-settings
allowedProvidersには v2.1.285 が必要で、一覧にないプロバイダーのセッションは起動時、ログイン時、次に API に接続するときに拒まれ、値が不正だと空の許可リストとして扱われて Claude Code は起動しない。- 企業向けのガイドは Bedrock だけの環境の例として
["bedrock"]を示し、Mantle のエンドポイントを使うなら"mantle"も加えるとしている。 - 管理者向けのガイドは、WebFetch を拒否しても Bash の
curlやwgetは止まらず、その穴を塞ぐのはサンドボックスだと注意している。 - サンドボックスのページは、配列のキーはスコープをまたいで合わさるので開発者が方針を広げる項目を足せると、2.1.285 の制限を反映しないまま書いている。
[B] Classmethod (DevelopersIO) — Claude Code v2.1.285 の主要アップデート - バックグラウンドコマンドの時間制限と allowedProviders の追加, by 石川覚 (2026-09-30)
https://dev.classmethod.jp/articles/20260930-cc-updates-v2-1-285/
CLAUDE_CODE_DISABLE_WEB_FETCH=1を設定すると WebFetch がツールの一覧から消え、WebSearch は残ることを確かめている。- 管理設定の
envで配る例を示し、allowedProvidersと組み合わせると企業でのロックダウンが簡潔に実装できるとして、閉域網、プロンプトインジェクションによる持ち出しの防止、CI の再現性を用途に挙げる。 - バックグラウンドのコマンドの時間制限を破壊的変更として扱い、長時間のバックグラウンドのコマンドを動かしている人は更新の前に確かめるよう勧めている。
[C] GitHub — anthropics/claude-code issue #98273 (2026-09-29)
https://github.com/anthropics/claude-code/issues/98273
- バックグラウンドのジョブがいつも 30〜60 分かかり、タイムアウトを設定したことのないユーザーが、制限の文書化、設定での変更、止める前の警告を求めており、スタッフの返答はまだない。
[C] GitHub — koniecdev/LotroKoniecDev issue #969 (2026-09-29)
https://github.com/koniecdev/LotroKoniecDev/issues/969
- 7,200,000 ms のタイムアウトで始めた 15 件のチケットのバッチがちょうど 2 時間後に止められ、ロックが残り、3 件のチケットが作業の途中で失われたが、2.1.284 では同じループが 4 時間以上動いていた。
[C] GitHub — Adam-S-Daniel/cms-platform issue #497 (2026-09-30)
https://github.com/Adam-S-Daniel/cms-platform/issues/497
- 2.1.285 で、タイムアウトのないバックグラウンドのコマンドは 30 分、
timeout: 7200000のものは 2 時間で止まり、Monitor の監視は別の上限により 30 分で切れた。
[C] GitHub — RESMP-DEV/lapis issue #42 and PR #48 (2026-09-29 〜 2026-09-30)
https://github.com/RESMP-DEV/lapis/pull/48
- プロジェクトの見直しで auto mode の既定を必須の対応と評価し、すべての起動経路で権限モードを明示し、長いジョブは切り離して始める修正をマージした。
[C] Qiita (picnic) — Claude Code v2.1.285 破壊的変更まとめ:widgets予約・1M既定・BG30分上限・auto mode (2026-09-30)
https://qiita.com/picnic/items/be88d8f92ce7e8a57e8b
widgetsの予約を Critical、1M の既定化・バックグラウンドの時間制限・auto mode での起動を High とし、改名、/autocompact 200k、timeoutの明示、CI での--permission-modeの明示を勧めているが、検証の結果は書いていない。
[C] Qiita (suwa_nobu) — スキルの名前を verify にするだけで、Claude Code はコミット前にそれを実行する (2026-10-01)
https://qiita.com/suwa_nobu/items/cc0fb4a9e10100991bba
- マーカーファイルを書く
.claude/skills/verify/SKILL.mdを置いた新しいリポジトリで、コードを変えてコミットを頼むと、2.1.286 では 3 回中 3 回スキルが実行された。 - スキル名が
verify2の場合、同じスキルを 2.1.285 で使った場合、ドキュメントだけやテストだけの変更の場合はどれも 3 回中 0 回で、引き金はスキルの名前であり、除外は変更履歴どおりだった。 - この挙動は公式ドキュメントに書かれておらず、ユーザーのスキルでは試していないこと、重い検査は別の名前にしておくほうがよいかもしれないことを書いている。
メモ
- ドキュメントはリリースに追いついておらず、環境変数の表に 2 つの新しい変数がなく、エラーの説明は再試行を最大 10 回としたままで、サンドボックスのページは開発者が方針を広げられると書いたまま。
- 2.1.286 のコミットの案内は、
/verifyを記録したリポジトリにも効く可能性がある (/verifyは自身をverifyという名前のプロジェクトのスキルとして保存するため、推測)。 allowedProvidersが受け付ける名前で確認できたのは"bedrock"と"mantle"だけで、変更履歴もドキュメントも Python の Agent SDK しか挙げておらず、TypeScript の SDK については書かれていない。- 時間制限によるコマンドの止め方については、プロセスツリー全体が一度に止まるという報告と、仕組みは観測できていないという報告がある。
実践やアウトプットの提案
- すべての
claude -pの呼び出しと Python SDK の実行で権限モードを明示し、特に Bedrock、Vertex、Foundry、ゲートウェイの環境では、単独の--allowedTools "Bash"に頼るスクリプトがないかを確かめる。 - スキルとフックでの長い
run_in_backgroundの使い方を洗い出し、30 分と 2 時間のテストをやり直し、ジョブごとにtimeoutの明示、設定のenvでのBASH_*_TIMEOUT_MS、Claude Code の外への切り離しのいずれかを選ぶ。 - 管理された 1 台で
allowedProvidersとCLAUDE_CODE_DISABLE_WEB_FETCHを試し、不正な値のときの挙動や、WebSearch とcurlは Web に届くことも確かめる。
12. 🍎 クラスメソッドが Xcode 27 に同梱された 15 のエージェントスキルを Claude Code にプラグインとして読み込み、iOS 27 の機能を 160 行ではなく 31 行で実装できた
- 選定 / 影響度 1 / 将来性 1 / 重要度 2 / 起点 09-30 / 種別: 検証・実践 / 領域: コーディングエージェント。
- 候補になったフィード項目:
classmethod-claude-code09-30 Xcode 27 の公式スキルを Claude Code から使ってみた
- 背景: Xcode 27 は WWDC (06-08) の最初のベータからエージェントスキルを載せ、09-14 に正式に公開された。
- トピックは 09-30 の検証記事で、それまでの記事が扱わなかったプラグインとしての書き出しを使っている。
収集した情報
[A] Classmethod (DevelopersIO) — Xcode 27 の公式スキルを Claude Code から使ってみた, by 荒巻 美南海 (2026-09-30)
https://dev.classmethod.jp/articles/xcode-agent-skills-claude-code/
- スキルは Xcode に組み込まれた AI のコーディングアシスタントが使うもので、
xcrun agent plugin path --plugin-format claudeを実行すると、~/Library/Developer/Xcode/CodingAssistant/ExportedPlugins/27A266a/claudeのような、そのまま使える Claude Code のプラグインのパスが表示される。 - プラグインには
.claude-plugin/plugin.json、Xcode の MCP サーバーを登録する.mcp.json、skills/が入っている。 ~/.zshrcにexport CLAUDE_CODE_PLUGIN_DIRS="$(xcrun agent plugin path --plugin-format claude)"を加えると起動時に読み込まれ、スキルはxcode-integration:を接頭辞に持ち、MCP サーバーはplugin:xcode-integration:xcodeとして接続される。- 記事の表は 15 のスキルを挙げ、
audit-xcode-security-settings、device-interaction、swiftui-whats-new-27、swiftui-specialist、modernize-tests、uikit-app-modernization、3 つのアクセシビリティの専門家、translation、translation-coordinatorなどを含む。 translation-coordinatorはuser-invocable: falseで、手動では呼べず、必要なときにエージェントが読み込む。swiftui-whats-new-27を使うと、iOS 27 の ScrollView と LazyVStack の一覧へのスワイプでの削除がswipeActionsとswipeActionsContainer()による 31 行・17 秒で実装された。- スキルなしでは、Claude は
.swipeActionsはListの行でしか使えず iOS 27 の変更も確認できないとして、独自のジェスチャーの実装を 160 行・81 秒で書いた。 audit-xcode-security-settingsは、ENABLE_ENHANCED_SECURITYが既定のNOのままであること、ポインタ認証が無効であること、entitlements のファイルがないことを見つけ、Xcode の MCP サーバーを通じて直した。device-interactionはシミュレーターを起動してカウンターを 3 回押し、「Count: 3」ではなく「Count: 4」と表示されたことから不具合の行を突き止めた。- Xcode の MCP サーバーを使うスキルは、Xcode でプロジェクトを開いておくことと、初回に Xcode 側で承認することが必要で、記事は Claude Code のバージョンもモデルも書いておらず、比較はどれも 1 回ずつ。
[A] Apple — Xcode 27 release notes and developer releases (2026-10-01 取得時点)
https://developer.apple.com/documentation/xcode-release-notes/xcode-27-release-notes
- Xcode 27 (27A266a) は 09-14 に公開され、macOS Tahoe 26.6 以降が必要。
- ローカライズ、UIKit のサイズ変更、アクセシビリティなどの作業向けに Apple が作った専門家を同梱し、エージェントはスキル、MCP サーバー、ACP のエージェントの設定を含むプラグインで拡張できる。
- Xcode の MCP サーバーにはビルド設定、entitlements、Info.plist のキー、デバッガー、スキームのツールが加わり、エージェントはシミュレーターの起動、アプリの起動、タッチの合成、スクリーンショットを扱える。
- Apple のエージェントスキルが Codex で使えないことがある問題の修正が載っている一方、
xcrun agent、書き出し、スキルの数には触れていない。
[A] Apple — WWDC newsroom post and developer documentation on external agents (2026-06-08、2026-10-01 取得時点)
https://developer.apple.com/documentation/xcode/giving-external-agents-access-to-xcode.md
- WWDC で Apple は、Anthropic、Google、OpenAI のモデルとエージェント、独自のスキル・MCP のツール・Agent Client Protocol のエージェントを入れられるプラグインを備えた Xcode 27 を発表した。
- 外部のエージェントは、Xcode の設定で外部のエージェントを許可したうえで、
xcrun mcpbridgeを通じて Xcode を使う (例:claude mcp add --transport stdio xcode -- xcrun mcpbridge)。
[A] Anthropic — Claude Code environment variables (2026-10-01 取得時点)
https://code.claude.com/docs/en/env-vars
CLAUDE_CODE_PLUGIN_DIRSは各パスを--plugin-dirの指定と同じように読み込み、絶対パスが必要で、Claude Code v2.1.280 以降で使える。
[B] SwiftLee (Antoine van der Lee) — Using Xcode 27's Agent Skills in Claude, Codex, and Cursor (2026-06-09)
https://www.avanderlee.com/ai-development/using-xcode-27s-agent-skills-in-claude-codex-and-cursor/
- 最初のベータでは
xcrun agent skills export ~/.agents/skillsで 7 つのスキルが書き出され、知識だけのスキルはどこでも使えるが、audit-xcode-security-settingsとdevice-interactionは Xcode の外では機能が落ちるとしている。
[B] Sarunw — How to export Xcode agent skills with xcrun (2026-09-12)
https://sarunw.com/posts/export-xcode-agent-skills/
xcrun agent skills export --output-dir ...を説明し、27.1 でuikit-app-modernizationがapp-resizabilityに置き換わったと書くが、plugin pathには触れていない。
[C] Blake Crosley — Xcode 27 Ships Agent Skills You Can Export Anywhere (2026-06-10)
https://blakecrosley.com/blog/xcode-27-agent-skills-export
- 公式のスキルを使う弱いモデルが、古い学習データで作業する強いモデルに勝ちうると論じている。
[C] GitHub — artemnovichkov/xcode-skills (2026-08-11 〜 2026-09-29)
https://github.com/artemnovichkov/xcode-skills
- Apple のスキルを Xcode のビルドごと (beta 5 から 27.2) に Claude Code のプラグインとして詰め直しており、今は
app-resizabilityを含む 15 のスキルがある。
[C] GitHub — raven/xcode-agent-skills and sugarmo/xcode-skills (snapshots per Xcode build)
https://github.com/sugarmo/xcode-skills
- 27A266a では、
xcrun agent skills exportが全体に公開された 10 のスキルを書き出し、xcrun agent plugin pathは 15 のスキルのプラグインを作り、その 15 の名前はクラスメソッドの一覧と一致する。 - 翻訳のスキルは別のフレームワークにあって全体には書き出されず、スキルの名前はビルドの間で変わっている (例:
c-bounds-safetyからadopt-c-bounds-safety)。
[C] GitHub — stotic-dev/homete_iOS PR #276 (2026-09-22)
https://github.com/stotic-dev/homete_iOS/pull/276
- 日本のチームが、書き出した Xcode 27 のスキル 4 つを手を加えずに
.claude/skills/に取り込み、独自のシミュレーターでの確認のスキルを加えた。
メモ
- Apple のドキュメントは
xcrun agent skills exportもxcrun agent plugin pathも説明しておらず、どちらもヘルプの表示とコミュニティの記事で知られている。 - スキルの数はビルドと方法で異なり、6 月の記事では 7、27A266a の
skills exportでは 10、plugin pathでは 15 で、記事を自動で要約した結果は 18 としたが、記事の表はそれを支持しない。 - Xcode の MCP サーバーが要るスキルは情報源で異なる (クラスメソッドはセキュリティの監査とデバイスの操作、あるリポジトリは翻訳のスキルも含める)。
- 31 行対 160 行の比較は、モデルも Claude Code のバージョンも示さない 1 回だけの実行 (環境変数から v2.1.280 以降とは推測できる)。
実践やアウトプットの提案
- Xcode 27 と Claude Code v2.1.280 以降で
CLAUDE_CODE_PLUGIN_DIRSからプラグインを読み込み、xcrun agent skills export --output-dir <絶対パス>の結果と比べて、プラグインの形でしか入らないスキルを確かめる。 - iOS 27 だけの API で、スキルありとなしの比較を何回か繰り返し、行数、時間、API の正しさを記録する。
- Xcode の外でも使えるスキルと、MCP サーバーと開いたプロジェクトが必要なスキルをチームのメモにまとめ、Xcode を更新するたびに書き出し直す。
13. 🐘 Google Cloud が AlloyDB の PostgreSQL for agents をプレビューで出し、本番のストレージを読む隔離された読み取り専用の microVM ノードを数秒で増やしてエージェントに使わせる
- 選定 / 影響度 1 / 将来性 1 / 重要度 2 / 起点 09-25、期間前の出来事で
publickeyで初出 / 種別: リリース / 領域: エージェント開発。 - 候補になったフィード項目:
収集した情報
[A] Google Cloud Blog — AlloyDB delivers PostgreSQL for agents, by Raj Pai and Sujatha Mandava (2026-09-25)
https://cloud.google.com/blog/products/databases/announcing-postgresql-for-agents-in-alloydb
- プレビューとして、エージェントの処理向けにサンドボックス化したデータベースのインスタンスを数秒で用意し、本番の最新の状態を秒単位で読み取り専用で読ませ、プライマリ・スタンバイ・リードレプリカからは完全に切り離す。
- 少数のエージェントでも密な推論のループを回すと従来の構成を圧倒しうるとし、オブジェクトストレージの上のキャッシュ層ではエージェントによる障害から本番を守れないと訴えている。
- インスタンスは数千まで増え、すべてのインデックスとベクトル・全文・空間の検索を含む AlloyDB の PostgreSQL のエンジンを丸ごと使え、ETL なしで BigQuery と Spark をまたぐレイクハウスのクエリも流せる。
- エージェントが終わると縮小して課金は推論のループが動いている間だけになり、固定のパスワードの代わりの IAM 認証、VPC Service Controls、顧客管理の暗号化、監査を備える。
- Manhattan Associates は、取引の処理に触れずに在庫と注文のデータを秒未満の鮮度でエージェントに分析させていると語り、利用はプレビューの申込フォームから。
[A] Google Cloud Blog — A new, no-compromises database architecture for the agentic era, by Amit Ganesh and Sailesh Krishnamurthy (2026-09-25)
https://cloud.google.com/blog/products/databases/alloydbs-agentic-database-architecture
- エージェントは MCP で、microVM で動く AlloyDB のノードの独立した使い捨てのプールにつながり、各ノードはデータベースの最新の状態を読み取り専用で読む完全な PostgreSQL 互換のエンジン。
- ノードは本番とは別の専用の Colossus のストレージのセグメントを直接読み、計算・ネットワーク・ストレージのどこでもプライマリのクラスタと部品を共有しない。
- ノードは求めに応じて起動し、エージェントが終わると止まり、ノードが動いた秒単位で課金するので、1,000 のノードを数十秒使っても使った分だけの料金になる。
- Google のテストでは、スループットが 1 ノードの 3.9K QPS から 10 ノードで 41K、1,000 ノードで 300 万 QPS (773 倍) に伸び、プライマリへの影響は測れないほど小さく、2,100 ノードの全件スキャンは毎秒 1 テラビットを超えた。
- 名前を伏せた共有ブロックサーバー型の市販のサービスは、リードレプリカを 8 つまで増やしても 2 倍に届かず、プライマリのスループットは 75% 以上落ちた。
[A] Google Cloud documentation — PostgreSQL for agents in AlloyDB (2026-10-01 取得時点)
https://docs.cloud.google.com/alloydb/docs/postgresql-agents-alloydb
- 機能はプレビューで、GA 前の規約と生成 AI のプレビューの追加規約の下にあり、技術的なドキュメントはプレビューに参加してから見られる。
- 公開のページには API や gcloud の名前、IAM のロール、MCP のエンドポイント、上限、PostgreSQL のバージョン、リージョン、料金、書き込みの規則が書かれていない。
[A] Google Cloud documentation — AlloyDB release notes and MCP server reference (2026-10-01 取得時点、背景)
https://docs.cloud.google.com/alloydb/docs/reference/mcp/alloydb/mcp
- リリースノートの 9 月にはこの機能の項目がない。
- AlloyDB のマネージドの MCP サーバー (
https://alloydb.googleapis.com/mcp、06-02 に一般提供) はexecute_sql_read_onlyを含む 17 のツールを持ち、IAM と OAuth で認証し、すべての呼び出しを Cloud Audit Logs に残すが、エージェント用のプールには触れていない。
[B] Publickey — Google Cloud、AIエージェントからの大量アクセスをPostgreSQLのプライマリDBから切り離せる「PostgreSQL for agents in AlloyDB」発表 (2026-09-30)
https://www.publickey1.jp/blog/26/google_cloudaipostgresqldbpostgresql_for_agents_in_alloydb.html
- AI エージェントの大量のアクセスは「本番環境のデータベース性能に悪影響を及ぼす可能性が高くなります」とし、エージェントが業務に広がれば予期できないアクセスの急増もありうると見ている。
- ETL などで AI 用の別のデータベースを作らずに、単一のデータベースサービスのままエージェントに対応でき、プライマリ・スタンバイ・リードレプリカからは完全に隔離される点に価値を見ている。
- 09-24 の Google Cloud の投稿を埋め込み、必要に応じて 1,000 を超える読み手に広げられるとしている。
[B] DBTA — Google Cloud AlloyDB Delivers PostgreSQL for Agents (2026-09-25)
- Google の主張を分析なしで伝えるニュース。
[C] Databases Digest (via daily.dev) — AlloyDB courts AI agents, Postgres 19 Beta 4 nears GA (2026-09-25)
https://daily.dev/posts/alloydb-courts-ai-agents-postgres-19-beta-4-nears-ga-48cggukie
- ゼロまで縮み、秒単位で最新の読み取り専用の Postgres のインスタンスで、エージェントが終われば課金も止まると要約している。
[C] Hacker News — AlloyDB's new agentic database architecture (2026-09-28、5 ポイント)
https://news.ycombinator.com/item?id=49874701
- 投稿者は Colossus の上の PostgreSQL と隔離層としての microVM と要約し、議論はなかった。
[C] Origins AI blog — AlloyDB gives AI agents their own isolated database compute without touching production (2026-09-28)
https://originshq.com/blog/alloydb-agentic-database-architecture-isolated-compute/
- Google の記事にない唯一の指摘として、Colossus と Jupiter は Google Cloud の外では使えないので、この一体化した構成の外での性能はわからないと書いている。
メモ
- 発表の日付は Google のブログでは 09-25、Publickey が埋め込んだ Google Cloud の投稿では 09-24 (米国時間)。
- 構成の記事の毎秒 15 TB や 2,000 万 QPS は、1 つのデータベースに対する Colossus の能力で、エージェント用のプールの結果 (300 万 QPS と毎秒 1 テラビット超) ではない。
- 鮮度は秒単位としか書かれておらず SLA も仕組みもなく、公開のドキュメントは一時テーブルなどの書き込みに触れていない。
- ベンチマークはすべて Google が名前を伏せた競合と比べたもので、エージェントがノードを得るときの MCP のツールや IAM のロールは公開されていない。
実践やアウトプットの提案
- 一般提供の範囲でまず基準を作るため、AlloyDB のマネージドの MCP サーバーの
execute_sql_read_onlyをリードプールに向けてエージェントを動かし、まとまった負荷をかけてプライマリのレイテンシを記録し、プレビューに入れたらエージェント用のプールでやり直す。 - プレビューに入れたら、プライマリへの書き込みがエージェントのノードで見えるまでの遅れ、ノードの起動の時間、大きなまとまりの秒単位のコスト、一時テーブルが使えるかなど、Google が数値で示していない点を測る。
- エージェントの読み取りを本番の Postgres から逃がす方法 (リードレプリカ、コピーオンライトのブランチ、AlloyDB のエージェント用のプール) を、鮮度とコストの考え方とともに比べる。
14. 🔑 クラスメソッドが、コマンドをサンドボックスの対象外にせず 3 つの経路だけを開けて、1Password 経由の gh と git を Claude Code の macOS サンドボックス内で動かした
- 選定 / 影響度 1 / 将来性 1 / 重要度 2 / 起点 09-30 / 種別: 検証・実践 / 領域: コーディングエージェント、セキュリティ・安全性。
- 候補になったフィード項目:
classmethod-claude-code09-30 Claude Codeサンドボックスを設定したら、1Password経由のgh/gitが動かなくなった話
収集した情報
[A] Classmethod (DevelopersIO) — Claude Codeサンドボックスを設定したら、1Password経由のgh/gitが動かなくなった話, by nnakamura.yasutaka (2026-09-30)
https://dev.classmethod.jp/articles/claude-code-sandbox-1password-gh/
- 環境は macOS 26.6.2、auto mode でサンドボックスを有効にし
allowUnsandboxedCommands: falseにした Claude Code 2.1.285、1Password CLI 2.38.1、GitHub CLI 2.97.0 で、ghはop plugin run -- ghを呼ぶラッパーになっていた。 - サンドボックスは 3 つを遮断した: 1Password のデスクトップアプリへの
opの接続 (IPC)、1Password のサーバーへのopの通信、macOS の Go での TLS の検証 (x509: OSStatus -26276)。 - IPC は 1Password の browser-helper のサービスを
sandbox.network.allowMachLookupに加えて解決し、Team ID は~/Library/Group Containers/から、サービス名はopのバイナリの文字列から調べ、効果のなかったallowUnixSocketsは最小権限の考えで入れなかった。 - サーバーへの通信は
sandbox.network.allowedDomainsにチームの 1Password のドメイン、api.github.com、github.comを加えて解決した。 - TLS は
enableWeakerNetworkIsolation: trueで解決し、ファイルシステムの制限まで外れてしまうexcludedCommandsは選ばなかった。 permissions.denyのBash(op *)で Claude がopを直接呼べないようにしたが、防げるのは直接の呼び出しだけだと筆者は書く。- 残るリスクは
trustdを通じた持ち出しの経路で、細工された証明書を検証させて許可外の URL に情報を載せうるとし、筆者はサンドボックス内ですでに悪意のあるコードが動いていることが前提のリスクとして受け入れた。
[A] Anthropic — Claude Code docs: configure the sandboxed Bash tool (2026-10-01 取得時点)
https://code.claude.com/docs/en/sandboxing
- トラブルシューティングは、macOS で Go のツールが TLS の検証に失敗すると書き、
excludedCommandsに入れることを勧め、enableWeakerNetworkIsolationは独自の CA を使う MITM のプロキシのためのものとしている。 "allowUnsandboxedCommands": falseのときdangerouslyDisableSandboxは無視される (厳格なサンドボックスのモード)。github.comのような広いドメインを許可すると、ドメインフロンティングを含む持ち出しの経路になりうること、allowUnixSocketsはサンドボックスの回避につながりうることを注意している。
[A] Anthropic — Claude Code settings reference (2026-10-01 取得時点)
https://code.claude.com/docs/en/settings-reference
- 公式の索引は
enableWeakerNetworkIsolationを macOS のサンドボックス内で MITM のプロキシ越しに TLS を検証するもの、sandbox.network.allowMachLookupを iOS シミュレーターや Playwright が XPC のサービスに届くようにするものと説明している。 - 公式のページは長くて全体を取得できないため、09-30 のコミュニティのミラーで読んだ項目の本文は、弱めた隔離はシステムの信頼サービス
com.apple.trustd.agentに届き、持ち出しの経路になりうるとし、excludedCommandsは便宜のためでセキュリティの境界ではないとしている。
[A] Anthropic — Claude Code CHANGELOG sandbox entries and the sandbox-runtime source (2026-03-05 〜 2026-09-17)
- 2.1.69 で
sandbox.enableWeakerNetworkIsolation(macOS のみ) が加わり、2.1.97 と 2.1.98 で macOS のsandbox.network.allowMachLookupが効くようになった。 - ランタイムの macOS のプロファイルでは、弱めた隔離が加えるのは
com.apple.trustd.agentの Mach の参照の許可だけで、allowMachLookupの各項目は global-name の規則 (*で終わるなら接頭辞の規則) になる。
[A] 1Password — CLI app integration and GitHub shell plugin documentation (2026-10-01 取得時点)
https://www.1password.dev/cli/shell-plugins/github/
- アプリとの連携にはデスクトップアプリの CLI 連携とメニューバーの設定が要り、GitHub のシェルプラグイン (CLI 2.9.0 以降) は生体認証かシステムの認証の後に
GH_TOKENとGITHUB_TOKENを渡すが、ドキュメントは IPC の仕組みを説明していない。
[C] GitHub — anthropics/claude-code issue #82793 (2026-07-31)
https://github.com/anthropics/claude-code/issues/82793
- 報告者は Go の TLS には
com.apple.trustd.agentが必要十分だと確かめたが、allowMachLookupは効かなかったとし、それはnetworkの下ではなくsandbox.allowMachLookupに置いたためとみられ、issue は開いたまま stale になっている。
[C] GitHub — anthropics/claude-code issue #26466 (2026-02-18、未解決)
https://github.com/anthropics/claude-code/issues/26466
- コメントでは、
network.allowMachLookup: ["com.apple.trustd.agent"]で Go の TLS が直りネットワークの隔離は保たれたという報告、MITM のプロキシがなくても 2.1.172 から壊れたという報告、excludedCommandsの落とし穴 ("gh"と"gh *"の両方が要る、コマンドを書き換えるフックでは一致しない) が挙がっている。
[C] GitHub — anthropics/claude-code issue #98259 (2026-09-29)
https://github.com/anthropics/claude-code/issues/98259
- 2.1.285 で、
excludedCommandsに入れたgit ls-remoteがサンドボックスの中で動いたままだったという報告で、重複として扱われている。
[C] GitHub — anthropics/claude-code issues #28954 and #63180 (2026-02-26、2026-05-28)
https://github.com/anthropics/claude-code/issues/63180
-
28954 は 2.1.59 が設定から
enableWeakerNetworkIsolationのキーを落としていたと報告し、#63180 は macOS のサンドボックスのプロファイルは実行時に緩められないとしてコマンドごとの指定を求め、どちらも重複として閉じられた。
[B] Zencoder — Fixing gh CLI (and other Go tools) in Claude Code's sandbox without weakening security, by Andrew Filev (2026-03-06、背景)
https://zencoder.ai/blog/fixing-gh-cli-in-claude-codes-sandbox
- 信頼サービスへのアクセスを要らなくするため、Go の予備のルート証明書 (
golang.org/x/crypto/x509roots/fallback、CGO_ENABLED=0、GODEBUG=x509usefallbackroots=1) でghを作り直す別の方法を示している。
メモ
- ドキュメントは
enableWeakerNetworkIsolationを MITM のプロキシと結び付けているが、クラスメソッドといくつかの issue の報告は、MITM がなくても Go の TLS の失敗に当たっている。 -
82793 で
allowMachLookupが効かなかったのはキーの位置の誤りによるとみられ、ドキュメントのキーはsandbox.network.allowMachLookupで、クラスメソッドの 2.1.285 ではそれで動いている。 - リスクの説明は分かれ、ドキュメントは持ち出しの経路を警告し、ランタイムのソースは Mach の参照を 1 つ許すだけで、ソースによれば弱めた隔離は
com.apple.trustd.agentをallowMachLookupに加えるのと同じ許可になる (推測)。 - 1Password のサービス名は筆者のバイナリの解析にしか出てこず、#98259 によれば 2.1.285 では
excludedCommandsが当てにならない可能性がある。
実践やアウトプットの提案
- クラスメソッドの設定を再現したうえで、
enableWeakerNetworkIsolationをcom.apple.trustd.agentと 1Password のヘルパーを並べたnetwork.allowMachLookupに置き換え、許可の内容を設定ファイルで見えるようにする。 - macOS のサンドボックスでの
ghについて、信頼サービスへの許可、落とし穴のあるexcludedCommands、TLS の終端と組み合わせたGH_TOKENのマスク、予備のルート証明書で作り直したghを比べる判断表を作る。 deny Bash(op *)、厳格なサンドボックスのモード、最小限のallowedDomains、Team ID の調べ方を入れたチームのテンプレートを書き、github.comを許可リストに入れることについてのドキュメントの注意も添える。
15. 📉 TOKIUM が Claude Code と Codex のサブスクリプション上限が減る理由を測定し、消費の 3 分の 2 はキャッシュ読み取りで、自動 compact は遅く、キャッシュ切れ後の再開は履歴全体を読み直すと示した
- 選定 / 影響度 1 / 将来性 1 / 重要度 2 / 起点 09-29 / 種別: 検証・実践 / 領域: コーディングエージェント、評価・運用。
- 候補になったフィード項目:
zenn-trending09-29 Claude Code / Codexで「私のlimit、減りすぎ…?」と思ったときに見る記事
収集した情報
[A] TOKIUM (hanafusay) — Claude Code / Codexで「私のlimit、減りすぎ…?」と思ったときに見る記事 (2026-09-29)
https://zenn.dev/tokium_dev/articles/ai-agent-usage-limit-long-sessions
- データは筆者自身の 26 日分 (08-26 〜 09-20) のログで、
~/.codex/sessions/と~/.claude/projects/から、Codex は CLI 0.146〜0.155 の 111 セッション・GPT-5.6 Sol の 8,096 リクエスト、Claude Code は 2.1 系の 31,362 リクエスト。 - ツールを 1 回呼ぶたびにシステムプロンプト、指示ファイル、それまでのすべてのメッセージを送るので、序盤に読んだ 7,000 トークンのファイルは 100 回のリクエストで 70 万トークン分送られ、キャッシュが効くのは一致する先頭部分だけ。
- GPT-5.6 Sol のクレジットの係数 (100 万トークンあたり入力 100、キャッシュ済み入力 10、出力 500) で換算すると、キャッシュ読み取りは Codex の入力トークンの 96.8% (10.59 億のうち 10.25 億) で、消費した 15,516 クレジットの 66% を占め、キャッシュなしの入力は 22%、出力は 12% だった。
- 1 リクエストあたりの消費はコンテキストの使用率とともに増え、50% 未満の 1.43 クレジットから 80〜90% の 2.91 クレジット (2.03 倍) になり、新しく増えるトークンは 2,000〜5,000 程度のまま、送り直す履歴が 82,435 から 217,952 トークンに増えるため。
- 期間中 Codex は 100 回コンパクションを行い、直前のコンテキストの使用率の中央値は 87.7% で、前後では 1 リクエストあたりの送信トークンが 224,616 から 52,822 に、消費が 3.12 から 1.42 クレジット (55% 減) に下がった。
- Claude Code のキャッシュのヒット率は 1 時間までの間隔なら 86% 以上を保つが、60〜120 分の間隔では 5.9%、2 時間超では 6.2% に落ち、サブスクリプションの 1 時間のキャッシュと一致する。
- 8 月下旬のある週には、1 時間以上空けての再開はリクエストの 0.8% だったが、その週に新しくコンテキストに入ったトークンの 23% を占めた。
- 勧めとして、コンテキストの使用率 70% を目安にセッションを切り替える (測った変曲点ではなく「運用上の目安」)、テストの実行やログ解析のような長い出力はサブエージェントに渡す、最後のリクエストから 1 時間 (Codex は 30 分) 以上空いたら大きなセッションを再開せず新しく始める、を挙げる。
- どちらのベンダーも 5 時間と週間の上限がトークンやキャッシュ読み取りをどう数えるかを公開していないため、クレジットの換算は公開の API の単価を当てただけだと強調している。
- 10-01 の時点で記事のいいねは 19 で、Zenn のデイリーのトレンドで 10 位だった。
[A] Anthropic — How Claude Code uses prompt caching (2026-10-01 取得時点)
https://code.claude.com/docs/en/prompt-caching
- 毎ターン全体のコンテキストを送り直し、API はシステムプロンプト、プロジェクトのコンテキスト、会話の順で、先頭の完全一致でキャッシュする。
- モデルの切り替え、fast mode の有効化、ツールを最初に読み込む場合の MCP サーバーの変更、コンパクション、Claude Code の更新は、どれもキャッシュを無効にする。
- メインの会話のキャッシュは、サブスクリプションのプランの範囲内では 1 時間、利用クレジット・API キー・クラウドのプロバイダーでは 5 分で、サブエージェント、ワークフロー、フォーク、コンパクションは 5 分。
promptCacheTtlとsubagentPromptCacheTtl(と対応する環境変数) は v2.1.242 から5mか1hを受け付け、/usageには v2.1.251 から「Prompt cache (main)」の行が出る。- TTL より長く空けた後の
/compactは履歴全体をキャッシュなしで処理し直すので、古いセッションを再開するときに最も高くつく。
[A] Anthropic — Claude Code docs: costs, sessions and the auto-compact window (2026-10-01 取得時点)
https://code.claude.com/docs/en/costs
- 長いセッションで消費が増えるのは、リクエストのたびに会話全体を送り直し、キャッシュの単価で読み直すためで、TTL より長い休憩の後の最初のメッセージはキャッシュに当たらない。
- Pro と Max では、約 1 時間以上放置した 10 万トークン超のセッションを要約から再開するかを尋ね、どれを選んでも履歴全体を 1 回処理する。
/autocompactとCLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOW(10 万〜100 万) でコンパクションの範囲を決められ、既定ではモデルのコンテキストの上限で、100 万のコンテキストを持つモデルでは約 96.7 万で動く。- 長い出力をサブエージェントに任せればメインのコンテキストに入らないが、サブエージェントのリクエストも利用量に数えられる。
[A] Anthropic and OpenAI — prompt caching in the APIs (2026-10-01 取得時点)
https://developers.openai.com/api/docs/guides/prompt-caching
- Claude API のキャッシュ読み取りは基本の入力の 0.1 倍 (Opus 5.5 は 0.05 倍、Fable 5.1 は 0.025 倍)、5 分の書き込みは 1.25 倍、1 時間の書き込みは 2 倍で、多くのモデルではキャッシュ読み取りは入力トークンのレート制限に数えない。
- OpenAI は GPT-5.6 以降でキャッシュした先頭部分を最後に使ってから 30 分保ち、キャッシュ読み取りは多くのモデルで 0.1 倍、GPT-6.1 Sol では 0.05 倍。
[A] OpenAI — Codex pricing, configuration and subagents (2026-10-01 取得時点)
https://learn.chatgpt.com/docs/pricing
- Codex の 100 万トークンあたりのクレジットは、GPT-5.6 Sol が 100 / 10 / 500 (少なくとも 11-21 まではキャンペーン価格)、GPT-6.1 Sol が 50 / 2.5 / 250、GPT-6 Sol が 50 / 5 / 250、GPT-6 Astra が 250 / 25 / 1,250 で、キャッシュの書き込みの別料金はない。
- クレジットの単価だけではサブスクリプションに含まれる利用量は決まらないとし、Pro には 5 時間の上限がなく Plus にはあり、どちらにも週間の上限がある。
model_auto_compact_token_limitでコンパクションのしきい値を決め、サブエージェントのワークフローは要約を返すが、単一のエージェントより多くのトークンを使う。
[C] GitHub — anthropics/claude-code issue #45756 (2026-04-09)
https://github.com/anthropics/claude-code/issues/45756
- Max 5x のユーザーが入力トークンの約 99% がキャッシュ読み取りの状態で上限を 1.5 時間で使い切った報告に、Claude Code のチームは固定の返信で、100 万のコンテキストでのキャッシュミスは高くつき、1 時間以上空いたセッションを続けると全体がキャッシュミスになることが多いと説明した。
[C] GitHub — openai/codex issue #32486 (2026-07-11)
https://github.com/openai/codex/issues/32486
- 既定の GPT-5.6 のコンテキストが 272K の割増のしきい値を超えうるとし、回避策として
model_auto_compact_token_limit = 270000を示している。
[C] OpenAI Developer Community — Why does Codex report a 258,400-token context window for GPT-5.6 Sol? (2026-09-02)
- 258,400 は 272,000 の 95% で、ユーザーは入力が約 215K〜243K のところでコンパクションを見ており、TOKIUM の中央値 87.7% は約 226,600 トークンにあたり、その範囲に入る (計算)。
[C] Zenn (naoya) — GPT-6 時代のトークン節約術 (2026-09-26)
https://zenn.dev/ssknaoya/articles/3dbcd5d248ffce
- 測定のない反対の見方で、長いコンテキストを扱えキャッシュも効くようになった今は、新しいセッションでコンテキストを作り直すほうが高くつきやすいとし、サブエージェントへの分担で親のコンテキストをきれいに保てる点には同意している。
メモ
- キャッシュ読み取りがサブスクリプションの上限にどう数えられるかはどちらのベンダーも公開しておらず、Anthropic のドキュメントは履歴をキャッシュの単価で読み直しても利用量を使うとだけ認めている。
- キャッシュの 10 分の 1 という単価はモデルで異なり、Opus 5.5、Fable 5.1、GPT-6.1 Sol では 66% という割合は小さくなる。
- サブエージェントの勧めには記事が測っていないコストがあり、Claude Code のサブエージェントはサブスクリプションでも既定で 5 分のキャッシュになり、Codex もサブエージェントのワークフローはトークンを多く使うとしている。
- 87.7% の中央値は Codex の 258,400 トークンの範囲のもので、Claude Code は既定でコンテキストの上限でコンパクションし、70% のしきい値や 90% 以上の帯 (204 リクエスト) の根拠は弱い。
- データは 1 人のユーザーのもので、Codex はキャンペーン価格の GPT-5.6 Sol に限られ、ログには Claude Code の 5 分のキャッシュ書き込みがなく、サブエージェントやコンパクションの 5 分の TTL とどう整合するかは未解決。
実践やアウトプットの提案
- チームのログ (Codex の
input_tokens、cached_input_tokens、output_tokens、Claude Code のcache_read_input_tokensとcache_creation) で同じ分析をやり直し、/usageの「Prompt cache (main)」の行と照らす。 - Codex の
model_auto_compact_token_limitを約 180,000 にしたり、Claude Code のCLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOWを使ったりして早めのコンパクションを試し、1 リクエストあたりのクレジットとタスクの質を比べる。 - サブエージェントの 5 分のキャッシュを踏まえて長い出力を任せる効果を差し引きで測り、1 時間以上放置した後の
/clearと要約からの再開を比べる。
16. 🔄 Earendil のコーディングエージェント Pi が MCP 非対応の方針を改め、モデルが JavaScript でツール呼び出しを組み立てるハーネス側のサンドボックス Codemode を通じて MCP を組み込んだ
- 選定 / 影響度 1 / 将来性 1 / 重要度 2 / 起点 09-29 / 種別: リリース / 領域: エージェント開発、コーディングエージェント。
- 候補になったフィード項目:
hn-mcp09-30 You said no MCP (取得時点で Hacker News の 610 ポイント、341 コメント)
収集した情報
[A] Earendil — "You Said No MCP!" (2026-09-29)
https://earendil.com/posts/you-said-no-mcp/
- Pi のサイトはかつて MCP に対応しないと宣言し、作者たちはポッドキャストや Mario Zechner の記事で MCP を退けていたが、Pi は MCP を中核で扱うようになった。
- 今の MCP は昨年の MCP とは違い、MCP に必要だった変更はほかにも役立った (Pi で Jev を使いやすくすることも含む) とし、Pi に必要なものは MCP に必要なものと近く、インタプリタという形のサンドボックスだと書く。
- 残る最大の問題は組み合わせにくさで、多くのサーバーはツールをコンテキストに放り込んでテキストを返すハーネス向けに作られたままだが、MCP は構造化したデータを返し、賢くツールを見つけられる OpenAPI に近いものであるべきだとする。
- Codemode は bash が動く側ではなく、信頼できる環境であるハーネスのループの側で動き、エージェントはツールの呼び出しを JavaScript で組み立て、その状態はファイルシステムではなくセッションの記録に残る。
- JavaScript を選んだのは、小さな実装を WASM のバイナリとして出せて相応の保護ができるためで、Codemode は MCP を設定すると自動で読み込まれ、既定のツールとしても有効にできる。
- ツールを deferred や Codemode 専用に設定でき、これは以前の Pi のツールの構成では表せなかったもので、記事の例では Linear の MCP サーバーと Jev を組み合わせ、コンテキストを使わずに最も不満の強いコメントの書き手を探している。
- 傍観するのではなく、小さなハーネスに合うよう MCP を形作る側に加わりたいとしている。
[A] Earendil (GitHub releases) — Pi v0.99.0, v0.99.1 and v0.99.2 (2026-09-29 〜 2026-09-30)
https://github.com/earendil-works/pi/releases/tag/v0.99.0
- 0.99.0 は Codemode、ツール検索、MCP を組み込みの拡張として出し、
codemodeのツールはモデルが書いた JavaScript を Pi のツールを呼べる QuickJS のサンドボックスで動かし、tool_searchはモデルにまだ宣言していないツールを宣言する。 - MCP サーバーには stdio か streamable HTTP と OAuth でつなぎ、
mcp.json(全体用か、信頼したプロジェクト用) から読み、セッションでは/mcp、シェルではpi mcp add|remove|list|login|logoutで管理する。 - ツールの公開の範囲として
direct、model-only、codemode、deferred、hiddenが加わり、Codemode のスクリプトからmodels.classify()で Jev の分類器を呼べ、そのコストはセッションに数えられる。 - 0.99.1 は GPT-6.1 Sol を加え、OpenAI Codex のプロバイダーの既定にした。
- 0.99.2 は、Codemode で公開したサーバーをツールの説明に並べず、最初のプロンプトもそれらを待たないようにし、スクリプトは
searchTools()とdescribeNamespace()でツールを探し、Codex に合わせて MCP のツールの名前の-を_に置き換えるようにした。
[A] Pi documentation — MCP servers, command line and settings (v0.99.2)
https://pi.dev/docs/latest/mcp
- 既定のツールは
read、bash、edit、writeのままで、MCP の拡張はその公開の範囲のサーバーがつながると Codemode やツール検索を有効にし、"autoEnableCodemode": falseで止められる。 codemodeが既定の公開の範囲で (スクリプトからは呼べるが宣言も一覧もされない)、deferredはtool_searchが読み込んだときに宣言し、directは組み込みのツールと同じように宣言し、toolExposureでget_*: codemodeやdelete_*: hiddenのようなツールごとのパターンを決められる。- Codemode のスクリプトから届くのは
tools.<name>(args)によるほかのツールだけで、// @options:で上限 (max_output_tokensは既定 10,000) を決め、BM25 でツールを探し、storeとloadで JSON をセッションに残せる。 - 20 KB を超えるテキストの結果は真ん中を省いてモデルに渡し、全文は一時ファイルに置き、スクリプトには全体を渡し、MCP の呼び出しはすべて Pi の権限の処理を通る。
- 設定ファイルは
~/.pi/agent/mcp.jsonと.pi/mcp.jsonで、ほかのクライアントと同じmcpServersの形式。
[A] Earendil (GitHub) — pi-codemode and pi-mcp package READMEs and PR #10040 (2026-09-25 〜 2026-09-30)
https://github.com/earendil-works/pi/pull/10040
- Codemode のパッケージは、ワーカースレッドの中で WebAssembly にコンパイルした QuickJS の VM を動かし、できるのは渡されたツールを呼ぶことだけで、スクリプトにはタイマー、
fetch、process、require、モジュールがなく、入れ子の呼び出しはモデルのコンテキストに入らない。 - MCP のパッケージは公式の SDK を使わない単独のクライアントで、プロトコル
2025-11-25を話して古い版も受け入れ、サンプリング、タスク、旧式の SSE には対応しない。 - Armin Ronacher による PR #10040 (143 のファイルに 17,616 行を追加) は、Pi の
codemodeのツールは Codex のexecのツールと互換でそのモードもなぞっており、Jev のようなモデルはツールを組み合わせられるサンドボックスがあるほうがずっとうまく働くとしている。
[A] Mario Zechner — What if you don't need MCP at all? and the Pi announcement (2025-11-02、2025-11-30、背景)
https://mariozechner.at/posts/2025-11-02-what-if-you-dont-need-mcp/
- Playwright の MCP は 21 のツールで 13.7K トークン (Claude のコンテキストの 6.8%)、Chrome DevTools の MCP は 26 のツールで 18.0K トークンと測り、MCP の結果は組み合わせられないとして、約 225 トークンの README を添えた小さなスクリプトを代わりに勧めた。
- Pi の発表では、Pi は MCP に対応しないし今後もしないと書き、その後 Armin Ronacher が共同で創業した Earendil に Pi とともに加わった。
[A] Prior art — Cloudflare Code Mode, Anthropic's code execution with MCP and Codex's code mode (2025-09-26 〜 2026-10-01、背景)
https://blog.cloudflare.com/code-mode/
- Cloudflare は MCP のツールを TypeScript の API に変えてモデルに V8 のアイソレートで呼ばせ、Anthropic は MCP サーバーをコードの API として見せることで 150,000 トークンを 2,000 トークンに減らした例を示し、Codex のソースには入れ子のツールをグローバルの
toolsに置いて新しい V8 のアイソレートで JavaScript を動かすexecのツールがある。
[B] Simon Willison — Comment on "MCP was always a bad idea?" (2026-09-20、背景)
https://simonwillison.net/2026/Sep/20/hn-49779718/
- インターネットに自由に出られるターミナルのエージェントには MCP は要らないと認めつつ、制限の多いエージェントには、届くサービスの制御、API キーを渡さない認証、接続の UI、監査のログを与えると書いている。
[C] Hacker News — You said no MCP (2026-09-30、615 ポイント、341 コメント)
https://news.ycombinator.com/item?id=49906637
- 記事の作者は、以前に読み込まれていなかったものが既定で読み込まれることはないと補い、Codemode を 1 つのツールにすぎない bash とは違って、ハーネスの側のツールをモデルに組み立てさせる方法と説明した。
- 上位のスレッドでは、MCP はコーディングエージェントの外でも重要 (消費者向けアプリ、ローカルのモデルによるデスクトップのソフトウェアの設定) という声、以前の「CLI の勝ち」の流れはセキュリティ・可観測性・運用を無視したという声、スキルと CLI に比べて MCP の利点は何か (OAuth の状態、提供側からの更新、型付きのスキーマ、ターミナルのないエージェント) という問いが出た。
- 懐疑派は MCP を OpenAPI の作り直しと呼び、Pi がかつて退けた機能を抱え込みつつあるという懸念もあった。
[C] GitHub — nicobailon/pi-mcp-adapter README (v4.0.0、2026-09-30)
https://github.com/nicobailon/pi-mcp-adapter
- 第三者のアダプター (スター 1,570) で、約 200 トークンの 1 つのプロキシのツールで MCP を見せ、サーバーは初めて使うときに起動し、OAuth のトークンは OS のキーチェーンに置く。
- 組み込みとの比較では、Pi の MCP にないもの (プロンプト、elicitation、サンプリング、タスク、MCP のアプリ、設定の取り込み) と、組み込みにあるもの (すべての呼び出しへの権限のフック、
pi mcp add) を挙げ、アダプターを入れると組み込みの MCP は無効になる。
メモ
- 0.99.0 の挙動は 1 日のうちに 0.99.2 で置き換えられたので、0.99.0 にもとづく記事はツールの探し方が古く、
-から_への名前の置き換えで既存のツールの参照が壊れうる。 - 記事は今の MCP は変わったと主張するが、Pi のクライアントはステートレスな
2026-07-28ではなくプロトコル2025-11-25を宣言しており、新しいサーバーとの相互運用は確かめていない。 - Codex は Responses Lite の経路で並列のツール呼び出しに Codemode を必要とするという Armin Ronacher の説明は、Codex のソースで一部しか裏付けられない。
- Pi の組み込みの MCP にはプロンプト、サンプリング、elicitation、タスクがなく、プロトコルを形作る側に加わるという記事の呼びかけと並べて見ておきたい。
実践やアウトプットの提案
- Pi 0.99.2 以降で、大きなリモートのサーバーを
deferredの公開とtoolExposureのパターンで設定し、同じタスクをcodemode、deferred、directで動かしてコンテキストとセッションのコストを比べる。 - MCP なしで Codemode を有効にし (
"defaultTools": ["+codemode"])、並列の読み込みと出力の絞り込みを、bash をつなぐやり方と比べる。 destructiveHintで MCP の呼び出しを止める小さな権限の拡張を書き、同じサーバーで Codex の code mode と比べる。
17. 🪜 Kiro が、ステップごとに新しいセッションで動く再利用可能な複数ステップのエージェント計画 Workflows を CLI・IDE・Web に出し、信頼されていないワークスペースでの承認を厳しくした
- 選定 / 影響度 1 / 将来性 1 / 重要度 2 / 起点 09-30 / 種別: リリース / 領域: コーディングエージェント。
- 候補になったフィード項目:
kiro-changelog09-30 CLI: Workflows, Classic Migration Guidance, and V3 Approval Safeguardskiro-changelog09-30 IDE: Workflows, Safer Untrusted Workspaces, and Enterprise Sign-In Controlskiro-changelog10-01 Web: Introducing Workflows in Kiro Web
収集した情報
[A] Kiro — CLI 2.26.0, IDE 1.2 and Web changelogs (2026-09-30)
https://kiro.dev/changelog/cli/2-26
- Workflows はどこでもオプトインで、CLI は
/settingsの Features (再起動が必要)、IDE はkiroAgent.workflows.enabledかワークスペースの設定、Kiro Web は Settings の Workflows で有効にする。 - Kiro は再利用できる複数ステップの計画をバックグラウンドで動かし、ユーザーは親のチャットで作業を続け、各ステップは個別のエージェントのセッションで動き、実行は一時停止・再開・停止でき、CLI と Web では再試行もできる。
- Kiro Web は望む結果とレビューの程度から Workflow を提案し、ステップ、エージェント、思考量を決め、3 つのレシピを同梱する:
investigate(読み取り専用)、feature-pipeline(段階的な機能の提供)、publish-pr。 - レシピは
.kiro/workflows/の.workflow.json、.workflow.yaml、.workflow.ymlで、Web のパネルには各ステップの状態、経過時間、エージェント、モデル、思考量、ツールの動きが出る。 - IDE は、広いファイルの権限が書き込みを許していても、エージェント・Hook・Power のファイルや Workflow のレシピを変える前に確認し、信頼されていないワークスペースでは Kiro の設定を変える前とすべてのコマンドの前に確認し、信頼されるまでレシピを読み込まない。
- CLI の V3 は、Hook と LSP によるファイルの書き込みの承認を厳しくし、信頼されていないワークスペースでは MCP のツールとシェルのコマンドを毎回確認し、実行の直前にすべての承認を確かめ直して、変わった承認や取り消された承認を適用しないようにした。
- CLI の Classic のインターフェースは非推奨の通知を出し、それを選んだフラグ、変数、設定の名前を示す。
[A] Kiro blog — Introducing Kiro workflows, by Romain Dura and Doug Clauson (2026-09-30)
https://kiro.dev/blog/introducing-workflows/
- 問題意識は、1 つのセッションでは順序をモデルが決めるが注意には限りがあり、コンテキストがツールの出力で埋まること、手で組む複数セッションの計画は作り直すのが面倒なこと。
- どのエージェントをどの順で動かすかはモデルが決め、Kiro のランタイムがステップ・順序・ループ・並列の分岐のグラフとして計画を実行し、ステップごとに新しいコンテキストになるので、レビュアーはコーダーの推論を引き継がない。
- チームはクラウドの設定、クラウドのセッション、Workflow の体験の大半を Workflow で作り、1 つのセッションで数十を扱い、典型的には独自のエージェント、複数のモデルによるレビュー、修正のループを含む 5〜10 ステップで、数週間続くセッションもある。
- 例のレシピ
deliver-changeは、計画を立て、実装・2 つの並列の意味のレビュー・集約をreview/verdict.jsonのファイルの判定を条件に最大 3 回繰り返し、最後にドラフトのプルリクエストを作る。 - 同梱の
feature-pipelineは思考量 high の Claude Opus 5 で始まり、思考量 Extra high のclaude-opus-5.5とgpt-5.6-solのレビュアーを使う。 - IDE・CLI・Web の下にあるランタイムは 1 つで、Workflow はほかのエージェントの作業と同じクレジットの仕組みで課金され、複雑なものほど多くのクレジットを使う。
[A] Kiro docs — Workflows: overview, authoring, running and examples (2026-10-01 取得時点)
https://kiro.dev/docs/workflows/authoring/
- レシピは
nameとsteps、任意のinputs・modelId・effortLevelを持ち、ノードはstep、sequence、repeat(maxIterationsとonMaxIterations)、parallel(joinPolicyはall・allSettled・any)、watchの 5 種類。 - 上限は step のノード 50 個と入れ子の深さ 8 で、ステップ間の出力は
{{previous.output}}や{{step-id.output}}のテンプレートで渡し、ステップ間のプロンプトインジェクションに備えて区切りで包む。 - ステップは
send_messageの信号 (成功、実行を止める警告、エラー、情報) で報告し、止める条件にはcontainsText、completionSignal、fileCheck、stopWhenがある。 watchのハンドラーは GitHub のプルリクエスト (既定 60 秒ごと、最短 30 秒) やコマンドをポーリングし、モデルのターンを使わずにレビューや CI を待てる。- Workflows を有効にすると、メインのエージェントは
invoke_sub_agentではなくrun_workflowで仕事を任せ、計画はステップの境目で見直せる。 - 同時に動く実行は分離されず、Workflow は worktree もブランチも作らず、止めてもファイルの変更は戻らず、並列の分岐で時間が縮むとは限らないとドキュメントは注意している。
- 設定項目が見当たらなければ、そのアカウントではまだ使えない。
[A] Kiro docs — Permissions (workspace trust) and billing (2026-10-01 取得時点)
https://kiro.dev/docs/permissions/
- 信頼の情報はリポジトリの外に置くので、複製したリポジトリが規則を差し込むことはできず、信頼するまで Kiro はワークスペースのエージェント、ステアリング、MCP の設定、スキル、Workflow のファイルを読み込まず、すべてのコマンドと MCP の呼び出しの前に確認する。
.git、.vscode、.kiroの下のagents・hooks・workflows・powersへの書き込みは常に確認され、課金のドキュメントに Workflow 固有の料金はない。
[A] Anthropic — Claude Code docs: dynamic workflows (参考、2026-10-01 取得時点)
https://code.claude.com/docs/en/workflows
- 比較として、Claude Code の Workflow は Claude が書く JavaScript のスクリプトで、
agent()、pipeline()、parallel()でサブエージェントを動かし、.claude/workflows/に保存し、実行中はユーザーの入力を受けず、既定で 16 のエージェントを並行に動かす。
メモ
- 同梱の
feature-pipelineのレビュアーは、ブログではclaude-opus-5.5、ドキュメントの例ではclaude-fable-5になっている。 - ブログは別々の worktree での並列の作業を強調するが、ドキュメントは Workflow が worktree を作らず並列の分岐で時間が縮むとは限らないとしており、チームは worktree を明示的に用意していた。
- 典型的なクレジットの消費の数字は「より多く使う」以外になく、提供はアカウントごとに段階的な可能性があり、Kiro Web 自体もまだプレビュー。
- 10-01 の時点で独立した報道は見つからず、ここでの情報源はすべて Kiro 自身のもの (比較のための Claude Code のドキュメントを除く)。
実践やアウトプットの提案
- Kiro CLI で Workflows を有効にし、
.kiro/reports/の下にレポートを書くinvestigateを走らせ、同じ質問を普通のチャットでしたときとクレジットとコンテキストを比べる。 fileCheckを条件にしたrepeatと 2 つのモデルによるparallelのレビューを持つ.kiro/workflows/plan-and-implement.workflow.jsonを書き、同じタスクを Claude Code の Workflow で書き直して比べる。.kiro/workflows/を含むリポジトリを複製し、ワークスペースを信頼するまでレシピが読み込まれず、コマンドと MCP の呼び出しで確認が出ることを確かめる。
18. 🗓️ Anthropic が Claude Sonnet 4.5 を非推奨とし、Anthropic が運営する基盤での提供終了を 2026 年 11 月 30 日とした
- 見送り / 影響度 1 / 将来性 0 / 重要度 2 / 起点 09-30 / 種別: 仕様変更 / 領域: モデル、API・クラウド。
- 候補になったフィード項目:
claude-platform-release-notes09-30 Claude Platform release notes — September 30, 2026
- 見送りの理由: まだ
claude-sonnet-4-5-20250929を使うチーム (Claude API、Claude Platform on AWS、Foundry で提供終了、Bedrock と Google Cloud は各社が日程を決める) にとっての移行の告知で、claude-sonnet-5-5への移行では既定以外のサンプリング、強制のツール呼び出し、思考の無効化で 400 を返す Sonnet 5.5 の仕様に対応する必要があるが、それ以外の変化はない。- モデルの非推奨のページは、Claude Haiku 4.5 の提供終了を 2026 年 10 月 15 日以降、Claude Opus 4.5 を 2026 年 11 月 24 日以降としている。
19. 🏎️ OpenAI の Ultrafast が GPT-6 Astra を API で最大 6 倍速くし (料金は 6 倍)、Bedrock でも提供された
- 見送り / 影響度 1 / 将来性 1 / 重要度 1 / 起点 09-29 / 種別: リリース / 領域: モデル、API・クラウド。
- 候補になったフィード項目:
aws-whats-new10-01 OpenAI GPT-6 Astra now supports UltraFast mode on Amazon Bedrockopenai-news09-29 DevDay 2026 Recap (Ultrafast)
- 見送りの理由: 上位の速度のティア (
service_tier: "ultrafast"、API で最大 6 倍、Codex で最大 8 倍・毎秒 300 トークン、処理は米国のみ、Codex では Pro 500 と Enterprise) で、速度の主張を第三者がまだ測っていない。
20. 📋 OpenAI が最先端の RL 学習に向けたセーフティケースの指針を公開した
- 見送り / 影響度 1 / 将来性 1 / 重要度 1 / 起点 09-28 / 種別: 論考 / 領域: セキュリティ・安全性。
- 候補になったフィード項目:
openai-news09-29 Towards safety cases for frontier AI training
- 見送りの理由: 2026-09-29 のトピック 1 の続きで、研究所の学習の実行についての統制 (アラインメントの学習、封じ込め、監視、反対意見の文書、幹部の拒否権、フェイルクローズの監視、改ざんできない記録) を定めるものだが、エージェントの運用に転用できる部分は読者にとって新しくない。
21. 🕵️ OpenAI が暗号化された推論を再生する蒸留キャンペーンを阻止し、中心のグループを Moonshot AI に関連付けた
- 見送り / 影響度 1 / 将来性 1 / 重要度 1 / 起点 09-30 / 種別: インシデント / 領域: セキュリティ・安全性。
- 候補になったフィード項目:
openai-news09-30 Disrupting a coordinated model-distillation campaign
- 見送りの理由: ベンダーによる不正利用の開示 (07-24 と 07-25 に 4,000 を超えるユーザーから 16,000 件の抽出の試み、07-28 までに 15,000 を超えるユーザーの集団を阻止) で、API に関わる唯一の修正 (ほかのユーザーが暗号化された推論を再生できなくした) の影響を受ける読者は少ない。
22. 🔌 Google Cloud がコーディングエージェントに自社のスキルとドキュメントの MCP サーバーを入れる開発者向けプラグインを出した
- 見送り / 影響度 1 / 将来性 1 / 重要度 1 / 起点 09-11、期間前の出来事で
publickeyで初出 / 種別: リリース / 領域: コーディングエージェント、API・クラウド。 - 候補になったフィード項目:
- 見送りの理由: Claude Code、Codex CLI、Antigravity 向けの
google-cloud-developerのプラグインは、サインイン、プロジェクト、gcloud のスキルと Developer Knowledge の MCP サーバーを Google の Agent Plugins の形式でまとめた入門用のもので、すでにスキルと MCP をコーディングエージェントに組み込んでいるチームにとって新しい点が少ない。
23. 📎 その他の単発項目
- 見送り / 1 件ずつ採点し、影響度 0〜1、将来性 0〜1、重要度 0〜1。
openai-news09-29 そのほかの開発者向けの DevDay の発表: プラグインの拡張 (MCP と Apps SDK によるサイドバーのアプリ、会話の横のパネル、ファイルのビューアー)、プラグインの作成と発見の改善、プラグインを載せられる Sites、16 のパートナーのツール (Devin、Notion、Vercel、T3、OpenClaw など) でプランの利用枠を使える ChatGPT でのサインイン。aws-whats-new09-30 とaws-ml-blog-bedrockの 2 件、インド・韓国・シンガポールの Bedrock での Claude Opus 5、Sonnet 5、Haiku 4.5 (国内またはリージョン内の推論で、新しい機能はない)。aws-whats-new09-30 AWS Marketplace の従量課金の連携を手伝うエージェントスキル、10-01 Agent Toolkit for AWS のスキルをまとめて更新するaws agent-toolkit check-skill-updates。aws-ml-blog-bedrock09-30 Condé Nast の動画の検索 (顧客事例) と Amazon Quick と AgentCore による契約の分析基盤、10-01 AgentCore Runtime Instances (EC2 ベース、GPU、EBS、最長 14 日のセッション) でのマルチエージェントの音楽制作、AgenticRetrieveStreamを使う Bedrock Knowledge Bases の保険請求のアシスタント。aws-jp-weekly-genai10-01 オリックスの PATPOST の REST API を AgentCore Gateway で MCP サーバーにした取り組み (顧客事例)。gcp-agent-platform-release-notes09-29 セマンティックなガバナンスのポリシーの拒否メッセージ (最大 1,000 文字)、09-30 Model Garden の Grok 4.7 (プレビュー) と App Topology API の一般提供。microsoft-foundry-blog09-30 Azure Content Understanding と Document Intelligence を対比した、コンテンツの抽出がなお重要な理由。langchain-blog09-30 LangSmith Evals の評価器としての Jev (jev-latest、LangChain のテストで 1 回 0.44 秒・0.00035 ドル、ページの日付は 09-21) で、2026-09-27 のトピック 2 への統合の更新。vscode-updatesVS Code 1.141 (Insiders) の、使われていないエージェントの worktree を片付けるコマンド。ainews09-29 説明動画づくりの得意な Opus 5.5、martin-fowler09-29 コーディングエージェントでソフトウェアエンジニアリングはむしろ難しくなるという Simon Willison の言葉を引く Fragments。pragmatic-engineer09-30 コーディングエージェントでネイティブ開発が再び安くなったとして Shopify が React Native をやめた件 (Shop アプリを 12 週でネイティブに書き直し、記事の大半は有料)。classmethod-claude-code09-29 Claude Code v2.1.284 (2026-09-29 のトピック 10 で扱った)、DevelopersIO 2026 Osaka の AI 活用の登壇資料、Clawd の statusLine、Claude Code への Cloudflare のプラグイン、09-30 Claude Code on the web での複数リポジトリへの Issue・PR・特定ファイルのコミットで、リポジトリごとに PR が分かれることを確かめた (2026-09-29 のトピック 9 の続き)。hatena-claude-codeとhatena-llm09-30 Stream Deck・herdr・音声の完了通知を組み合わせた Claude Code の作業環境 (SIOS Tech Lab)、hatena-ai-agent09-30 余った PC で作る Hermes Agent (PC Watch)。hatena-llm09-30 1 人の読み手に向けて主張を検証しながら説明するスキルの mizchi/explainer、ChatGPT から使えるようになったはてな匿名ダイアリー、コードレビューを人ではなく仕組みに向けるという登壇資料と、設計次第で AI のコードを読む量を減らせるという登壇資料、10-01 日本語を読みやすくするスキル yomiyasu。zenn-trending09-29 AI 開発時代のテストの役割、生成 AI の出力を中継するときの責任についての論考、振る舞いをテストで検証できる仕様としての設計 (ソフトバンク)、Claude Code と Blender でのゲーム用キャラクターづくり、09-30 llama.cpp で 2〜3 GB の VRAM に収めた翻訳 LLM のゲーミング PC への展開。
24. 🚫 対象外 (スコープ外)
openai-news09-29 ChatGPT Space、Pages、スライドの共同編集、チームタスク、Slack と Teams の @ChatGPT、Meetings プラグイン、共有できるプロフィール、Pro 500 のプラン、OpenAI Marketplace (エンドユーザーの生産性、プラン、調達)。aws-whats-new共有 VPC での DataSync、AWS Transform の Kafka の移行評価、Amazon Connect のデータテーブル、Aurora serverless のスケールの高速化。deepmind-blog10-01 SynthID Bio (AI で作ったタンパク質への透かし)、ainews09-29 AMD による World Labs の 82 億ドルでの買収。publickey09-30 WSL Containers の正式リリース、hatena-llm09-30 約 108 万円で 320B の LLM をオフラインで動かせる EVO-X5 Pro (ハードウェア)。martin-fowler09-29 Sensible Default の bliki と 09-30 効果的なスライドの原則、pragmatic-engineer10-01 Peter Mattis との分散データベースの対談、armin-ronacher09-29 Rust のシリアライズのライブラリ Deser。zenn-trendingGit から Jujutsu への乗り換え、ボトルネックの見つけ方、トランザクション設計、wrangler から cf への移行、教材になった自作 OS の octox、2 件のインターン参加記、生命科学の研究のハンドブック、タイムズカーの情報流出、runn による API テスト中心のバックエンドのテスト。